嫌われる勇気 第5話 あらすじ・レビュー

第5話 2月9日放送

第5話 あらすじ【予告】

蘭子(香里奈)大文字(椎名桔平)ゼミのOB会に出席した。

仲が悪いと知られている塔子(内山理名)美沙(中島亜梨沙)も来ていた。

そこに、美沙の夫で、帝都大学准教授・山岸(六角慎司)が殺害されたと連絡が入る。

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自分の研究室で刺殺されている山岸の遺体を見た大文字は、遺体の状態をみると犯人は男である可能性が高いといった。

山岸のデスクに置かれた「フラワーバレンタイン」というイベントのチラシに塔子の名前があることに蘭子は気付く。

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塔子に会い、蘭子がイベントのことについて聞いていると、そこに美沙がやってきた。

自分に隠れて夫に会っていたのかと詰め寄る美沙に、サプライズを考えていただけだと塔子は答える。

その答えに納得できない美沙。二人は大喧嘩を始めてしまう。

もともと二人はとても仲が良かった。だが、塔子が付き合っていた山岸を美沙が略奪してから二人は絶縁状態になっていたのだ。

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塔子にはアリバイもなく、動機もあるということで、容疑者として浮上する。

青山(加藤シゲアキ)は、15年も前のことが殺害の動機になるかと疑問に思うが、女は執念深いと小宮山(戸次重幸)は言う。

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塔子主催のイベント当日。蘭子も手伝いで参加することになった。

そこに青山がやってくる。

自分もフラワーバレンタインが欲しいと言い出した蘭子のために、青山は蘭子への花束を作り始める。

ドラマっ子のつぶやき

次回は、蘭子の同級生・美沙の旦那さんが殺害されます。容疑者として浮上するのは、美沙と仲が悪い塔子。被害者はもともと塔子の恋人だったんだけど、美沙が略奪してから仲が悪くなったらしいです。そりゃそうだろ…。

被害者の名前を見た時「六角精児」さんかと思いましたが、よーく見たら違った。「六角慎司」さんでした。似てる!響きも字面も似てる!

気になって調べてみたけれど、六角精児さんと六角慎司さんは、親戚でもなんでもない赤の他人なんですって。六角っていう苗字は珍しいから、もしかしたら親戚なのかと思っちゃいました。

次回は珍しく「その推理、明確に肯定します」って蘭子が言いますよ!否定じゃなくて肯定!初めてですね。どんな推理なんだろう?!

第5話 あらすじ【本編】

蘭子(香里奈)は、大文字(椎名桔平)とゼミのOB会に出席する。

そこに遅れて塔子(内山理名)がやってきた。

仲が悪いと噂されている美沙(中島亜梨沙)も来ていて、険悪な雰囲気になる。

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大文字の助手・道子(飯豊まりえ)も同じゼミ生だが、新しいコピー機がくるのを大学で待っていた。

車が邪魔で搬入できないと電話が入る。窓からのぞくと、そこには小さな白いバンが停まっていた。

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会の途中、美沙の携帯に、帝都大学の准教授をしている夫・山岸(六角慎司)が殺されたという連絡が入る。

蘭子も現場に駆け付けた。山岸は自分の研究室で刺殺されていた。

ドアは開いていて、巡回中の警備員が発見したという。死亡推定時刻は午後7時から9時の間。部屋のエアコンは28度に設定されていた。

テーブルの上には2つのコーヒーカップが置かれ、キャビネットのカギは壊されていた。

このことから浦部(丸山智己)は、顔見知りの物取りの犯行だと推測。蘭子もその意見に同意した。

そこに大文字がやってくる。遺体を見た大文字は、背中を何度も刺していることから、犯人は男の可能性が高いと推測した。

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青山(加藤シゲアキ)が美沙から事情を聞く。

美沙の話によると、山岸は新しい音声認識システムを使ったAI技術の論文を発表することになっていて最近帰りが遅かったという。

蘭子は、研究室に置いてあったが心当たりはないかと、一枚のチラシを美沙に見せた。

それは「フラワーバレンタイン」というイベントのチラシだった。主催者のところに塔子の名前があったため、塔子からも話を聞くことに。

フラワーデザイナーをしている塔子は、「バレンタインに男性が女性に花束を贈り、思いを伝える。」それを広めるためのイベントを母校でやる予定になっていたらしい。

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山岸から、美沙にサプライズで花束を贈りたいと言われたため、昨日作り方を教えたと説明した。

