スーパーサラリーマン左江内氏 第1話 あらすじ・レビュー

第1話 1月14日放送

第1話 あらすじ【予告】

藤子建設営業3課の係長の左江内(堤真一)は、責任を取るということが苦手で部下にも呆れられている。

家庭でも、妻の円子(小泉今日子)の尻に敷かれ、二人の子供、はね子(島崎遥香)や、もや夫(横山歩)からも舐められる存在だ。

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そんな左江内がある日、見知らぬ老人(笹野高史)から「スーパーヒーローにならないか?」と声をかけられる。

突然そんなことを言われた左江内は、無視して通り過ぎようとするが、その老人はつきまとってくる。

ほどなくして、その老人は空を飛んで去って行った。その様子を目にした左江内は驚きを隠せない。

翌日もその老人は現れ、しつこくヒーローになることを勧めてくる。

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左江内は円子から、娘にお弁当を届けてほしいと言われる。だが、大事な会議が30分後に迫っていて、家に弁当を取りに戻って届けている暇などない。

だが、円子に逆らうこともできない左江内は、老人からスーパースーツを借りてしまう。

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そのスーパースーツを使って、弁当を取りに戻り、学校にそれを届け、会議にも出席することが出来た。

そのスーツを返そうとするが、老人の姿が見当たらない。仕方なく、左江内はしばらくそれを持っておくことにする。

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それ以降、助けを求める人の声が、超音波のように左江内の耳に届いてくるようになった。

真面目な左江内はその声を無視することも出来ず、スーパースーツを着て事件を解決するようになる。

スーパースーツには、記憶を忘れさせる仕組みがついているので、どれだけ左江内が活躍しても、誰もそれを覚えていない。

全て刑事の小池(ムロツヨシ)たちの手柄になってしまう。

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人助けをしているうちに、その責任の重さを感じた左江内は、ヒーローをやめることを決意し、スーパースーツを手放す。

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そんな中、はね子の学校に男が立てこもり、生徒たちが人質にされてしまう。

ドラマっ子のつぶやき

大好きなキョンキョンが恐妻役。そしてカッコいい堤さんが気弱なサラリーマン役。たまにはそういう違った二人を観るのもいいかも?

嫁の尻に敷かれている気弱なサラリーマンが、ひょんなことからスーパーヒーローになるという物語。男性だったら誰でも一度はスーパーヒーローに憧れるでしょうけど、お仕事しながらのヒーローは実際非常に大変そう。

しかも助けても助けても誰も覚えていないという特殊なスーツですからね。人って、感謝されたりするとそれがモチベーションアップに繋がったりしますが、それがないとなるとね~。どこにやりがいを見出すのかってところにも注目したいです。

キョンキョンの恐妻ぶりも楽しみです。迫力ありそう~。あ!変身シーンがどうなってるのかも楽しみです。「え?!そんな変身の仕方?!」っていうのでも面白いだろうな~。

第1話 あらすじ【本編】

藤子建設営業3課の係長の左江内(堤真一)は、責任を取るのが苦手で部下からも呆れられている。

悪びれる様子もなく堂々と「俺は責任を取るのが嫌いな性格なんだ。トラウマがあるんだ」などと言う。

家では、妻の円子(小泉今日子)の尻に敷かれている。円子はいわゆる鬼嫁だった。

子供のはね子(島崎遥香)や、もや夫(横山歩)からもバカにされている。

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休日のある日、左江内は公園で老人(笹野高史)に「スーパーマンにならないか?」と声をかけられる。無視して逃げ回るが、その老人はどこまでもついてくる。

もや夫が公園に戻ってくると「タイムリミットか」とつぶやき、その老人が空を飛んで去って行った。その様子を見ていた左江内は驚きを隠せない。

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仕事をしている左江内に円子から電話が入る。

はね子がお弁当を忘れて行ったため、届けてほしいという内容だった。

30分後に大事な会議を控えている左江内は無理だと断るが、一方的に電話を切られる。

時間はないものの、円子に叱られるのも怖いため、左江内は仕方なく会社の外に出た。

そこに現れた老人からスーパースーツを借りることに。

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スーツのおかげで、家に弁当を取りに戻り、それを学校に届けて、会議が始まる前に会社へ戻ってくることが出来た。

老人にスーツを返そうとするが、姿が見当たらない。仕方なくしばらくの間、預かっておくことにした。

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それからというもの、左江内の耳に、助けを呼ぶ人の声が超音波のように聞こえるようになった。

