スーパーサラリーマン左江内氏 第9話 あらすじ・レビュー

簑島課長（高橋克実）が部長に昇進することになり、営業3課の部下たちは驚く。

簑島の代わりに左江内（堤真一）が課長になるのではないかと池杉（賀来賢人）たちに言われ、左江内もその気になる。

簑島の妻からその話を聞いた円子（小泉今日子）も、左江内が課長になると大喜びし、はね子（島崎遥香）と、もや夫（横山歩）も喜ぶ。

そんな中、SOSが聞こえてきた。左江内が向かったのは、とある豪邸だった。

そこでは年配の男性と強盗（やべきょうすけ）が対峙している。

その年配の男性は、藤子建設の社長（風間杜夫）だった。

簑島課長（高橋克実）の部長昇進が決まった。

この知らせに営業3課の部下たちは驚く。

簑島が部長になるということは、左江内（堤真一）が課長になるのではないかと池杉（賀来賢人）が騒ぎ出し、左江内もその気になる。

だが、元営業2課の係長・島（宅麻伸）が新課長としてやってきた。

簑島の妻から電話で、左江内が課長になるのではないかと聞かされた円子（小泉今日子）も子供たちも喜んでいた。

左江内は、ほかの人が課長になったとは言い出せない。

後日帰宅すると、左江内の課長昇進を祝って、円子のママ友や、はね子（島崎遥香）の友人たちが集まっていた。

左江内はたまらず、自分は昇進しないことを話した。

その日の夜中、SOSを受信した。

左江内が現場へ行くと、そこは豪邸で、強盗に囚われていたのは左江内が勤める会社の社長（風間杜夫）だった。

普通なら、人助けしたあとは忘却光線で記憶をなくしてから立ち去るのだが、「礼をさせてほしい」と社長に言われたため、忘却光線を使わずに立ち去った。

翌日社長室に呼び出された左江内は、部長昇進を言い渡される。それが社長からの礼だった。

報告された円子も子供たちも大喜びする。

このことで簑島の部長昇進の話はなくなった。

責任を感じた左江内は、社長に掛け合い、自分の部長昇進をなかったことにしてもらおうとするが、社長は聞き入れてくれない。

そこで左江内がある方法を考えた。

自分と池杉が社長を襲っているふりをする。そこに簑島が助けに入り、部長に昇進する。

こういう段取りだったのだが、緊張した簑島が、待っている間に酒を飲んで酔っぱらってしまったため、失敗に終わる。

そして怒った社長は3人にクビを言い渡す。

翌日、3人がデスクの片づけをしているところに社長がやってきた。

妻から事情を聞いたという社長は3人のクビを撤回した。

素晴らしい仲間の関係を壊すのは忍びないということで、今まで通り、簑島が課長、左江内が係長のままということになった。