そこに美沙がやってきて、塔子が犯人じゃないのかと責め立てた。

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遺体を見ためい子(相楽樹)は、背中を30か所以上も刺されていることから、相当な恨みをもった人物の犯行かもしれないと言った。

その後の捜査で、15年前、塔子が山岸と交際していたがそれを美沙が略奪したことが判明した。

塔子と美沙は幼なじみで、小学校から大学までずっと一緒で大変仲が良かったらしい。だが、山岸を巡って犬猿の仲になったという。このことから塔子が容疑者として浮上した。

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大文字は青山に、蘭子は“課題の分離”を実践しているのだと言った。

自分の問題と他者の問題をはっきり区別し、他者の課題には踏み込まない。

他者の課題を切り捨てることが出来ず、自分の希望を押し付けることになれば時に悲劇を生むことになると説明した。

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塔子は一度は中止しようとしたフラワーバレンタインのイベントを開催し、蘭子もチラシを配って協力した。

蘭子は青山に、自分もフラワーバレンタインが欲しいと頼む。

青山は文句を言いながらも作るが、出来上がった作品を見た蘭子は、やはり人にプレゼント出来るようなものではないと言った。

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塔子に、山岸は花をプレゼントするような愛妻家には見えないと蘭子は言う。

結婚指輪もしておらず、研究室の棚には模型ばかりが飾られていて夫婦の写真は一枚も飾られていなかったと指摘。

作り慣れていない人が花を作るとなると時間が必要。論文の発表前で忙しい人がそれに時間を割くとは考えられないと蘭子は言った。

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胃の中の残留物から、死亡推定時刻が午後4時から6時だったことが判明。

これを聞いた蘭子は、死亡推定時刻が間違っていたのではなく、偽装されたのだと断言した。

死亡推定時刻は、遺体を温めれば遅くなり、冷やせば早くなる。

塔子はその時間、学生たちと一緒にイベントの準備をしていたため、完璧なアリバイがある。

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蘭子は美沙の自宅を訪れた。山岸が美沙に贈った花が傷んでいることが蘭子は気になった。

塔子に山岸を殺害するのは不可能だったと、蘭子は美沙に伝えた。

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そしてその後、蘭子は、3か月前に美沙が山岸との子供を流産していたことを突き止める。

自宅に水子地蔵が置いてあるのを見て、近所の産婦人科を回って調べたのだ。

流産の原因は精神的なストレスだった。美沙は山岸からモラハラを受けていたのだ。

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当日の美沙の足取りを洗ってみると、美沙にも犯行が不可能だとわかった。

それを知った蘭子は、これで被害者は二度殺されたということがはっきりしたと言い残し、出て行った。

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蘭子は塔子に会いに行き、犯行現場は別の場所だったかもしれないと伝えた。

犯人は警察を欺くため、研究室で殺害された様に偽装した。犯罪心理学を学んだものなら簡単に作り出せると蘭子は言う。

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その頃、美沙の自宅は家宅捜索されていた。だが結局、ルミノール反応も何も出てこなかった。その上、美沙の6時以降のアリバイも証明された。

自宅で殺害しても大学まで運んでいる時間はなかったと浦部は言う。

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蘭子は二人が通っていた小学校を訪れた。当時の教師に、二人が階段で遊んでいた時、美沙が階段から落ちてケガをしたと聞かされる。それが原因で今も足を引きずっているのだ。

