スーパーサラリーマン左江内氏 第8話 あらすじ・レビュー

左江内（堤真一）の実家で、父・茂雄（平泉成）の80歳の誕生日祝いをすることになった。

円子（小泉今日子）にも一緒に帰省してほしいと頼むが拒絶される。

左江内は何とか説得し、家族みんなで帰ることに。

左江内の両親からはよく思われたい円子は、はね子（島崎遥香）やもや夫（横山歩）にも協力してもらい、良い母アピールをする。

円子は“良い母”“良き妻”を見事に演じ、左江内を驚かせる。

そんな中、左江内にSOSが聞こえる。

現場へ向かうと、あるビルから金が盗まれるという事件が起きていた。

左江内が犯人を追跡していると、先に車を止めて犯人を捕まえている人物がいた。

左江内と同じようにスーパースーツを着ている。それはOLの桃子（永野芽郁）だった。

スーパーヒーローは自分だけだと思っていた二人はすぐに意気投合し、励まし合って別れる。

左江内（堤真一）の父・茂雄（平泉成）の80歳の誕生日を祝うため、一緒に帰省してほしいと円子（小泉今日子）に頼むが拒絶される。

説得の末、ブランド物を買ってくれるなら…と交換条件を出し、了承してくれた。

円子がどれだけ良い嫁で良い母なのかをアピールするため、栃木の実家へ向かう車内では、はね子（島崎遥香）ともや夫（横山歩）が受け答えの練習をさせられていた。

運転しながら左江内は呆れている。到着してからも円子は、普段と違った良妻ぶりを発揮する。

深夜、左江内にSOSが聞こえてきた。

現場へ向かった左江内は、金を盗み車で逃走する犯人を見つける。

左江内が車を止める前に、犯人を捕まえた人物がいた。近づくとそれは、左江内と同じくスーパースーツを着た女性・桃子（永野芽郁）だった。

お互い、スーパーヒーローは自分だけだと思っていたため、相手の存在に驚く。

桃子はある日、スーパーウーマンをやっていたおばあさんから頼まれたのだと言う。

普段はOLをやっているため、大変だと語る。同じ境遇の二人は意気投合する。

翌日、みんなで一緒に動物園へ行っている時にもSOSが聞こえてきた。

左江内が現場へ行くと、そこにいたのはビルから飛び降りようとしている桃子だった。

自分と同じ境遇の人がいることにほっとした自分を許せないと、桃子は複雑な胸中を語る。

自分をメンヘラだと言うが、左江内には何のことかわからない。

左江内は、自分も責任を負わされるのが嫌いだと話し、やってるうちに責任を感じなくなるからと説得して帰って行った。

自宅に戻ってからまたSOSが聞こえてきた。左江内はコンビニへ行くと言って家を出た。

あるアパートで練炭自殺をしようとしている人を発見。

部屋の中に入って窓を開けて寝ている人物の顔を見ると、また桃子だった。

自分が東京へ戻ってから桃子が自殺するのではないかと心配する左江内に、もう自殺はしないと桃子は言う。

左江内と話していて、会社員として働きながらスーパーヒーローもこなしている自分たちが、ほかのどんなヒーローよりも偉いんだと桃子は気づき、そのすごさについて熱く語る。

ようやく左江内の実家を出た円子は、良妻から解放された。

ある日の夜、SOSが聞こえた。

左江内が駆けつけると、ビルの上からクレーンが落下しそうになっている。

一人で支えていたが限界に近づく。その時、ふっと軽くなった。

桃子が駆けつけてくれ、一緒に支えてくれていた。二人は空き地までそれを運んだ。

桃子は彼氏が出来たと左江内に報告。左江内も喜んだ。