クライシス 第4話 あらすじ・レビュー

第4話 5月2日放送

第4話 あらすじ

特捜班は、大学で航空宇宙工学を専攻する有馬丈博教授(小市慢太郎)の警護を命じられる。

命を狙われていて、1週間後に出国するということだけ聞かされている。

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石黒(近藤公園)は連絡を受け仲間と接触し、どんな手段を使っても構わないから1週間以内に片づけるようにという指示を伝えた。

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特捜班のメンバーは、大学を訪ね有馬に挨拶をするが、有馬は苛立ちを露わにし、とても横柄な態度をとる。

特捜班に囲まれて移動している有馬を石黒が見つめていた。

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有馬は3年前に離婚し、今は一人で暮らしている。

田丸(西島秀俊)大山(新木優子)が自宅に泊まって警護を続けることになった。

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翌朝、稲見と樫井(野間口徹)は、有馬と一緒に大学へ。

研究室付近で不穏な空気を感じ取った稲見たち。爆薬の匂いを嗅ぎつけた樫井が、研究室に爆弾が仕掛けられているからドアを開けるなと忠告するが、有馬はその忠告を無視しドアを開けてしまう。その瞬間、爆音がし研究室は破壊された。

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二人は有馬を連れてその場から離れた。銃を構えた石黒があとを追う。

3人が向かった先には石黒の仲間が待ち構えていた。稲見は背後から銃を突きつけ、その仲間を倒し、どうにかその場から逃げることが出来た。

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吉永(田中哲司)は詳しい事情を知るため鍛治(長塚京三)を問い詰める。

鍛治は、ミサイルの発射実験に失敗している北の国が有馬の頭脳を狙っているのだと説明するが、拉致目的とは思えないと吉永は言う。

大山が暗殺者を割り出すために前科者をチェックしていると、稲見はその種の人間じゃないと断言した。暗殺者だと確信しているのだ。

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有馬は吉永に、話があると切り出した。

家族が心配だからそっちにも警護をつけてくれと頼む。それが出来ないならマスコミに全てを話すと上に伝えてくれというが詳しい事情は話そうとしない。

朝のショックを引きずる有馬はその後も落ち着かない。

警護をしている樫井が、今朝の爆弾の図面を引いているのを見た有馬は、自分もかつてエンジンの設計をしていたと語り、図面を引いている時間はとても幸せだったと話した。

有馬は稲見と樫井に今朝の礼を言い、ただの監視のために遣わされたと思って誤解していたと頭を下げた。

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吉永は有馬に、離婚して3年も経つから家族に危害が及ぶことはないだろうと上が判断をしたと伝えた。

離れた家族に警護をつけると逆に目をひいて危険になると言われた有馬は納得するしかなかった。

そして、遠目からでもいいから家族に会いたいと申し出た。これは最後通告で、聞いてもらえないのなら本当にすべてを暴露すると話した。

有馬は車の中から、ほんの一瞬だったが、別れた妻や子供の姿を見ることが出来た。

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その夜の担当は田丸と大山だった。お腹が空いたと言い出した有馬のために田丸が買い出しに出かけた。

有馬は残った大山にトイレが詰まったと言い、大山を背後から殴って気絶させ、その隙に逃げ出した。

有馬は公衆電話から誰かに電話をし、新しい情報もあるから改めて交渉したいと話した。

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その後、特捜班は任務を解かれた。

教授が国家に対する重大な反逆行為を行っていたことが判明し、出国の話もなくなってしまったと、吉永は特捜班のメンバーに説明した。

それに納得がいかない特捜班のメンバーは教授を見つけて守ろうとする。

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石黒たちが有馬に近づく。

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その頃、稲見は有馬の元妻に会っていた。だが有馬とはもう何年も会っていないと言う。

