下剋上受験 第7話 あらすじ・レビュー

信一（阿部サダヲ）と佳織（山田美紅羽）の受験勉強も佳境に入る。

信一は睡眠時間を削り、受験費用のためにアルバイトも始め、無理をし過ぎて倒れてしまう。

訪れた病院で徳川（要潤）に会った信一は、麻里亜（篠川桃音）の受験勉強が順調だと聞かされ、ますます焦り始める。

佳織が体育の授業で跳び箱をしたと話していると、信一が注意し始める。

受験の邪魔になりそうなものを排除したいと考える信一は体育の授業を休ませると言い出すが、香夏子（深田恭子）は納得できない。

香夏子も契約が全然取れず悩んでいた。

桜井家の家計を助けるため、一夫（小林薫）が楢崎（風間俊介）にある頼みごとをする。

そんな中、佳織が体育の授業中、右手をケガして鉛筆さえ握れなくなってしまう。

信一は憤りを覚え…。

信一（阿部サダヲ）は、佳織（山田美紅羽）の受験費用を稼ぐために、アルバイトを再開する。

仲間とも会わず、佳織の受験のために必死に勉強する。

信一は、思うように佳織の成績が上がらないことにイライラを募らせていき、佳織や香夏子（深田恭子）につらく当たってしまう。

自分で気持ちをコントロール出来なくなっていることに不安を覚えた信一は、カウンセラーのもとを訪ねる。

するとそこで偶然、徳川（要潤）に遭遇。仕事がうまくいってない徳川も、精神的に参っていたのだ。

一夫（小林薫）に食事を届けた香夏子は、なかなか契約に結び付かないと嘆く。

話を聞いた一夫はあることを思いつき、香夏子が勤める不動産屋を訪れる。

一夫は佳織の受験費用を作るため、自宅を売ろうと考えたのだ。

楢崎（風間俊介）には、信一や香夏子には内緒にするよう釘をさす。

信一は徳川から、麻里亜の成績が戻ったと聞かされますます焦り始める。

体育の授業で跳び箱をしたと聞いた信一は、手をケガしたら勉強が出来なくなると心配し、体育の授業は休むよう佳織に命じる。

信一は直接学校にも行き、体育の授業を休ませると教師に伝えた。

佳織は、信一から言われた通り体育を見学していたが、途中で参加して、右手をケガしてしまう。

信一は自分の言うことを聞かない佳織のことを責め、途中で勉強をやめてしまう。

受験もやめると言って家を出て行ってしまった。

佳織は自分を責めて泣きじゃくる。

香夏子が電話に出ている間に、佳織が信一を追いかけるため、家を出て行った。

それに気づいた香夏子があとを追いかける。

正月に絵馬を書いた神社を訪れた信一は、追いかけてきた佳織に「もう疲れたよ。夢は夢なんだよ」と弱音を吐く。

その時、信一は、佳織が書いたたくさんの絵馬を見つける。

「頭が良くなりますように」「漢字を忘れないように」「算数の問題が解けるように」などと書かれていた。

そして一つの絵馬には「お父さんのイライラが治りますように」と書かれていた。

毎日学校帰りに神社へ通い、絵馬を書いてお願い事をしていたのだ。

信一はもう一度やる気を取り戻し、佳織と一緒に頑張ることにした。

悩みに悩んだ結果、佳織にもう一度模試を受けさせることにした。

楢崎から、一夫が自宅を売却しようとしていると聞かされた香夏子が一夫の家を訪ねる。

一夫は、信一が自分を犠牲にして娘の生き方を変えようとしているのかもしれないと言い、頑張っている信一を応援してやりたいんだと話した。

胃が痛むため病院を訪れた信一は、そこで徳川から、麻里亜とは血が繋がっていないと聞かされ驚く。

その直後、信一が倒れ、救急車で運ばれる。