嫌われる勇気 最終話 あらすじ・レビュー

最終話 3月2日放送

最終話 あらすじ【予告】

青山(加藤シゲアキ)は病院を抜け出し、大文字(椎名桔平)の研究室へ向かった。

そこで見つけた古いファイルには、18年前の蘭子(香里奈)の記事と、赤い印がついた森の地図もあった。

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大文字は監禁され、気を失っていた蘭子の拘束を解いた。

蘭子は、誰かに撃たれて倒れた土方(寿大聡)と、そばにあった自分の銃を見つける。

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そこに青山と道子(飯豊まりえ)が入ってきた。

青山は銃を拾って大文字に向ける。

蘭子から離れるよう命じられた大文字はゆっくり両手を挙げる。

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鑑識が検証した結果、現場には、土方と警察関係者以外は、大文字のものしか残されていなかった。

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半田(升毅)が大文字の取り調べを行う。

なぜあの場所にいたのかと尋ねると、蘭子が監禁されているとするなら、18年前と同じ場所の可能性が高いだろうと考えたと大文字は答えた。

そこで半田は、当時、監禁場所は公開されていなかったと指摘する。

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大文字は、自分と土方が共犯だと考えるのは浅はかだと反論した。

青山は取調室に乱入し、土方に指示した「メシア」はあなただろうと怒りをぶつける。

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取り調べが終わり、部屋から出た大文字はハンカチに挟んだメモを蘭子にそっと渡した。

ドラマっ子のつぶやき

次回はいよいよ最終回ですね。
ということで次回はメシアの正体が明らかになる?!

誰なんだ~?大文字さんじゃないとしても、あの人何か知ってますよね。どうしてそれを誰にも話さないんだろう。蘭子が酷く傷つくようなこと?

帝都大へ向かった青山さんは、大文字さんが犯人だと思ってるんでしょうね。
土方が電話で「先生」って言ってたし…。
それは本当の「先生」なのか、別の意味での「先生」なのか…。

大文字さんがメシアだとしたら、観ている人のほとんどが結構序盤から「この人怪しい」って思っていただろうし、意外性がないんだよねえ。もっと意外性がある人がメシアなのかもしれない。

取り調べを終えた大文字が、蘭子にそっとメモを渡すようです。何が書かれているんでしょう。また蘭子が一人で暴走しなければいいんだけど…。

最終話 あらすじ【本編】

青山(加藤シゲアキ)は病院を抜け出し大文字(椎名桔平)の研究室へ向かった。

そこで見つけた古いファイルを開くと、蘭子(香里奈)の誘拐事件に関する資料と赤い印がついた地図があった。

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気を失っていた蘭子は、大文字に声を掛けられて目を覚ました。

傍には、銃で撃たれた土方(寿大聡)が倒れており、蘭子の銃も落ちている。

そこに青山と道子(飯豊まりえ)がやってきた。

青山は蘭子の銃を拾うと、それを大文字に向け、蘭子から離れるように命じた。

現場に鑑識もやってきた。検証の結果、そこには土方と警察関係者以外には、大文字の足跡しか残っていなかったことが判明する。

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半田(升毅)が大文字の取り調べを行うことに。

青山が大文字の研究室から見つけたファイルを差し出し、公表していない監禁場所の地図をなぜ持っているのかと尋ねた。

大文字は、捜査関係者からもらったとだけ答え、そのほかのことに関しては「覚えていない」と答えなかった。

取り調べを終えた大文字は、忘れ物だと言って蘭子にハンカチを渡した。

それには『メシアは警察内部にいます。明日の10時研究室で待っています』と書かれたメモが挟まれていた。

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翌日、大文字の研究室を訪れた蘭子と青山に、大文字は、蘭子が誘拐された事件について話し始めた。

犯人はメシアと名乗って、交渉相手に本部長を指名した。

蘭子が無事に保護されたあと、捜査は打ち切られた。上からも、これ以上深追いするなという指示が出た。

犯人との間に何らかの裏取引があったのではないかと大文字は言う。

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蘭子の父はその後も一人で犯人を追い続けた。一人での捜査に限界を感じ、大文字を訪ねて協力を要請。

そして3年後、蘭子の父は犯人にたどり着いた。

蘭子の父は、犯人は身内の人間で、自分のせいで蘭子は誘拐されたのだと大文字に電話で話し、大文字を巻き込みたくないからこれ以上は関わらない方がいいと忠告した。

そして、犯人に会うと言っていた日から、蘭子の父は姿を消した。

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大文字は、犯人の正体を知っているのは蘭子だけだと言った。

