A LIFE～愛しき人～ 第3話 あらすじ・レビュー

第3話 1月29日放送

第3話　あらすじ【予告】

深冬（竹内結子）は、精力的に論文を書いていた。

沖田（木村拓哉）に、小児外科の指導医の認定を取りたいと話す。

自分のためにも病院のためにも、それが役に立つと考えていた。

ある日、腹痛を訴える女の子がやってきた。

母親は、ほかの病院では心因性と診断されたが、違うのではないかと不安に思っていた。

深冬はその女の子を入院させ、沖田と一緒に原因を特定し、手術を行うことになった。

だが、その女の子を診ていた医師が、小児外科治療学会のトップだったことで、父の虎之介（柄本明）に手術を止められる。

権力者に楯突いても少女を救うべきなのか、自分と病院の将来を守るべきなのか悩む深冬。

そんな深冬に沖田が…。

ドラマっ子のつぶやき

虎之介が、いっそのこと沖田を院長にしちゃうかなんて言ったもんだから、壮大の沖田に対する嫉妬心がますます膨らみそう…。怖い！影から二人を覗いてばかりだと『家政婦は見た』になっちゃうよ。

次もまた、助けられるのにオペしちゃダメだって言われるようです。なんなんだ、この病院…！毎回毎回、「オペするな！」「オペさせろ！」っていうやり取りばかり見せられても…。初回は院長の二度目のオペで反対され、今週は和菓子屋の2回目のオペを反対され、次回もなんだもん…。いくらなんでも3回はやり過ぎでしょ。

この脚本、やはりどうかしてる。命を救いたいと一生懸命になる沖田を引き立たせたいのかもしれないけど、あんまりでしょ。下手くそか！もったいない。

よくキムタクがこのドラマ引き受けたな～。引き受けさせたジャニーズもすごい。浅野忠信さんもこの役、合ってないと思う。副院長、ミッチーの方がまだよかったような…。

やっぱり医療モノは難しいですよね。
ドクターXも、毎回必ず大門未知子がどんなに難しい症状の患者さんでも救うっていう内容なんだけど、でもそれは観てて「さすが未知子！」って思うし、スカッとするし、ストーリーにもリアルな部分がきちんとある感じがする。

リアルばかりのドラマなんて面白くないけど、リアルがところどころにちりばめられてないとそれはそれでまた面白くないし。恋愛モノが絡んでいないっていうのも大ヒットした秘訣かも。

このドラマ、一番に描きたいものって何なんだろうなあ。

第3話　あらすじ【本編】

虎之介（柄本明）の快気祝いに行った沖田（木村拓哉）は、家族だけの集まりに自分が加わることで気まずさを感じていた。

沖田が来ることを知らされていなかった壮大（浅野忠信）も内心面白くない。

虎之介はそんな二人の気持ちはお構いなしに、小児科を立て直してほしいと沖田に頼む。

深冬（竹内結子）は精力的に論文を書いていた。小児外科の指導医の認定を取るためだ。

ある日、腹痛を訴える女の子が小児科を受診する。母親が仕事で実家に預ける時に腹痛を訴えるため、ほかの病院では心因性のものだろうと診断されたのだが、母親は別に原因があるのではないかと考えていた。

沖田は、母親と一緒に入院させ、原因を探ることを提案する。

検査の結果、腸ねん転の疑いが強いと診断されるが、前にその女の子を診察していたのが小児外科治療学会のトップだったとわかり、虎之介からオペはさせないと言われてしまう。

もし逆らえば、小児外科治療学会に居場所はなくなり、論文も通らなくなる。指導医の認定も受けられなくなると、深冬は消極的になる。受け入れ先の病院を探すという深冬に、沖田はこの病院をやめて別の病院でオペすると言い出す。

