人は見た目が100パーセント 最終話 あらすじ・レビュー

榊（成田凌）に自分以外にも彼女がいると知った純（桐谷美玲）は、榊と別れることにした。

報告を受けた満子（水川あさみ）と聖良（ブルゾンちえみ）は、純の決意にホッとする。

だが、初めての失恋からどうやって立ち直ればいいのかわからない純は、夜も眠れなくなってしまう。

満子と聖良は友達として純を元気づけようと、お弁当やおいしいものを作って懸命に励ます。純も少しだけ元気を取り戻す。

そんな時、純は待ち伏せしていた榊から声をかけられる。榊は逃げようとする純を追いかけ、まだ純のことが好きだと告げる。

別の日、榊から食事に誘われる。その場にいた満子と聖良は榊の無神経な態度に腹を立てるが、純は食事に行くと返事をした。

よりを戻すことにしたと聞かされた満子たちは、そんな純を非難するが、この気持ちは二人にはわからないと純は反論する。

怒った満子は、勝手にすればいいと言って部屋を出て行った。

創立記念パーティーが近づいてきたある日、國木田（鈴木浩介）がやってくる。普段ならみんなで一緒にビューティー研究をしているはずだが、3人の関係はまだぎくしゃくしており、純は早々に部屋を出て行ってしまう。

満子と聖良は二人だけで香水についての研究を始める。

榊と食事に出かけた純は、パーティーに何を着て行ったらいいのか、どういう髪型にしたらいいのかわからないと悩みを打ち明ける。すると榊が自分が選んであげると言い出し、純をショッピングに連れ出した。

選んでもらった洋服を試着していると、榊に電話がかかってくる。もう一人の彼女だと気づいた純は、その彼女のところへいくよう促す。

國木田から、満子たちがビューティー研究をしていると聞き、様子を見に行った純。だが部屋の中には入れずにいた。

その日の夜、榊と会った純は、すべてを受け入れることはできないと告げるが、榊は人は変われないと言う。純には榊の気持ちは理解できないが、別れを告げることもできない。

パーティー当日。純は榊にヘアメイクをしてもらい会場へ向かった。

満子たちに声はかけられず、一人で過ごす純。

3人の様子に気付いた研究員の矢部から「ケンカできる友達がいて羨ましい」と言われる満子。

純は栄子（室井滋）から頼まれた初期のデータを八王子製紙に取りにいく。

以前上司だった大滝は、すっかり雰囲気が変わった純に驚き「人って変われるもんなんだね」と喜んだ。

今までの出来事を思い出した純は、変わりたいと榊に別れを告げた。

職場へ戻った純は、満子や聖良に榊と別れたことを報告し、今までのことを謝罪した。

一番大切なものに気付くことができたと話した。

「頑張ったね」満子はそう声をかけ、純を抱きしめた。

2か月後。いよいよマキュリーファンデの発売日がやってきた。

國木田から言われて、3人は商品を手にとるお客様を直接見に行くことになった。

その途中榊とばったり会った純。失恋からも立ち直った純は笑顔で話をすることができた。

純は満子たちに、榊から「髪の毛がキレイ」と褒められたことを宝物にしていくと告げた。