嫌われる勇気 第7話 あらすじ・レビュー

第7話 2月23日放送

第7話 あらすじ【予告】

応接室で青山(加藤シゲアキ)半田(升毅)が、佐藤という男性(板尾創路)から話を聞いている。

佐藤は、先日の爆弾事件の目撃者で、犯人から狙われているから守ってほしいと訴えていた。

佐藤は、犯人から預かったというカバンの中身を出すよう青山に指示する。

青山が確認すると、中には、ぬいぐるみやスマホなどが入っていて、そのぬいぐるみには爆弾が仕掛けられていた。

下に置いたら爆発すると佐藤に言われ、青山はそれを離せなくなってしまう。

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犯人からバッグに入っていたスマホに電話がかかってくる。

電話に出ると、相手は爆発事件の犯人で、8係を監視していると言い出し、外部と連絡を取ったらぬいぐるみを爆発させると脅してきた。

目的を尋ねる蘭子に犯人は「君と勝負がしたい」と言った。

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そのあとも、犯人から電話が入った。ある場所に置かれた手紙に書かれているクイズに答えろいう。

ヒントの写真を三宅(桜田通)が分析し、場所が特定された。蘭子はその場所へ急いだ。

青山は爆弾を抱えていて身動きが取れないため、蘭子を見送った。

犯人の目的は蘭子なのに、巻き込まれて気の毒だという佐藤に、青山は、自分と蘭子は共同体だと答える。

大文字(椎名桔平)からは、共同体という感覚こそが、アドラー心理学のゴールだと教えられていた。

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小宮山(戸次重幸)浦部(丸山智己)は、慌てて走って行く蘭子を目撃する。

ドラマっ子のつぶやき

次回は爆弾犯が蘭子に挑んできます。
青山さんは、置いたら爆発するという爆弾が仕掛けられたぬいぐるみを抱いたままになるようです。捜査は出来ませんね。蘭子は誰とバディを組むのか。

大文字さんのことが少しはわかるんでしょうか?
すごく怪しいですけど…。
その辺はテンポよくやってほしいなあ。

次のアドラー心理学は、“共同体感覚”なんだとか。これがアドラー心理学のゴールなんですって。蘭子のキャラを使ってそれをどう説明するんでしょうか。

それにしても、どうして蘭子のキャラクターをなぜ自己中に見えるようにしちゃったんだろうなあ。苦情も出たことだし、少しずつキャラも変えていくかもね。

第7話 あらすじ【本編】

蘭子(香里奈)は行きつけのパン屋でアンパンを買う。店主から、近くに出来たパン屋にお客が流れ、店をたたむことになったと聞かされる。

長い間通ってくれた常連さんたちのおかげでここまでやってこれたと店主はお礼を言い、パンのお代は受け取らなかった。

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青山(加藤シゲアキ)は共同体感覚について大文字(椎名桔平)から説明を受ける。

アドラーの考えによると、共同体感覚というのは、国や世界、宇宙全体が一つの共同体なんだという。

全ての他者は同じ共同体の仲間で、自分の居場所があり、貢献すべき他者がいる。それが共同体感覚と呼ばれる考え方なのだと大文字は説明する。

蘭子にもそういう感覚を持っているのかと、驚いたように青山が尋ねると、大文字は当然という風にうなづいた。

そうは見えないと青山は言い、嫌われる勇気と共同体感覚は矛盾しているような気がすると首を傾げた。

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帰り道、青山は突然、佐藤(板尾創路)という男から「警察を呼んでほしい」と呼び止められた。

青山が警察の者だと名乗ると、佐藤は、爆発事件の犯人を見たと口にし、命を狙われているから助けてほしいと懇願した。

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蘭子が出勤すると、青山と半田(升毅)が佐藤から話を聞いているところだった。

鑑識の由稀菜(岡崎紗絵)が、殺人事件の犯行現場で発見された遺留品の万年筆を持ってきて蘭子に渡した。

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佐藤は、バッグをあけて中身を取り出してほしいと青山に頼んだ。

青山がバッグを確認すると、中にはぬいぐるみやスマホ、タブレットなどが入っていた。青山がぬいぐるみを取り出した瞬間、タブレットにメールが届いた。それには、青山が抱いているぬいぐるみと同じものが映っている。そして数秒後、そのぬいぐるみが爆発する映像が流れた。

