人は見た目が100パーセント 第2話 あらすじ・レビュー

純（桐谷美玲）たちは、庶務課の“ステキ女子”岸根香澄（足立梨花）、森村美優（岡崎紗絵）に研究室があるラボセンターを案内してもらった。

おしゃれな空間に戸惑う3人。

社内のことをいろいろ載せていると教えられた香澄のSNSを見てみると、そこにはいろんな男性社員と食事へ行ったり、お花見、バーベキュー、ハロウィン、クリスマスなどの社内イベントの様子もアップされていた。

今までの自分たちとは全く関係ない世界がそこにはあった。

純はその中にあった一枚の写真に目をとめた。純が出席することになっている結婚式が行われるレストランだった。

その話を聞いていた女性社員の話によると、その結婚式には栄子（室井滋）も出席するのだという。栄子は、新郎の美容外科医と親交が深いらしい。

敏腕マネージャーの栄子は、元は研究者だったという。彼女が出版した本のタイトルを聞いた純が驚く。純が尊敬する研究者だったからだ。

パーティにはドレスアップしていかないとまずいと言われた純は、満子（水川あさみ）と聖良（ブルゾンちえみ）に協力してもらい、パーティーファッションの研究を始める。

ドレスのレンタルショップを訪れ、衣装を借りる。

たくさんのクラッチバッグを取り寄せ、実際に持ち物を入れてみるが、小さくて全然入らない。持ち方まで勉強する3人。

3人で食事へ行った際、満子から恋愛について尋ねられた純は、恋愛なんて脳の錯覚でしかない。かなわない恋に苦しみ続けるくらいなら恋愛なんてしたくない、恋愛しなきゃ結婚できないのなら結婚もしなくていいと言う。

研究室では基礎計算ばかりやらされていた。いつになったらセルロースナノファイバーの解析を再開するのかと純は不安になる。

純は國木田に、パーティのために衣装や小物を集めてみたが地味になってしまうと相談する。そこに通りかかった社内の素敵女子からは、ヘアメイクを専門の人にやってもらったらどうかとアドバイスされるが、純はそれを拒否。

アクセサリーなんてどうかと國木田がアドバイスする。ステキ女子たちからは、イヤリングをつけるなら小さくて揺れるものがいいとアドバイスされる。

男性は狩猟本能が刺激され、目を奪われるらしい。

國木田がイヤリングや香水、口紅など、サンプルとして置いてあるものを持ってきてくれた。

美容院から、キャンセルが出たと連絡があったから予約しておいたと香澄が伝えに来た。気は進まないが、いまさら断ることもできない。

人気美容室『ルーチェ』の美容師・榊圭一（成田凌）が担当してくれることになったが、おしゃれな雰囲気、おしゃれな美容師に圧倒され、お金だけ払って途中で逃げ出してしまう。

結局はいつもと変わらないメイク、いつもと同じ髪型でパーティに出席した。

結婚式が終わり帰ろうとしているところで栄子に会った。

いつになったら、セルロースナノファイバーの解析作業が再会されるのかと尋ねた純に、別の研究員がやっていると栄子は告げる。

セルロースナノファイバーのデータが欲しかっただけで、純たちのことは仕方なく引き取ったのだと栄子は言う。「冴えないあなたたちに社内をうろつかれると迷惑だ」とまで言われてしまう。

そのことにひどくショックを受けた純は、満子や聖良が待っているお店にも顔を出さず、帰ろうとしていた。

その時、美容師の榊圭一に声をかけられる。

榊は純が払ったお金を返すと、突然純の前髪を触り、とてもきれいな髪ですねと褒めた。

その瞬間、純は貧血を起こし倒れてしまう。