父親が行方不明になる前に「蘭子に見られた」と話していたという。だが蘭子は何も覚えていない。

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もし、メシアが上層部と何らかの裏取引をしたのであれば、18年前に神奈川県内で起きた犯罪がらみではないかと考えた青山は、それらに当てはまる事件を全てピックアップし、蘭子に見せた。

蘭子はそちらの調査を青山たちに任せ、自分は封印してしまった過去の記憶を取り戻すため、大文字に連絡を取った。

そして蘭子は思い出した。泣きながら縁側の近くに箱を埋めたことを…。

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青山は誘拐事件の1年前に起きた強盗殺人事件に目をとめた。蘭子の父が捜査の指揮を執った事件だ。

逮捕されたのは近くのホームレス。奪われたバッグを持っていたことから強盗目的の殺人犯として逮捕された。

証拠はなく、状況証拠と本人の自白だけで起訴された。

被告人は裁判で無罪を訴え続け、自白を強要されたと主張していたが無期懲役になり、獄中で病死。

青山はその事件の捜査関係者リストの中にある名前を見つけ驚く。

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蘭子は、昔泣きながら埋めた箱を掘り起こした。埋めてあった箱の中には血の付いたナイフが入っていた。

蘭子は、誘拐された現場に咲いていた花の種類を調べてほしいと梶(正名僕蔵)に頼み、現場へ呼び出した。

「見たところ、白い花なんて咲いてないけどな」と梶がつぶやく。

蘭子は花が白いなどとは言っていない。

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メシアは梶だった。土方を殺したのも梶だ。

蘭子は、梶がクリーニングに出していたスーツから発射残さが見つかったことも伝えた。

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18年前の強盗殺人事件の捜査で、梶は証拠となるナイフを発見した。それには逮捕された人間とは別の人間の指紋がついていた。

冤罪事件の証拠を見つけた梶は、蘭子の父に事実を告げたが、冤罪の発覚を恐れた上層部に握りつぶされてしまった。

蘭子を誘拐したのは、その冤罪事件を公にするための交渉材料の一つだったと、蘭子は自分の考えを話して聞かせた。

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梶は自分がメシアだと認めた。冤罪を公にすると言うから蘭子を解放したのに公にはされなかった。

それどころか、本部長に呼び出され、誘拐犯はお前だなと言われたと話した。

そして、梶が誘拐したことは蘭子の父にも話さない、罪にも問わない。だから冤罪の件は忘れろと言われたという。

誘拐犯が梶であることを突き止めた蘭子の父と会った際、冤罪の事実など最初からなかったと言われたことが許せず、手をかけてしまった。

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自分のことをもともとおかしいんだという梶の言葉を、青山は否定した。

梶がおかしくなったのは冤罪事件と妻の死だったのではないかと青山は言う。

自暴自棄になって、その3年後に自ら殺人をおかしたことで梶の心が壊れたのだと蘭子が指摘した。

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蘭子は大文字に、父が目をつむった冤罪を自分が晴らすと話した。

大文字は思い出したように1通の手紙を蘭子に渡した。

それは、もしも自分に何かあった時に蘭子に渡してほしいと青山が頼んでいた手紙だ。

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蘭子は青山に、本当に死にそうな人はこんなものは書かないと突き返した。

レビュー(感想)

まさか梶さんがメシアだったとは!思ってもいなかったのでびっくりしました。

大文字先生がメシアだと普通すぎるなあと思い始めてからは、上司の半田さん、もしくは死んだと思われていた蘭子の父親かなと予想していたけれど…まさかの梶さん!

毎週してた奥様の話は全部作り話か妄想だったんですね。なんか悲しい…。
冤罪事件の証拠を見つけたところから始まっていたなんて…。なんとも言えない。

というか、青山さんを死んだと見せかける演出はなんだったんだよ~!あれ必要あった?!死なないだろって思いながらも、もしかしたら死ぬのかな?って気になっちゃって「どこで死ぬんだろう?」「あ!ここかも!いや、違った。ここ?!」って、あまり集中できなかったよ。

何かあったら渡してって言われていた手紙を、生きてるのに渡す大文字先生も意地悪だね。生きてる時に渡されたら恥ずかしいでしょうよ。

このドラマは個人的にはあまり面白くなかったな~。
アドラー心理学と絡めようとしたのが間違いだったのかも。全否定になっちゃうけど…。

香里奈さんを使うなら、もっと魅力的なキャラクターにしてくださいよ~!

次回放送予定日3月16日

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