塔子は、自分が手を離さなければそうはならなかったかもしれないと、かなり自分を責めたようだ。

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蘭子は再び美沙の自宅を訪れた。山岸から送られたという花がしおれたのは、遺体を温めるために暖房をつけ、それが直接当たったからだと蘭子は指摘した。

そしてその花からわずかだがルミノール反応が出た。

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道子は、事件当日に停まっていた白いバンが塔子の車だと気付いた。

それを青山に電話で報告している途中に背後から襲われ、屋上へと連れて行かれた。道子を屋上へ連れて行ったのは塔子だ。

突き落とそうとした時、蘭子、青山、そして美沙がやってきた。

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夫からのパワハラで子供まで流産した美沙は夫の殺害を計画し、塔子に協力してほしいと頼んだ。

結婚後、二人が接触することを山岸が嫌がったため、表立っての付き合いはなかったが、時々連絡を取っていた。

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美沙が自宅で夫を殺害し、その後塔子が大学まで遺体を運んだ。研究室で殺された様に見せかけるため、塔子は何度も山岸の背中を刺した。

塔子は美沙がケガしたことに責任を感じていて、美沙からの頼みを断れなかった。美沙も、塔子はきっと断らないだろうとわかっていて今回の件を頼んだのだ。

塔子は美沙を救いたかったのではなく、美沙を救うことで自分が救われたかった、罪の意識を払しょくしたかった。自分が許されたかったのだと蘭子は指摘した。

連行されていく二人を大文字は複雑な顔で見送った。

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大学の防犯映像を調べていた三宅(桜田通)は、遺体が運び込まれたと思われる搬入口の映像だけが消えていることに気付いた。

壊れたのか、誰かがわざと消したのか…。塔子はそういう供述はしていないという。

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青山は街中で蘭子を見かけた。

若い男性に抱きついて笑顔を見せ、腕を組んで歩きだした蘭子を見て驚いた。

レビュー(感想)

今回も面白かったですね。搬入口の映像を消したのは誰でしょう?
大文字先生なのかな…?でも何で?自分の教え子たちの犯行を隠したかったから?!
やっぱりなんだかあの人も謎だな…。

今回のストーリーはすごく面白かったけど、夫がクズなだけに、なんかちょっと後味が悪い。あんなヤツ、離婚すればよかったのに…。そう思うけど、モラハラされている人って、離婚も言い出せないのかもしれないね…。

今回は、“課題の分離”でした。自分と他者の問題ははっきりわける。これは理解できるんだけど、大文字先生の、親子間の話には「ん~」って感じでした。

もちろん、理解は出来るんですよ。親は親、子供は子供。子供に降りかかった問題は子供の問題で、親がどうにかしてあげることなんてできないわけだし、結局は子供が自分で乗り越えていくしかない。親は見守ってるよと伝えるだけ。

それはそうだと思うし、理解できるんだけど、勉強に関しては、小さな頃から習慣づけないと、勉強しない子になっちゃわないかな?そうなったとしても、子供の責任?

小さな頃って、ある程度は親が「こういう時はこうして、こんな時はこうする」っていうのは教えるものでしょ?勉強もそうで…。子供が勉強しなくても親が全く何も言わなかったら、全く勉強しない子になったりもするよね?もちろん中には、親に何も言われなくても自ら進んで勉強する子だっているけど…。

親子間で“課題の分離”を実践できている人ってどれくらいいるんだろう?かなり少ないような気がする…。

私は全然“課題の分離”出来てないな。他人から悩み相談されたりすると、自分だったら…って考えてなぜか私がかなり落ち込んだりするし…。私にこそ、“課題の分離”が必要だと思いました。他者の課題には踏み込まないように心がけよう。

次回放送予定日2月16日

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9時嘘の戦争フジ系
10時カルテットTBS系
9時相棒15テレ朝系
10時東京タラレバ娘日テレ系
9時就活家族テレ朝系
10時嫌われる勇気フジ系
10時下剋上受験TBS系
9時スーパーサラリーマン左江内氏日テレ系
9時A LIFE~愛しき人~TBS系
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