第1話 4月13日放送
第1話 あらすじ
城之内純(桐谷美玲)は、研究員仲間の前田満子(水川あさみ)や佐藤聖良(ブルゾンちえみ)と一緒に流行のメイクについて研究していた。
様々なメイク方法がある中、純たちは“うさぎ顔メイク”に挑戦することに。
ネットで調べながら、全体的にピンク系で仕上げ、泣いたような目にするために、目の上だけじゃなく目の下にもピンクのアイシャドウを塗る。
メイクが完成し、純は満子たちに命じられ、廊下へ出て男性たちの反応を探ることに…。
純が廊下に立っていると三沢(堤下敦)と丸尾(町田啓太)がやってきた。
純の顔を見た二人は結膜炎じゃないか?と言い出し逃げて行った。
肩を落として研究室へ戻る純。
ピンクが濃すぎたのではないかということになり、薄いメイクに変更。
再び廊下に立つが、今度は誰にも気づいてもらえなかった。
純はどうしていいかわからなくなり、うさぎより弱い生き物を調べ始める。
なぜこんな必死にビューティー研究をしなければならなくなったのか…。
それは3か月前にさかのぼる。
純たちが所属する第3研究室が、大手化粧品メーカー・クレエラジャパンに吸収されることになったと発表された。
クレエラジャパンが、純たちが研究しているセルロースナノファイバーの保湿力に注目し、新しいファンデーションの開発に応用したいと考えたためだった。
今後は、クレエラジャパンの社員となり、丸の内にあるオフィスで働かなければならなくなった。
顔合わせを兼ねた新年会に全員出席するようにと言われ招待状を渡される。
子供の頃から、ファッションにもメイクにも興味がなかった純は、何を着ていったらいいのかわからない。相談する相手もおらず、途方に暮れる。
結局はスーツで参加することにした。会場へ行くとおしゃれに着飾った人たちで溢れていた。
声をかけられ振り向くと、そこには満子がいた。満子も場違いな格好をしている。聖良は着物姿だった。
3人は会場の片隅に集まり、この地獄のような時間が過ぎるのをただじっと待つことにする。
くじ引き大会が始まった。3人が当たらないように祈っていると、純が持っている番号が呼ばれた。
そこにやってきた男性が大声で、純の当たりを司会者に告げてしまい、純はステージにあがらなければならなくなった。
その男は、丸の内研究センター長の國木田修(鈴木浩介)だった。
渋々ステージにあがった純に、司会者はメイクについてあれこれ質問してくるが、純にはさっぱりわからない。
景品としてスパークリンググロスを渡され、ステージ上でそれを使ってみるようにと言われる。塗って伸ばすだけだからと言われ、純はそれを唇に塗ってしまう。
慌てた司会者が純の耳元で、まぶたに使うアイグロスだと教えてくれた。
恥ずかしさでいっぱいになった純はステージから降りようとして転倒し気を失ってしまう。
とにかくこの場からすぐに去ろうと考えていた3人の前に國木田がやってきた。
名刺を配り自己紹介をすると、人は見た目が100%だからもっと見た目に気を遣ったほうがいいと3人に話し出した。
こんなことがあって、3人はビューティ研究することになったのだ。
ファッションやメイクに興味がなかった純は、今まで目立たないように生きてきた。丸の内のオフィスに出勤することなど考えられない純は転職のための就職活動を始める。
だが、何社受けても全て不合格。
ある会社の面接を受けに行った純は、そこで國木田に会う。
転職をしようと思っていること、全ての会社の面接に落ちていることを伝え、きっと次もダメだろうと弱音を吐く純に、見た目が悪いから面接に落ちると思っているから落ちるんだと國木田は言う。
純は丸の内へ行くしかないと覚悟を決め、再びビューティー研究をしようと満子や聖良を誘う。
次はストールについて研究することにした。
今までは服装について気にもしていなかったが、丸の内のオフィスに行くにはそれではだめだ。
だからといって、洋服を買い替えるには金銭的に厳しいし、買いに行く勇気もない。そこで「七難隠す」と雑誌に載っていたストールの研究をすることにしたのだ。
まずは理系男子に褒めてもらうことを第一目標に設定した。
雑誌に載っている巻き方を参考にやってみるが、違和感しかない。
そして自分たちには、七難どころかそれ以上の難があるということに気付き落ち込む3人。
会社を出た3人は、一緒に食事へ行った。
そこで純は、國木田に会って「見た目が悪いから面接に落ちると思っているから落ちるんだ」と言われたことを伝え、その言葉の意味が分からないと二人に相談する。
見た目が変われば何かわかるのかと思って無理して頑張ってみたが、やはりわからないと落ち込む純に、満子は「一人じゃないから。3人で力を合わせれば何とかなることもあるかもしれない」と言って励ました。
レストランで帽子をかぶったままでいる男性を見た3人は、次は帽子について研究することにした。
帽子を被れば、メイクや髪型を隠せると考えたのだ。
雑誌に載っていたように、それぞれの顔の形に合った帽子を選び被ってみるが、やはり違和感がある。
そこに國木田がやってきた。帽子の被り方にも流行があると國木田は言う。
ストールを見つけた國木田に、自分たちには七難どころか、難がありすぎてスカーフでは隠しきれないという純。
國木田は、全ての難を隠すものではなく、どこか一つにポイントを置いて、そこに意識を引くことでほかを目立たなくさせるんだと、巻き方も教えてくれた。
3人はおしゃれになって喜んでいたが、三沢たちにバカにされる妄想をし、途端に自信を無くしてしまう。
そこに三沢たちが入ってきた。絶対バカにされると覚悟を決めていたが、すごくおしゃれだと褒められた。
褒められ慣れていない3人はパニくって、國木田や三沢たちを部屋から追い出す。
だが、第一目標の“理系男子に褒められる”はクリアできたと3人は笑顔になる。
いよいよ丸の内のオフィスに出勤する日がやってきた。
純はくじ引き大会の景品でもらったアイグロスをつけ、家を出た。
満子、聖良と待ち合わせ、会社へ向かう。
何とかたどり着いた3人は、会社の1階にイケメン美容師が揃った美容室があることに気付き、毎日ここを通らなければならないのか…と不安になる。
レビュー(感想)
とても楽しみにしていたドラマが始まりました。地味で自分に自信がない女性がファッションやメイクについて勉強をしていくというラブコメディ。同じように「ファッションてわからない」「メイクってわからない」という人にとっても、参考になるのでは?!