左江内は助けを求める人のため、スーパースーツを着て事件を解決していく。

このスーパースーツには、人々の記憶を忘れさせる仕掛けがしてあるため、左江内がどれだけ事件を解決しても、人の記憶には残らず、刑事の小池(ムロツヨシ)の手柄になっていく。

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寝不足になりながらも人を助けているうちに、責任の重大さに気付いた左江内。

元来、責任を負うということが嫌いな左江内は、自分はヒーローの器ではないと気付き、スーパースーツを返そうと決意する。

だが老人に会えないため、その辺にあった銅像に着せてその場をあとにした。

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仕事中、はね子が通う学校に男が立てこもり、生徒たちが人質にされていると知った左江内は、慌ててスーツを取りに行くが、すでにごみ収集車に回収されたあとだった。

左江内は、スーパースーツを着ないまま、学校へ行き、犯人が立てこもっている教室へ向かった。

教室に入り、犯人を説得しようと試みるが、犯人が、持っていた拳銃を発砲したため、左江内は逃げ出してしまう。

そこに老人が現れ、早く娘を助けるようにとスーパースーツを貸してくれた。

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スーパースーツに身を包んだ左江内は再び教室に入り、犯人の説得を始める。

犯人は左江内に発砲するが、スーパースーツを着ているためビクともしない。

左江内を倒せないとわかった犯人が、はね子を殺すと言い出した。

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左江内は、犯人の言う通り、自分が死ぬからはね子を助けてほしいと懇願し、スーパースーツを脱ぐと言い出す。

はね子は泣きながら、死なないでと訴える。

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犯人が妻の円子も一緒に殺してやると言い出すが、今頃昼寝の最中で、事件が起きていることすら知らないと左江内は断言する。

犯人が、何も知らない円子に電話をし『お父さんは娘を助けられませんでした』と報告すると言い出すと、左江内は慌ててそれをとめようとし、犯人の肩をつかみ、犯人は教室の端まで飛ばされた。

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「妻に叱られるのが一番怖いんだ!」と叫んだ左江内は、気を失った犯人を刑事の小池たちがいる場所へと連れて行く。

だがやはり、左江内の活躍は人々の記憶には残らず、小池の手柄になる。

レビュー(感想)

左江内さん、かわいそう…。料理もしない、片付けもしない嫁。嫁はいったい何をしているんだろう?何もしないのに文句ばかり言われる左江内さん。でも円子もかわいいところもあるんですけどね。

ママ友に左江内さんの愚痴を言ったり悪口を言ったりするんだけど、人が左江内さんを悪く言うと、イラっとするところとかね。ていうか、今のところそれくらいしか円子のいいところないけどね。

娘や息子たちからもバカにされてるし、左江内さんは今まで、何が楽しくて生きてきたんだろう?まあ、左江内さんも左江内さんですけど…。自分が責任を取らされるのが嫌だからって、部下をかばわないし…。しかもそんな自分をカッコ悪いとも思ってない。

賀来賢人さん演じる池杉や、ムロツヨシさん演じる小池もいいキャラです。小池さん、あの役ぴったり。老人から頼まれてスーパーヒーローになった左江内さんはもともと真面目な人なんで、睡眠時間を削ってまで人助けをしますが、スーツの特殊な仕組みのせいで、人の記憶には全く残りません。

感謝されるならまだしも、感謝もされないのに何を楽しみにヒーローをやるんだろう?って、そこも結構不思議。

一番びっくりしたのはエンディング。
「逃げ恥のパクリじゃない?!」と思いながら笑って観てたんだけど、見れば見るほど、はね子を演じる島崎遥香さんや、早見あかりさんのダンスが上手でびっくりしました。考えてみたら、島崎遥香さんは元AKBだし、早見あかりさんは元ももいろクローバーですから、ダンスがうまいのも納得ですね。

意外だったのが、賀来賢人さん。めちゃくちゃダンスがうまい!しなやかでカッコ良かったです。

演出・監督をされている福田さんは、1年前からエンディングでダンスをすると決めていたとか、逃げ恥の恋ダンスとは違って、まねてもらうようなダンスじゃないとおっしゃっているようですが、堤さん演じる左江内さんがカラオケボックスで恋ダンスを披露するシーンなんかもあって、かなり意識して作られているようにも思えます。

でもこういうコメディには、それくらいの遊びがあってもいいかもしれません。

次回放送予定日1月21日

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