その場にいた全員がその音に驚き集まってきた。すると佐藤が、ぬいぐるみには本物の爆弾が仕掛けられていて、手を放したら爆発すると言い出した。

三宅(桜田通)が爆発物処理班に連絡しようとした時、スマホに電話がかかってきた。

電話をかけてきた人物は、爆発事件の犯人だと名乗り「8係を監視している。誰かが部屋を出たり、外部の人間とコンタクトを取ったらすぐにぬいぐるみを爆発させる」と脅してきた。

目的を聞く蘭子に犯人は「君と勝負がしたい」と言った。

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佐藤は、家族を人質に取られ、いうことを聞かなければ殺すと脅されていたんだと説明した。

電話の指示に従っただけで、相手の顔もわからないという。

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由稀菜が外部に連絡を取ろうと話していると、再びスマホに電話がかかってきた。

犯人は「動きは全て監視している」と再度告げ、蘭子以外の人間が所持している携帯電話を一か所にまとめるよう指示した。

そして、制限時間内に、ある場所へ送った手紙のヒントからクイズを解き、答えをタブレットに入力するよう言われる。

答えを間違ったり、制限時間に間に合わなければ爆弾を爆発させると犯人は言う。

タブレットに、警備会社の車が映った画像が送られてきた。蘭子はすぐにそこへ向かった。

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蘭子が出て行ったあと、浦部(丸山智己)小宮山(戸次重幸)が捜査から戻ってきた。

半田は、二人を部屋の外へ出すために、すぐにまた捜査へ向かうよう命じた。二人は渋々出て行った。

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蘭子は手紙を見つけ出しクイズの答えを連絡した。するとまた次のクイズが送られてきたため、蘭子は次の会社へ向かって走り出した。

不審に思った浦部と小宮山は捜査に行ったふりをして、気づかれないよう8係の様子を伺う。

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蘭子が次のヒントから答えを出して連絡すると、また次の問題が送られてきた。

浦部たちは、鑑識の梶(正名僕蔵)に相談する。

梶は、由稀菜が蘭子に渡した遺留品の万年筆が盗聴器だったことを二人に話した。

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その頃、由稀菜も、万年筆が盗聴器であることを思い出し、それをこっそり半田と三宅に伝える。

3人は、犯人に気づかれないよう、事件の内容や蘭子が向かっている場所について話をした。

蘭子の居場所を知った浦部はすぐにそこへ向かった。

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蘭子が3件目の会社へ向かって急いでいると大文字から電話が入った。蘭子は、大文字に協力を求めた。

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犯人が指示する3つ目の会社についた蘭子と浦部。浦部は自分がクイズを解くというが、浦部が出した答えは間違っていた。

時限爆弾の時間が一気に進み、残り時間が3分になってしまった。

蘭子の力で何とか正解を導くことが出来た。

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青山はずっと蘭子が事件を解決してくれると信じて待っていた。

青山は蘭子のことを無条件で信じようと決めたのだと佐藤に話した。

それを聞いた佐藤は「うらやましいな」とつぶやいた。

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4問目の問題が送られてきた。問題は、

「私は誰でしょう?」今までの答えにヒントが隠されているはずだと蘭子は言う。

そして三宅も、犯人が指示した会社が全て警察幹部の天下り先だと気付く。

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小宮山から事件の詳細について聞かされた大文字は、犯人は矛盾していると話す。

警察に爆弾を持ち込みクイズを出し蘭子たちを翻弄していて、劇場型の犯罪のようにも思える。そのタイプの犯人は世間を騒がすのを喜びに感じるはずなのに、今回の犯人は外部に知られないよう細心の注意を払っていると大文字は言う。

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クイズの答えを並べ替えると、警視庁のデータベースにアクセスするための識別番号の配列と一致することに気付いた蘭子は、近くの交番に駆け込んだ。

ログインして犯人を突き止めた。犯人は、元警視庁の遺失物センターに所属していた佐藤太郎。

情報を提供してきた佐藤が犯人だったことが判明する。

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佐藤は青山を人質にして、ぬいぐるみだけじゃなく、自分の体に巻き付けてある爆弾も一緒に爆発すると脅した。

佐藤は単独犯だった。自分のスマホを使ってタブレットに問題が届くようにしていたのだ。

佐藤は蘭子に電話をつなぐよう指示し、最後のクイズを出した。

「なぜ自分がこんなことをしたのか」これが犯人の最後のクイズだった。

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蘭子は佐藤の元職場へ向かった。佐藤はマジメで几帳面、無遅刻無欠席だったという。

