スーパーサラリーマン左江内氏 第5話 あらすじ・レビュー

簑島（高橋克実）は、総務課の藤崎（本田翼）から食事に誘われ、居酒屋へ行った。

酔っぱらった簑島が目を覚ますとそこはホテルで「また連れて行ってくださいね」という書置きが残されていた。

なんとか穏便に済ませたい簑島は、左江内（堤真一）に相談する。

その日の夜、左江内は円子（小泉今日子）と不倫について話をしていた。

もし左江内が不倫をしたら殺すと言い出す円子。

その言葉を聞いた左江内は、恐怖におびえる。

簑島のために左江内は、藤崎を誘って飲みに行くことになった。

そこで藤崎は簑島のことが好きだったと打ち明ける。

左江内が慰めるうち、二人はどんどん酒が進んでいく。

そして左江内が目を覚ますと「今夜は慰めてくれてありがとうございました」という書き置きがあった。

記憶がない左江内は、浮気してしまったのではないかと怯える。

円子にバレたら何をされるかわからない。

ホテルで何があったのか聞き出すために再び藤崎を誘って飲みに行く。

そこで意外なことを聞かされる。

左江内（堤真一）は、簑島（高橋克実）から相談を持ち掛けられた。

総務課の藤崎（本田翼）という女性と居酒屋へ行き、酔っぱらって目を覚ますとホテルにいた。

「ごちそうさまでした。また連れて行ってくださいね」という書置きが残されていたが、居酒屋のあとの記憶が全くないと言う。

問題なのは、藤崎からお金を要求されていることだ。

バレたくなければお金を払うか、もしくは結婚してくださいと迫られていると簑島は話した。

左江内が、以前総務課にいたことがあるため相談してきたのだ。

自宅へ戻ると円子（小泉今日子）から週刊誌を見せられた。芸能人の不倫についての記事だった。

そこで円子は、もし浮気をしたら殺すと左江内を脅した。

翌日、左江内は総務課を訪ね、藤崎を飲みに誘った。

事情を聞くと、藤崎はずっと簑島のことが好きだったが、そういう関係になった途端、なかったことにしてほしいと言われたため、腹が立って困らせてやろうと思ったのだと説明した。

お金目的ではなかったのだと左江内がほっとしていると、簑島から50万渡されたため、それは受け取ったと藤崎は話した。

左江内が目を覚ますと、そこはホテルで、藤崎からの書置きが残されていた。慌てて自宅へ戻ると円子がまだ起きていた。

なんとか誤魔化すが、恐怖のあまり、その日悪夢にうなされた。

翌日左江内は、娘のはね子（島崎遥香）を呼び出しお金を借りた。

そしてその夜、再び藤崎を誘って飲みに行った。そこで藤崎は、本当は左江内のことが好きで簑島と飲みに行ったと言い出した。

簑島を困らせればきっと左江内に相談するだろうと思ったと…。

親の言いつけでお見合い相手と結婚しなければならないため、その前に本当に好きな人にアタックしてみたくなったと説明。

簑島にお金も返すという藤崎の言葉にほっとして飲んだ左江内は、気づくとまたホテルにいた。

次の日、藤崎から「お見合い相手とは別れて左江内さんが離婚するのを待ちます」と言われて困惑する。

何とか説得しようとしていると、藤崎が「100万渡さないと諦めない」と言い残し去って行った。

左江内は、池杉（賀来賢人）からも相談を持ち掛けられる。

池杉には社内に本命の彼女がいるが、藤崎に手を出してしまったため、口止め料としてお金が必要だと言う。

これを聞いた左江内は、スーパースーツを着て藤崎のあとをつけた。藤崎は、消費者金融に入って行った。

彼女に借金があることを知った左江内は藤崎に事情を聞いた。

田舎で豆腐屋をしている両親が借金をしたところが悪徳業者で、自分が代わりに返そうとしていたのだ。

左江内はスーパースーツを着て金融業者を訪ね、藤崎の両親の契約書を探しあててそれを目の前で破った。

その後、小池（ムロツヨシ）たちが悪徳金融業者のガサ入れにやってきた。既に全員気を失って倒れていた。

左江内は「あとはまかせました」と言って去って行った。