嘘の戦争 第3話 あらすじ・レビュー

第3話 1月24日放送

第3話 あらすじ【予告】

浩一(草彅剛)は、30年前の真相を知るにつれ、とりつかれた様に復讐に燃えていく。

父親を殺した五十嵐(甲本雅裕)と、嘘の証言をした六反田(飯田基祐)を罠にはめ、復讐を遂行していく。

晃(安田顕)楓(山本美月)と親しくなることで、事件を指示していた興三(市村正親)にも少しずつ近づいていく。

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浩一の次のターゲットは、30年前に捜査を担当した刑事の三輪(六平直政)だ。

浩一の家族が殺害されたと知っていながら、それを隠蔽し、父親による無理心中だったという嘘の証言をさせた男だ。

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自分の手で破滅させたいと考える浩一が三輪のことを調べていくと思わぬ事実が発覚する。

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楓との仲が急接近する浩一を、ハルカ(水原希子)は複雑な思いで見ていた。

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隆(藤木直人)は、30年前の事件で生き残った千葉陽一と浩一が同一人物だとはまだ気づいておらず、浩一への不信感を募らせる。

ドラマっ子のつぶやき

次回のターゲットは三輪刑事。あいつは許せません。刑事なのに隠蔽するなんて絶対許せない。浩一が直接破滅させるようですが、どんな罠を仕掛けるんでしょう?

病気の子供がいて、大金が必要だったから仕方なく興三に協力した…とかっていうのだけは勘弁してほしいな。ありきたりだし。

まだ九島と四条が誰なのかわかっていません。それを調べるのって結構大変そうですね。興三の会社が事件後に急成長したのは、その親たちから金をもらったから?一体何をしている人物なんだろう。

まだまだわからないことがたくさんです。でも浩一には、ハルカやユウジ、そしてカズキがついてますからね。絶対九島と四条を見つけ出してくれるはず。

ただ不安なのがユウジなんですよね。金で浩一を売ったりしないよね?不安だ…。ある意味ではハルカも不安ですけどね。浩一のことが好きだから、嫉妬とかで裏切りそうで…。

近しい人は絶対裏切らないでほしいなあ。

第3話 あらすじ【本編】

興三(市村正親)に近づくために、浩一(草彅剛)楓(山本美月)との距離を縮めていく。

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そんな浩一の次のターゲットは、刑事の三輪(六平直平)。浩一に「父親が犯人だ」と嘘をつかせた張本人だ。

三輪だけは自分の手で破滅させたいと浩一は考えていた。

三輪は現在、藤波署の警部補になっており、仕事の傍ら、子供たちに空手を教えている。

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三輪が空手の稽古をしている公園に、ある男がバッグを置いたまま自転車で走り去った。

三輪が中身を確認すると、そこには爆弾が…。

三輪はとっさに周囲の人たちを避難させ、バッグを噴水に投げ込んだ。その瞬間、浩一がスイッチを押し爆発。被害はなかった。

その様子をいろんな人がネットにアップし、三輪はちょっとしたヒーロー扱いをされることになった。

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浩一はハルカ(水原希子)と一緒に、三輪が昔住んでいた家の近くで聞き込みをするが、一つも悪い噂は聞こえてこない。

『人には必ず何かしらの弱点がある』と考える浩一はその後も調査を続け、三輪に“沙織”という名前の娘がいたことを突き止める。

沙織は、1歳の時に亡くなっていた。浩一はそれを利用することにする。

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ハルカと夫婦のふりをして三輪の前でケンカを始める浩一。

止めに入った三輪と居酒屋へ行った浩一は、『離婚を迫られていて、妻が1歳の娘を連れて出て行こうとしている』と話す。

浩一は三輪に『一色祐一』と名乗った。

二人が酒を飲んでいる時、カズキ(菊池風磨)が三輪のジャケットから携帯を盗んだ。

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その1歳の娘が自分の娘と同じ“沙織”という名前だと知った三輪は、浩一を放っておけなくなる。

酔いつぶれた浩一を自宅に泊め、朝食までごちそうする。三輪は携帯がないことに気付くが、どこに置き忘れたのか思い出せずにいた。

三輪の妻も、自分の娘と同じ名前の子供を持つ祐一(浩一)に心を許していく。

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署に出勤した三輪は上司に呼び出された。

三輪の携帯を拾った人物が、中身を確認し、その中身をネットにばらまいた上で新聞社に送ったと聞かされる。

三輪が携帯を確認すると、そこには少年たちの着替えを隠し撮りした写真が何枚も保存されていた。

当然三輪には身に覚えがない。だが、空手を教えている公園近くの更衣室から盗撮用のカメラも発見され、三輪は追い詰められていく。

ニュースを見た隆(藤木直人)は、三輪が次の標的にされたことを知る。

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三輪が自宅へ戻ると浩一がいた。家の前のマスコミも追い払ってくれたと三輪の妻は感謝する。

三輪はなぜあんな写真が自分の携帯に残されていたのか、見当がつかない。

誰かに恨みを持たれている可能性について浩一が尋ねると、仕事がら自分を恨んでいる連中は大勢いると三輪は答えた。

ネットや携帯に詳しいやつかもしれないという浩一の言葉で三輪はある人物を思い浮かべる。

去年逮捕したストーカーがそのタイプだという。浩一は犯人探しを手伝うと申し出た。

そこに隆が訪ねてきた。30年前の件が原因で今回の事件に巻き込まれたのかもしれないと隆は説明するが、三輪は「二度と関わりたくない」と言って話も聞かずに追い返した。

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楓は晃(安田顕)を呼び出し、浩一のことを相談する。

その夜、楓から呼び出された浩一がレストランへ行くと、そこには晃もいた。

妹のことをどう思っているのかと聞く晃に、自分とはつり合いが取れないし、財産目当てだとは思われたくないが、好きだから結婚を前提に付き合ってほしいと思っていると答える。

