貴族探偵 第8話 あらすじ・レビュー

第8話 6月5日放送

第8話 あらすじ

愛香(武井咲)は、事務所に鼻形雷雨(生瀬勝久)を呼び、喜多見切子(井川遥)貴族探偵(相葉雅紀)と仕事をしたあとに亡くなったことなどを話し、政宗是正について調べてほしいと頼む。

その時、韮山瞳(上原多香子)から電話がかかってきた。瞳は愛香の大学時代のミステリー研究会の先輩だ。

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愛香は久しぶりに大学を訪れた。瞳の研究室へ行く途中、水道の工事が行われていた。そこを過ぎて研究室へ向かう。

二人は久しぶりの再会を喜び合う。そこにはとあるパーティで最近知り合ったという貴族探偵も来ていた。研究室の女の子の恋愛相談を受けていた。

田中(中山美穂)が愛香と貴族探偵においしい紅茶を入れる。

貴族探偵は珍しいキノコを見に来たのだという。

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そこで貴族探偵は「私のことを調べるのは命がけですよ」と再度忠告した。

切子の話をされた愛香がカッとなると、貴族探偵は部屋を出て行った。

愛香は残された田中に、貴族探偵に仕えることになった理由を尋ねるが、貴族探偵の許可がないと話せないと言われてしまう。

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二人が話している時、女性の悲鳴が聞こえた。愛香が慌てて声のした方へ行くとそこには

大場和典(松川尚瑠輝)の遺体があった。そばには割れたコーヒーカップが散らばっていた。

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警察の捜査が始まり、関係者全員の指紋が採取された。

貴族探偵がこの事件の捜査を愛香に依頼すると言ったすぐあと、愛香が重要容疑者として連行されてしまう。

殺害現場の部屋にかかっていた「使用中」という札に愛香の指紋がついていたという。それは愛香が、瞳の部屋へ向かう途中、落ちていたのを拾ってかけなおしたからだった。

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鼻形が愛香に取り調べを行う。被害者の大場との関係を聞かれた愛香は大学時代を思い出す。

愛香は高校生の頃ストーカー被害に遭った。そのことが原因で男性が怖くなった時期があったという。

そんなとき、ミステリー研究会で一緒だった大場からしつこく誘われ、学校へ行くのも怖くなった。切子に相談したところ、ある日、大学に切子が乗り込んできた。

切子は大場の胸倉をつかみ、愛香に手を出すなと言ってくれた。それからは、大場は何も言ってこなかったという。

だから大場を殺害する理由はないと愛香は鼻形に訴えた。

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真犯人を探すため、鼻形が捜査を開始。

死因は窒息死。後頭部を殴られているので、鈍器で頭を殴ったあと、首を絞めたと考えられる。

鈍器はキノコの榾木で、首を絞めたロープは梱包用のものだ。

割れたティーカップには大場の指紋がついていた。

犯行時刻にアリバイがないのは愛香を含めて6人だった。だが真犯人につながる証拠は出てこない。

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鼻形が頭を悩ませていると、佐藤(滝藤賢一)、田中、山本(松重豊)がやってきた。

愛香が容疑者になっていると聞き、捜査をしていたという。

注目すべきはティーカップだと山本は言う。

給湯室には5色のティーカップが2個ずつあった。色によって使う人がわかれているという。

緑は大学院生の男子、黄色は大学院生の女子、水色は学部生の男子、ピンクは学部生の女子、黒は来客用だという。

桶に残っていたカップは水色とピンクと黒だった。それから考えると、三島純夫、田京恵、そして愛香ということになる。

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大場は女性関係が派手だったこともわかっている。研究室内でも大場を恨んでいる人は多い。

瞳の話によると、大場は女性関係はだらしなかったが、上下関係には厳しかったという。上座と下座にはこだわりが強かったらしい。

殺された大場が座っていたのは下座だった。瞳の証言から考えると、犯人は目上の人間ということになる。

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その話を聞いた鼻形は、犯人がわかったと言って関係者を集めた。そこには愛香も連れてこられていた。