稲見たちが帰ろうとした時、元妻の携帯が鳴った。有馬のことが心配なら自宅へ行けという内容だった。

稲見たちは有馬の自宅へ急いだ。部屋に入ると、そこには爆弾を巻き付けられた有馬がいた。残された時間は1時間30分ほど。

樫井は稲見に、近所の住人を避難させるよう指示すると、爆弾の解除に取り掛かった。

避難勧告を出した稲見はその後すぐに戻ってきた。

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有馬は自分の過ちについて語りだした。

4年前、ハニートラップにかかった有馬はゆすられた。

相手の狙いはジェットエンジンの設計図だった。悩んだ有馬は知り合いの政府の人間に通報した。公安の人間がやってきてすぐに解決すると思われたがそうではなかった。

公安は偽の設計図を渡せと有馬に要求した。有馬はそれに加担してしまった。

それから有馬は、本来の研究をほっぽりだして偽の設計図を引きまくった。そんなことを続けているうちに、神経がすり減り、ある日気付いた。

この企みが発覚したら自分はどうなるのか。怖くなった有馬は、公安の人間に手を引きたいと訴えた。だが今度は、公安の人間から脅されるようになってしまった。

手を引いたらスパイとして摘発すると言われた有馬は自暴自棄になり、酒と女におぼれ家族を失った。

金のために公安の情報だけを売った。だが先方からの連絡が途切れ、企みがバレたことを悟った。

そこで有馬は、全てを暴露すると公安を脅し、国外へ脱出しようとしたのだ。

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有馬は樫井や稲見に、特捜班の情報を売ろうとしたと話し、救ってもらう価値などないと言った。

それでも樫井は爆弾の解除をやめなかった。残りの時間が7分になったところで青沼(飯田基祐)がやってきた。青沼は二人に外へ出るよう指示した。

それでも解除を続けようとする樫井に、局長からの命令だと青沼は伝える。

有馬は樫井を見て頷いた。「国家を信用するな」それが有馬の最後の言葉だった。

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数分後、有馬の自宅は爆発し、火の海に包まれた。

レビュー(感想)

またスッキリしない終わり方でした。これ、すっきりすることあるんかな?ずっとこんな感じだとストレスたまる一方なんですけど…。

時間が短すぎて、樫井さんでも解除できませんでしたね。もう少し時間があれば…。ショックだっただろうなあ…。

田丸さんも、自分の知ってる人に頼んで海外へ逃がしてやるって言ってたのに…。今回も、暗殺者は捕まりませんでした。せめてあの二人が捕まってたらもう少しスッキリするのに。

あいつらは別に捕まってもよくない?!あいつらがどんな証言しようが揉み消せばいいだけでしょ。出来るんでしょ?そういうことが。

結局悪いことした人を捕まえられないのなら、何のために特捜班はあるんだろう。特捜班が動く必要ある?!そもそも特捜班、必要かね?!捕まえさせないんだったらなくしてしまえよ。

次回は、稲見が潜入捜査するようです。どうせまた、立場の弱い人間が権力のある人間の身代わりにされたりするんでしょ。つまんない…。稲見さん、大丈夫かな。潜入捜査なんて不向きじゃないかなぁ…。

そして、2話に出てきた神谷もまた出るようです。少女を意識が戻らないように傷めつけたあいつですよ!また自分の身を守るために、警察を動かすつもりでしょ。本当に、何しても逮捕されないなんてことがあるんだろうか。

もっとスッキリする結末にしてよ~。

次回放送予定日5月9日

2017年 春ドラマ(4月スタート)リスト

タイトル系列放送局
9時貴族探偵フジ系
9時CRISIS 公安機動捜査隊特捜班フジ系
10時あなたのことはそれほどTBS系
9時警視庁捜査一課9係テレ朝系
10時母になる日テレ系
9時緊急取調室テレ朝系
10時人は見た目が100パーセントフジ系
10時リバースTBS系
10時ボク、運命の人です。日テレ系
9時小さな巨人TBS系
9時櫻子さんの足下には死体が埋まっているフジ系
10時半フランケンシュタインの恋日テレ系
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