それを聞いた晃は喜び、握手を求める。

ハルカは、浩一が楓に近づいていくことで複雑な思いを抱えていた。

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ハルカが浩一の詐欺の被害にあったことで二人は出会った。

いくつものホテルをまわり、浩一を見つけ出したハルカは、自分にも詐欺を教えてほしいと頼んだ。

両親が騙される側だったから、自分は騙す側になりたいとハルカは訴え、浩一の弟子になり、その後相棒になったのだ。

ハルカは、自分たちは今のままの関係がいいんだと自分を納得させるようにつぶやいた。

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三輪が怪しいと考えている男の家を浩一も一緒に張り込んだ。

何日も寝せずに三輪の判断力を奪うのが目的だった。

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秘書の四谷(野村麻純)は、三輪が誰かと毎晩出かけていることを隆に報告する。相手はわからないと伝えた。

それとは別に気になることがあると言い、浩一が楓や晃と会っている時の写真を見せた。

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浩一は張り込んでいる途中に、子供の頃に、絶対についてはいけない嘘をついたことがあると話し始めた。

妻子に逃げられたのはその時の報いかもしれないと思うとも話した。

三輪は「人には言いたくないこともあるよな」と言い、深くは聞いてこなかった。

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その帰り道、尾行されていることに気付いた二人。

三輪は待ち伏せし、「何者なんだ?誰に頼まれた?!」と相手につかみかかった。

その相手は記者だった。様子をカメラに撮られてしまう。これでますます三輪は追い詰められてしまった。

三輪は浩一に、過去にある捜査を妨害して証拠を隠滅したことがあると告白し、自分がこうなったのも、過去の報いかもしれないと話した。

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三輪と出かけた浩一は、休憩しようと言い、三輪をエスカレーターに乗せ、自分はタバコを買いに行った。

エスカレーターを登り切ったところで、三輪は警備員から声をかけられた。

前に乗っていたハルカが、盗撮されたと訴えたからだ。

三輪のカバンからは携帯が出てくる。それには女性の後姿を盗撮した写真が何枚も入っていた。

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三輪はハルカの顔を見て『一色祐一』の妻だと気付く。

盗撮はやってないと懸命に訴える三輪に警備員は言った。「嘘はいけないよ、あんた」

その一言で、三輪は30年前のことを思い出した。そして理解した。

一色祐一と名乗っていた人物が、千葉陽一であること、自分を罠にはめるために近づいてきたことも。

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警備員から逃れた三輪が、橋から身を投げようとしているところを隆が助けた。

隆は、30年前に関わった人物が次々に狙われていることを三輪に伝えた。

父親からすべてを聞かされたという隆に、許せるのかと三輪が尋ねると、「人には背負わなければならない業がある。社長の座と共に自分が引き受けた」と隆は言った。

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隆に呼び出された浩一が社長室に入ると、そこには楓もいた。

浩一が現れてから次々におかしなことが起こっていると隆は言い、部屋に三輪を呼び入れた。

浩一のことを紹介し、この男が嘘の名前を名乗って近づいてきたのではないかと三輪に尋ねた。

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すると三輪は浩一とは会ったこともないと証言した。

今回の件は全て自分が悪い、過去に犯した罪の報いだと言い、30年前のことを語りだした。

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三輪の一人娘は生まれながらの心臓病で、心臓移植するしかない状態だった。

ある人物がアメリカで移植できるよう手配すると言ってきた。そのために罪を犯したのだ。

だが結局手術は間に合わず、娘は1歳で亡くなってしまった。

取り返しのつかない罪を犯したから今回の件はその報いなんだと隆に告げた。

三輪は浩一の目を見て「人違いで呼び出させて悪かった。本当に申し訳なかった」と泣きながら深々と頭を下げた。

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「誤解が解けて良かったです。俺、嘘つきって呼ばれるのが大嫌いだから」浩一がそういって部屋を出ようとした時、「これで終わりと思うなよ」と隆が声をかけた。

浩一を追いかけ、謝罪し、父や兄と縁を切りたいと話す楓に「縁を切りたいなんて簡単に言うな!」と浩一は声を荒げた。

自分にも妹がいたから、隆の気持ちもわかると話し、時間をかけて信頼を得て見せるから大丈夫だと話した。

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隆は、五十嵐(甲本雅裕)が入院している病室を訪れ、浩一の写真を見せていた。

レビュー(感想)

今回のターゲットは三輪刑事でした。
あの人は絶対許せませんからね。自分の手で復讐したいと思う気持ちもわかる。
つきたくない嘘をつかせた人ですし…。

でも最後、三輪刑事は、浩一とは初めて会ったと嘘をつきました。自分には『一色祐一』と名乗り、隆たちには『一ノ瀬浩一』と名乗っていることで、関係者全員に復讐しようとしているのだということは理解したでしょう。それでも「会ったことがない」と言いました。

なんか切ない。三輪刑事が心底腐った人間だったら良かったんだけど、そうじゃないから観てても前回までのようにはスカッとしなかった。やっぱり娘が病気で…という設定でしたね。でも、そんな大罪を犯しても娘さんなくしてしまったんですもんね。なんというか…。

どんな理由があっても、浩一は許せるはずないでしょうけど…。

隆は、浩一が千葉陽一だと気付いていないから、あの態度も当たり前なんだってわかってるけど、それでもなんかイライラしてしまいます。
「恨むなら自分の父親恨めよ!」って思っちゃう。

いつ、千葉陽一だってことに気付くだろう。

次回放送予定日1月31日

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