A LIFE～愛しき人～ 第6話 あらすじ・レビュー

深冬（竹内結子）が自分の病状を知った。だが沖田（木村拓哉）はまだ手術の方法を見つけ出せない。

壮大（浅野忠信）は深冬を気遣うが、夫婦間もぎくしゃくする。

早急に手術が必要な男性患者が運び込まれた。

沖田が執刀で、井川（松山ケンイチ）が助手として入ることになった。

手術には家族の同意が必要になる。

そこに現れたのは、壇上記念病院の顧問弁護士を務める実梨（菜々緒）だった。

患者は実梨の父親なのだ。

だが実梨は、父親の手術に同意できないと言い出す。

医師たちはなんとか説得しようとする。

羽村（及川光博）から難しい手術になると聞いた実梨は、井川が執刀するなら同意すると言い出した。

沖田（木村拓哉）は手術の方法を見つけてから深冬（竹内結子）に病気のことを話すつもりでいたが、結局手術方法を見つけられないまま伝えなければならなくなった。

壮大（浅野忠信）も家事を手伝うなどして深冬を気遣っていた。

ある日、早急な手術を必要とする患者が運び込まれてきた。沖田執刀で、井川（松山ケンイチ）が助手として入ることになった。

手術するには家族の同意が必要なため、娘に連絡すると、壇上記念病院の顧問弁護士・実梨（菜々緒）がやってきた。患者は実梨の父親だったのだ。

実梨は、父親の手術には同意できないという。

医師たちが説得すると、実梨は、井川が執刀だったら同意する、ほかの先生が手を出したらすぐに訴えると言い出した。

実梨の父親は、実梨が小さい頃、母親と娘を捨て女のところへ行った。それ以来、母親と実梨は散々苦労していた。

羽村（及川光博）は、沖田執刀で進めようとするが、自分がやると井川が名乗り出た。

結局、実梨の希望通り、井川が執刀することになった。

深冬の検査が行われた。腫瘍は5ミリも大きくなっている。

画像を見た深冬は「引き続きよろしくお願いします」と言っただけだった。

実梨は、父親の手術に関する要求書を出してきた。

それには、井川しか執刀してはいけないこと、モニターで実梨が手術を確認することが書かれていた。

井川はやったこともない手術を任せられて頭を悩ませていた。

無理だと弱音を吐く井川に由紀（木村文乃）は「沖田先生なら代わってくれるんじゃない？その方が患者さんのためだよ」と言った。

実梨が井川のところへやってきて「井川先生が執刀してくれるならどんな結果になっても構いません」と言い残して去って行った。

この言葉を聞いた井川は由紀に、オペのシミュレーションをするから手伝ってほしいと頭を下げた。

患者の命の限界を自分が決めるわけにはいかないからという井川に由紀が力を貸す。

その時沖田は、深冬のオペの方法を探っていた。だがまだ見つからない。

オペ当日。進んでいくオペを壮大と実梨も確認していた。オペは順調に進んでいたが「逆行性解離」だとわかり、井川の手がとまってしまう。

沖田が井川にやらせるつもりだと気付いた羽村は自分が代わりにやると手術室へ向かった。

壮大はオペ室に電話を入れ、沖田に代わるよう指示する。だが沖田は動かない。

喋りつづける壮大の電話を切るように看護師にいうと、沖田は井川に「ちゃんと準備したんだよな？あとは自分を信じるだけだ」と言い、井川の判断を待った。

羽村がオペ室に入った時には井川の執刀で手術が再開されていた。

羽村は何も言わずオペ室を出て行った。

手術は成功。

実梨は「これで私たちは終わりってことで」というと院長室をあとにした。

井川が患者に手術のことを説明していると、実梨がやってきた。

手術の費用は自分が持つと伝え、母親のおかげで弁護士になれたことを話し「今後一切私に頼らないでください」と言うと、サインをしてくれと書類を差し出した。

父親がそれにサインをすると「二度とお会いすることはありません」と言い残し、病室を出て行った。

壮大が、桜坂中央病院との提携が決まったと虎之介（柄本明）に報告する。

虎之介は、恩師を売ってまで合併するなんてえげつないと学会でも噂になっていたと話し、経営者としての品性に欠けると壮大を罵倒した。

深冬は沖田に、オペが出来なかったら自分の寿命はどれくらいなのか尋ねた。

4か月か、5か月と言われた深冬は、恐怖のあまりパニックになる。

落ち着かせようとしているところを壮大が見ていた。