鼻形は、給湯室に残されていたカップについて説明し、その時点で容疑者が3人に絞られると説明した。大場のこだわりを考えると、後輩の三島と田京は容疑者から外れる。残るのは、黒のカップを使った人物ということになると説明。

その場にいた刑事が、やはり愛香の犯行じゃないのかというと鼻形はそれを否定する。

女性をなめているところがあった大場が、同級生の女性を上座に座らせるようなことはしないというのが鼻形の見解だった。

そして犯人は貴族探偵だと推理した。

それを聞いた田中は猛反論。そもそも貴族探偵は、見知らぬ誰かが入れた紅茶は飲まないのだという。

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そこで田中が推理を始めた。

愛香が犯人じゃないならば、大場の上座に座る人間は存在しない。犯人は殺害後に大場を下座に移動させた。

殺害時刻は断水が始まる前だった。犯人は殺害後、テーブルに置かれたティーカップを洗って棚に戻していた。

そして偽装工作のためにピンク色のティーカップをテーブルに残していった。

田京が最初に遺体を発見し、このままだと自分が疑われると考え、ピンクのティーカップを洗おうとしたが、その時はすでに断水が始まっていた。

そこで、水色と黒のティーカップも一緒に桶に沈めた。

田京はティーカップの偽装については認めたが、殺害については否認した。

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犯人が殺害後、大場を移動させたのは、殺害する最中、もしくはそのあとに下座に座っていた犯人のティーカップが転がって割れたからだ。

紅茶のしみも出来、カップも割れたため、カップが落ちた位置を変えることはできない。そこで大場の座り位置を変えたのだ。

落ちたカップに大場の指紋をつけ、それが大場の使っていたものだと偽装した。

犯人は、大場と同じ院生の男子、原木一昭だった。田京が原木と別れ大場と交際を始めたからだ。

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無事事件が解決した。

愛香は、最初に大場の遺体を見つけたのは貴族探偵なんじゃないかと言った。遺体を発見したから愛香を呼び寄せた。大場と過去にトラブルがあったことも知っていて、愛香が疑われるように仕向けたのではないかと愛香は言う。

切子と貴族探偵の間に何があったのか調べていたため、その警告だったのじゃないかという愛香に、そんな回りくどいことをしなくても愛香を抹消する方法はいくらでもあると貴族探偵は言い、切子の死については触れない方がいいと忠告した。

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鼻形が愛香の事務所にやってきた。

政宗是正は、公安絡みだったと愛香に報告した。年齢も国籍も家族構成もすべて謎で顔写真もない。ただシンガポールを拠点に黒い活動をしているということ以外何もわからないということだった。

レビュー(感想)

切子は生きてるんじゃないでしょうか?貴族探偵が「殺せ」って言ったのは、「殺したことにしろ」っていう意味じゃないのかな?貴族探偵は、女性に罪を擦り付けるとか、女性にひどいことをするような男を憎んでるように思えるくらい、女性を大切にするし…。

切子に危険が迫っていると知った貴族探偵が、切子は死んだってことにして、どこかにかくまっているんじゃないでしょうか。愛香のことも守ろうとしているんじゃないかな…。

鈴木は切子の傍にいる…?だからずっと出てこないのかな。違うかな~?

今回の鼻、可愛かったな~。一生懸命推理するけど刑事とは思えないほどズレているところも、「大船に乗ったつもりで」を言い間違えるのも、間違った推理をして落ち込むのも、田中さんに紅茶を出されて涙ぐむのも、全部可愛かった~。愛香のこともちゃんと信じてくれたしね。

愛香はいつになったらちゃんとした推理してくれるのかな?政宗是正の正体を突き止める時までとっておくのかな?それ以外は間違った推理を続けるのかな。

切子が生きてたらいいなあ~。そしたら愛香、めちゃくちゃ喜ぶだろうな~。

次回放送予定日6月12日

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