人は見た目が100パーセント 第7話 あらすじ・レビュー

純（桐谷美玲）は、榊（成田凌）にお礼のドーナツを差し入れるため、美容室『ルーチェ』を訪れた。

榊が、店に来ていた業界関係者に海外アーティストのコンサートチケットを頼んでいたことを知る。

純は、榊に差し入れたドーナツを満子（水川あさみ）や聖良（ブルゾンちえみ）のためにも買ってきていた。

だが聖良はダイエットをしていると言って食べない。脱毛している姿を丸尾（町田啓太）に見られてしまったため挽回したいと考えていたのだ。

純は、香澄（足立梨花）がコンサートへ行くと話しているのを偶然聞いてしまう。榊が香澄のためにチケットを取ったのだと思った純はショックを受ける。

満子がリフトアップの研究をしたいと言い出した。週末にある同窓会に高校の頃好きだったサッカー部のキャプテン・守口も来ることになっているため、老けたと思われたくないからだ。

顔ヨガをしたり、グッズを使ってみたりしていると、純が即効性はないんじゃないかと言い出した。満子が落ち込んでいるところに國木田（鈴木浩介）がやってきた。

諦めかけた満子に「リフトアップに最も効果的なのは…」と國木田が言いかけた時、栄子（室井滋）の視線に気づき、國木田は慌てて部屋を出て行ってしまう。

満子は息子が反抗期に入ったことでも悩んでいた。

ママ友と子育ての大変さについて語り合ってスッキリした満子は、キレイだねと言われるよりも、家事や育児をちゃんとやってるねと言われた方が嬉しいと言い、普段の自分で同窓会へ行くと言い出す。

ダイエットしたい聖良の提案でココナッツオイルについての研究が始まった。

ココナッツオイルは体脂肪を燃焼させる効果があるという。ヨーグルトに入れたり、ハチミツと一緒にトーストに塗ったり、コーヒーに入れるのがオススメらしい。

食べる以外に体に塗ると美肌や保湿にも効果があると聞いた聖良は、腕や顔にベタベタとオイルを塗り始めた。

そこにやってきた丸尾は、聖良の手を取り走り出した。

連れて行かれたのはシャワー室だった。研究のし過ぎで何日もお風呂に入っていないと勘違いされたのだ。

トイレで香澄と顔を合わせた純は、榊とのことを聞きたいが、結局は何も聞けなかった。

ダイエット中の聖良がケーキ屋を覗いていると、丸尾がやってきた。丸尾もスイーツが大好物だと言う。

だが、おしゃれな店には一人で入る勇気がないと話し、「せっかくだから食べていきましょう」と聖良を誘った。

翌日、聖良はそのことを純たちに報告し、別の店にも一緒に行こうと誘われたと話した。

満子は電話で息子から「くそばばあ」と言われ落ち込んでいた。

家事や育児を頑張って老けたねと言われるよりも、家事や育児をやらずにキレイだねと言われた方がいいと言い出し、國木田に、言いかけたセリフの続きを聞く。

すると國木田は「リフトアップに一番効果的なのは…笑顔！」と回答。

普段よりおしゃれをして同窓会へ行くと、一人の男性から声をかけられた。

それは満子が憧れていた守口だった。高校生の時とはすっかり変わって太っていたけれど「今の方が全然いいな。キレイだよ。」と言われて満子は喜ぶ。

翌日、満子は同窓会のことを報告し、息子とも仲直りできたと話した。

そして、ずっと女を怠けていて「もういまさら…」と思っていたけれど、頑張れば今まで失った時間を取り戻せそうな気がすると話す。それを聞いた純は、取り戻せないこともあると反論した。

榊に対して何か行動を起こすチャンスはいくらでもあったのに何もしてこなかった自分が悪いと純は反省していた。

仕事を終え、香澄は嬉しそうにコンサートデートに出かけて行った。

純が帰ろうとしていると、美容室から大きな物音が聞こえた。

慌てて出てきた榊に声をかけると、カラー剤をひっくり返してしまって汚れ落としを買いに行くところだという。

純は美容室へ入れてもらい、カラー剤の成分を確認すると、研究室にある薬剤で落とせると伝えた。

二人で汚れを落とし、片づけを済ませた。

コンサートが始まっているのではないかと心配する純に、榊は、自分が行くのはパーティだと説明した。

香澄とコンサートへ行きたいという同僚のためにチケットを取ってあげただけだったのだ。

デートじゃなかったと知り、純にも笑顔が戻った。