人は見た目が100パーセント 第8話 あらすじ・レビュー

純（桐谷美玲）、満子（水川あさみ）、聖良（ブルゾンちえみ）の3人が、高級ファッション誌のインタビュー取材を受けることになった。セルロースナノファイバーに注目している雑誌サイドの希望で、八王子製紙から移ってきた研究員から話が聞きたいと指名されたのだ。

動揺する3人に國木田（鈴木浩介）は、栄子（室井滋）に認めてもらえるチャンスだと話す。

写真を撮られることに不慣れな3人は香澄（足立梨花）たちにアドバイスを求め、自撮りの研究から始めることにした。

照明、アングルなどについて調べるが、書いてある通りにやっても可愛い写真は撮れず苦労する。

そんな中、セルロースナノファイバーの機密データが漏洩していたことが発覚する。仕事をさせてもらえない腹いせに、八王子製紙組の研究員が情報を漏らしたのではないかと噂になる。

女性研究員の矢部からも非難され、雑誌取材を断るよう忠告される。

その姿を榊（成田凌）に見られた純は、気まずさを感じ、その場を離れた。

純たちは話し合い、國木田に断りを入れようと決意する。

純はその日の仕事帰り、國木田が『ジョルジュ化粧品』のビルから出てくるところを目撃した。純に見られたことに気付いた國木田は慌てて立ち去った。

純は、情報を漏洩したのは國木田だったのではないかと疑いを持つ。

翌日純に会った國木田は、ヘッドハンティングされてると打ち明ける。

栄子は、天才ではなく努力の人だと國木田は話した。彼女に認められたい一心で走り続けたが、最近になってなんのために走ってきたのかわからなくなり、疲れてしまったと本音を漏らした。

インタビューをやめたいというと國木田は、栄子からも辞めさせるように言われていると話し、あっさり了承した。

國木田は、インタビューを矢部に代わってもらうといいと言うと、質問リストを渡しておくように命じた。

純が質問リストを渡しに行くと、矢部が同僚と情報漏洩のことについて話をしていた。純たちが情報漏洩したと噂を流したのは矢部だったのだ。

腹いせにやったに違いないと矢部は言う。

それを聞いた純は、満子と聖良にインタビューを受けようと言い出す。

やめたいというのが本音だが、ここでやめてしまったら、悪いことをしたと認めたことになるような気がすると純は言った。

恥をかこうが、笑いものになろうが、逃げずにインタビューを受けたいと話す。

ほかの2人も納得し、そのことを國木田に伝えた。

國木田の指導の元、アヒル口の研究を開始する。

インタビュー当日。写真撮影が始まると、栄子がやってきた。

だが栄子はただ見ているだけでやめさせようとはしなかった。

3人が、発売された雑誌で自分たちを確認しようとしていると國木田がやってきた。

栄子から呼び出され、明日から3人もセルロースナノファイバーの研究チームに加わるよう告げられたという。

3人は大喜びし、國木田に感謝する。

雑誌に載ったおかげだと思っている3人に國木田は栄子からの「ひどい！あまりにひどい写真だわ。あれじゃブランドイメージが台無しよ。」という伝言を伝えた。

國木田が部屋を出て行ったあと慌てて雑誌を確認すると、3人は酷い顔をして写っていた。

情報漏洩の犯人がわかった。先月退職した人間がお金に困ってデータを売ったのだという。

國木田は3人に伝言を伝えたことを栄子に報告。

どうにか開発スケジュールの調整もついたと話す國木田に栄子は「当然の結果よ。あなたならできるでしょ、そのぐらい。」と言った。

そして「それでうちには残ってくれるのかしら？」と続けた。

國木田にヘッドハンティングの話がきていることを栄子は知っていた。

答えに困っている國木田に「しんどいんでしょ？わかるわよ。でもみんな同じだから。ここまできたんだから、もっと上を目指しましょ。」と栄子は言った。

國木田は涙を流し、頭を下げた。

仕事帰りに榊に会った純は、研究をさせてもらえることになったと報告した。喜ぶ純の顔を見ていた榊は、突然キスをした。

驚く純に榊は「好きです。付き合ってくれませんか？僕と。」と告白した。