佐藤が退官する日、定年祝いをする予定だったが、遺失物センターに届いた忘れ物の中から、連続殺人事件の重要な物証が発見された。

そのせいで送別会が出来なくなってしまった。日を改めて送別会をすると申し出たが断られたという。

退職後、佐藤は一度元の職場を訪れていた。

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蘭子は次に、佐藤の自宅を調べた。部屋は綺麗に片づけられていた。

壁には蘭子の記事が貼られており、顔にはナイフで入れられたような傷がついていた。

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佐藤と一緒の部屋にいる人間全員が蘭子のことを信じて待っていた。そこに蘭子が戻ってきた。

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佐藤は42年間、結婚もせず、趣味も持たず、警察の人間としての人生を送ってきた。

退官したあと、自分には警察以外に居場所がないことに気付いた。

このまま自分が忘れ去られることが我慢ならなかったのだろうと蘭子は指摘した。

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佐藤は、それまで300通も届いていた年賀状が、退官したらたったの7通になったと話し、警察を辞めてしまったら居場所なんてどこにもないと叫んだ。

佐藤は蘭子を警察そのものに見立てたのだ。佐藤は行きつけのパン屋で蘭子を見かけていた。

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さっさと答えを言えと迫る佐藤に、蘭子はこれ以上言いなりにはならないときっぱり断った。

残された時間は少ない。それでも蘭子は答えようとしない。それどころか、カウントダウンを始めた。

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時間が来ても、爆発しなかった。

最初から爆発させる気などなかったのだ。

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佐藤は確保された。事情聴取で蘭子は、佐藤の本当の目的は、蘭子を自分に従わせたかっただけだと指摘した。

佐藤にあるのは、褒めてもらいたい、認めてほしい、そういう気持ちばかりだと蘭子が言う。

警察に貢献したのは認めるが、本当の貢献というのは見返りを求めることなく行うことだと蘭子は話す。

蘭子は、佐藤が毎日食べていたパンを差し出し、自分の居場所がなくなったと思っているかもしれないがそうではないと言い、その理由を説明する。

パンを買うこと一つとっても、作った人が潤うだけじゃなく、材料を作った人、それを運ぶ人など、たくさんの人とつながっているということなんだと話した。

佐藤は青山を呼んでほしいというと、辛い思いをさせて悪かったと謝り、どんな時でも信じられる人間がいて羨ましいと本音を語った。

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大文字に会いに行った青山は、嫌われる勇気と共同体感覚は矛盾していないのかもしれないと言い、他者にどう思われてもかまわない。大事なのは自分が他社に貢献しているという実感を得られることだとわかったと話した。

レビュー(感想)

今までの蘭子は、自分は自分、他人は他人って感じで、あまり人にも興味がないようだったし、協調性もなく、自分勝手なイメージがありましたが、今回は「蘭子は自分勝手な人じゃないんだよ?」ってことを強調するような内容になってましたね。

これは苦情が来たからなのだろうか?!「蘭子だって人のために必死になるんだから!」って言ってるみたいな内容でした。今回、ストーリー自体はあまり面白くなかったですね。一つ謎は解けましたけど…。

私ずっと疑問だったんです。半田さんがなぜ三宅くんだけにはあんなに気を遣うのか…。キャリアだったからなんだね。わかりやすい人だ…。理由がわかってスッキリしました。

青山さん、ずっとぬいぐるみを抱いていなきゃいけなかったのはわかるんだけど、座るくらい良いのでは?!ってずっと思ってた。放さなければいいんでしょ?実際動いてはいたし…。
座ればよかったのにね。もしかしたら私が見逃していただけで「座っても爆発する」って言ってたのかなあ?

今回もしかしたら、大文字さんと蘭子に関することが何かわかるかも…?って期待していたけれど、なあんにもわかりませんでした。次こそは頼みますよ。

次回放送予定日3月2日

2017年 冬ドラマ(1月スタート)リスト

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9時突然ですが、明日結婚しますフジ系
9時嘘の戦争フジ系
10時カルテットTBS系
9時相棒15テレ朝系
10時東京タラレバ娘日テレ系
9時就活家族テレ朝系
10時嫌われる勇気フジ系
10時下剋上受験TBS系
9時スーパーサラリーマン左江内氏日テレ系
9時A LIFE~愛しき人~TBS系
9時大貧乏フジ系
10時半視覚探偵 日暮旅人日テレ系
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