第一話を見てみた感想は…。期待通り面白かった!3人ともキャラが可愛いし、応援したくなる。とはいえね、やっぱりねって感じもありました。心配していた通りというか…。
桐谷美玲さんも水川あさみさんも、キレイすぎるんですよ。メイクの勉強などしないでもキレイなんですよ。街に出たらナンパされるだろうというレベルで、本物の地味女子から「私たちとアンタは違うから!」って指摘されそうな…。キレイな人が冴えない役をするってなかなか難しいですよね…。
國木田さんが言った『見た目が悪いからダメだと思っているから落ちるんだ』というセリフの意味は、自信を持ちなさいってことなんじゃないのかな?男性もあると思いますが、女性は特に、ファッションやメイクでその日のテンションまで左右されます。
自分で「似合ってる!おしゃれだな」と思える服装だと自分に自信も持てるし、明るい気分でお出かけできますが、「いまいちしっくりこない…。あ~でももう時間がない!」となって慌ててそのままの格好で出かけた時は、一日中気になってテンションがあがらなかったり…。お肌の調子が悪い日は人に会いたくなかったり…。経験がある人多いのでは?!
桐谷美玲さん演じる純ちゃんは、とにかく自分に自信がないことが一番の問題。スタイルはいいんだし、顔もキレイなんだから、地味なファッションだったとしても、好きで着ていて自分に自信があれば、キラキラ輝くはず。
本人は、自信のなさが問題だとは思ってないだろうけど、これから少しずつファッションやメイクを覚えていって、最後には自分に自信が持てるようになるんでしょう。
水川あさみさんもキレイなんだよな~、ホント…。優しい先輩というキャラも好き☆3人の中では唯一の既婚者という設定です。
そして3人よりも気になったのが國木田さんです。3人にストールをかけてあげるシーン。あれ、アドリブじゃない?!絶対3人を笑わそうとしてるでしょ。
「ナイスボブ。どこで切った?自分で切ってる?」とか「おなかすいた?おなかすいた?大丈夫か?」とか…。あの人のキャラ好き~。最初は『嫌な奴なんじゃ?!』って疑ってたけど、違ったね。
最初から國木田さんが手取り足取り教えてあげれば問題なかったんだけど、それじゃダメだものね。本人たちがやる気を出さないことには…。
そして放送が終わってから気づきましたが、理系男子の一人を演じている町田啓太さん。桐谷美玲さん主演の『スミカスミレ』で恋人役した人じゃないか~!あのドラマ、好きで毎週観てたんです。眼鏡かけてたから気付かなかった。二人の共演、なんかちょっと嬉しい☆
町田さん演じる丸尾さん、絶対國木田さんに狙われてる…!國木田さん、彼の顔に見惚れてたもんな~。
次回は、パーティーファッションの研究です。そして純ちゃんが、イケメン美容師の榊圭一と知り合うことになります。早速恋が始まるんですか?!
次週からはもっと参考になるファッションやメイクなどが学べそうです。
私もこのドラマ観ながら勉強しよ~っと。
次回放送予定日4月20日
2017年 春ドラマ(4月スタート)リスト
枠 | タイトル | 系列放送局 | |
---|---|---|---|
月 | 9時 | 貴族探偵 | フジ系 |
火 | 9時 | CRISIS 公安機動捜査隊特捜班 | フジ系 |
10時 | あなたのことはそれほど | TBS系 | |
水 | 9時 | 警視庁捜査一課9係 | テレ朝系 |
10時 | 母になる | 日テレ系 | |
木 | 9時 | 緊急取調室 | テレ朝系 |
10時 | 人は見た目が100パーセント | フジ系 | |
金 | 10時 | リバース | TBS系 |
土 | 10時 | ボク、運命の人です。 | 日テレ系 |
日 | 9時 | 小さな巨人 | TBS系 |
9時 | 櫻子さんの足下には死体が埋まっている | フジ系 | |
10時半 | フランケンシュタインの恋 | 日テレ系 |