このことを知った壮大は、沖田を引き留める。

病院の事情は患者には関係ないと主張する沖田に、どこの病院へ行ってもそれぞれ事情があるから同じだと壮大は言う。

医者としてではなく、経営者として話をする壮大と沖田は相容れない。

由紀（木村文乃）は沖田に、自分も連れて行ってほしいと申し出る。沖田はそれを快諾し、由紀も受け入れ先の病院探しを手伝うことに。

深冬は、院長の父親からは手術を許可してもらえず、女の子の母親からは感謝され、自分はどうするべきなのか悩んでいた。

壮大は、実梨（菜々緒）から「戦い方を変えたらどうです？」と言われ、沖田に手術の許可を出す。

深冬をオペに関わらせないというのが条件だった。それが深冬を守るためだという壮大の言い分を沖田は聞き入れた。

オペ当日。深冬は、自分にオペをやらせてほしいと沖田に申し出る。

「自分のしたいことが何なのかよくわからないような医者に切られる患者の身にもなれ」と、沖田は深冬の執刀を拒否する。

だが「私も目の前の患者を救うことに一生懸命な医者でありたい」という深冬の気持ちを結局は受け入れ、オペ室に入れることに…。

オペをしていることに気付いた虎之介がオペ室に入ってきた。

「今すぐ閉じろ」という虎之介に、沖田はちゃんと患者を見るように言い、患部を見せた。

想像通り、腸ねん転で、もう一度ねじれていたら命が危なかったという。

虎之介はもうそれ以上何も言わなかった。

深冬に切らせないという約束を破った沖田を壮大が責める。

本人の意思だったというが、壮大は納得しない。

そして、沖田がまだ深冬のことを好きなのではないかと疑う。

レビュー（感想）

壮大なんなの？！「自分の腕を盾にやりたい放題だな」って沖田に言ったけれど、それそのまんまアンタに返すわ！

このドラマで一番嫌いなキャラクターかもしれない。すごくカッコ悪い。深冬の元カレである沖田を利用しているのは壮大じゃん。小児外科医の沖田に深冬の脳手術させようとしてるくせに。

でもこの人がいるおかげで、沖田のカッコ良さが引き立ちますね。今回のドラマでは、キムタクが自分のことを「俺」じゃなく「僕」っていうところもイイ！

深冬のキャラクターもなんなんだろうねえ。好きになれない。あの人、あっちへいったりこっちへいったり、自分の信念ってないのかな。父親にダメだって言われたらすぐ諦めるし、沖田から医者にとって一番大事なことは目の前の患者を救うことだって言われたら「私もそういう医者になりたい！」って言い出すし…。自分勝手過ぎて、壮大の次にキライなキャラクターだ。

しかも沖田は壮大から「深冬に切らせるな」って言われてるんだし、深冬も壮大から「関わるな」って言われてるのに、自分勝手に「私に切らせて下さい！」って言い出すなんて…人の迷惑も考えなよ～。

最初から一貫してるなら「切らせてあげてほしい」って思うだろうけど、一度はほかの病院に転院させようとしてたくせにさ～。沖田のことも壮大のことも全然考えてない。自分のことばっかり！

そして彼女、頭に爆弾抱えてるのにまたオペさせて！あり得ない。本人に告知しないんだったら、深冬の病気はまだ伏せておけば良かったのに。何で初回で明かしたの？そこはまだ言わないで、視聴者に「何かあるんだろうな」って思わせるような感じにすればよかったのに。「沖田が病院に残ったのにも理由があるんだろうな」って視聴者に考えさせる感じにすればいいのになあ。

もう少しどうにかしたらすごく面白くなると思うんだけど、イライラしちゃうんだよね。内容にもキャラクターにも…。それが狙い？！

その点、由紀は一貫してて好きだな～。あのシーン、よかったな。
「私も連れて行ってください」
「いいよ」
もう！めっちゃ良かった。あの二人いい！うまくいってほしい～！どうせ恋愛ものを絡めるんだったら、この人との恋バナにしてよ～。木村同士だし、結婚しても名前変わらないよ！（工藤静香はどこいった…。木村文乃の旦那さんはどこへ行った…）

由紀と一緒にいる時の沖田が一番カッコいい。笑顔も優しいし☆
この二人の恋物語だったらよかったのになあ。

次回放送予定日2月5日

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