貴族探偵 第2話 あらすじ・レビュー

第2話 4月24日放送

第2話 あらすじ

高徳愛香(武井咲)は、編集者・日岡美咲(紺野まひる)と一緒に、人気ミステリー作家・厄神春柾(大和田伸也)の別荘へ向かっていた。厄神が探偵に取材をしたいと言ったためだった。

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美咲が山道を運転していると、突然上から巨大な石が落ちてきた。対向車に知らせるために、愛香は発煙筒を持って車を離れた。

警察にも電話をし車に戻ると、美咲の姿がない。あたりを見回し愛香は驚く。貴族探偵とお茶をしていたからだ。

落石に腹を立てた貴族探偵は、その真上にある別荘に文句を行こうと言い出す。だがそこは、愛香たちが目指していた厄神の別荘だった。それを知った田中(中山美穂)は興奮する。厄神のファンなのだ。

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厄神は霊柩車を見たら親指を隠すとか、北枕では絶対に寝ないなど迷信を信じるたちなんだと美咲は説明する。正月に富士山の夢を見た年に大ブレイクしたことで、富士山が見える場所に豪邸を建てた。だが、隣にマンションが建ってしまい富士山が見えなくなったため、この別荘を買って仕事場にしているという。

愛香や美咲が止めるのもきかず、貴族探偵は呼び鈴を鳴らす。だが応答はない。貴族探偵はずかずか室内に入っていく。そして、書斎に倒れている厄神を発見。頭から血を流して倒れていてすでに亡くなっていた。

警察が到着するまで、愛香は現場を見て回った。外へ出ると、貴族探偵が美咲とドローンで遊んでいた。愛香は、推理をしないだけではなく、現場さえ見ない貴族探偵に腹を立てる。

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あちこち見て回った結果、軽トラックが置かれている前方に石があった形跡を発見。

軽トラックが置かれているところの後ろには、寝室に繋がるドア、キッチンに繋がるドアと、二つのドアがある。寝室の方のドアは鍵が閉められているが、キッチンの方は鍵が開いていた。そしてそこには靴も置いてあった。愛香は、厄神はここから出入りしていたのだろうと考える。

そこに、美咲と同じ編集者の松尾早織(豊田エリー)がやってくる。原稿を取りに来たという。

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警察も到着した。なぜか管轄違いの鼻形雷雨(生瀬勝久)常見慎吾(岡山天音)もやってきた。鼻形たちは貴族探偵専任になったらしい。

死亡推定時刻は、朝の5時~7時。鈍器で頭部を2発殴られていて、近くに落ちていたトロフィーから血痕が見つかっている。

貴族探偵に不満のある管轄の久下村刑事(平山祐介)を鼻形がなだめながら室内に戻ると、厄神の妻・令子(横山めぐみ)ともう一人の編集者・滝野光敏(丸山智己)が到着していた。

滝野は厄神との打ち合わせにきて、明け方は厄神の自宅にいたという。

妻の令子は、締切前だから仕事場にとまると厄神から聞いていたと証言。滝野と打ち合わせの約束をしているから自宅で待たせるように言われたらしい。

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愛香は大きな石があったと思われる場所まで令子を連れて行った。令子も、そこには大きな石があったと証言した。富士山から持ってきた石だというその石は、厄神がネットで購入したものだった。

常見が書斎からある手帳を発見した。その中身を確認した愛香は、美咲と早織が共謀して厄神を殺害したと考える。

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関係者を集め、愛香は自分の推理を披露する。

厄神の手帳には、美咲とも早織とも交際していたと記されていた。そのことを知った二人はそれが許せず協力して殺害したのではないかと考えたのだ。

だが、美咲も早織もそれを否定し、貴族探偵もそれはないと断言した。貴族探偵の代わりに、田中が推理を披露する。

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田中は、令子と滝野が犯人だと考えていた。

二人は厄神を殺害したあと別荘へ行き、巨大な石をジャッキアップし、車を車輪止めだけで停車させ、その車輪止めの先にドローンをつけた。

宅配業者を呼び、自宅にいたというアリバイを作ったあと、ドローンを操作し、トラックを動かして落石させる。これで、落石時のアリバイは作られた。

二人には、殺害時刻のアリバイがあると愛香は反論するが、田中は、厄神は別荘ではなく自宅で殺され、ベッドごと別荘へ運ばれたのだと推理する。

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幸い、書斎へ入ったことがあるのは令子だけ。書斎にベッドが置かれていても誰も不審に思わない。だが、壁には本棚があり、ベッドを置けるのは、厄神が普段利用していた勝手口の前だけだった。

仕方なく勝手口をつぶし、普段からそこにベッドが置いてあったように見せかけた。

巨大な石を落としたのも、仕事場の勝手口を塞いだことを怪しまれないためだった。巨大な石があると、トラックの荷台が邪魔してキッチンの勝手口のドアが開かない。そこで大きな石をどかして、キッチンのドアが開け閉めできるようにしたのだ。

落石があった時間に自分たちが自宅にいれば、アリバイはより強化されるとも考えてのことだった。

巨大な石がなくなったことで、トラックを先まで動かせるため、キッチンのドアを開け閉めするにも困らない。仕事場の勝手口をつぶしてしまっても不自然ではないというわけだ。

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滝野は自分たちに厄神を殺害する理由はないと否定するが、田中は、令子と滝野が不倫関係にあったのだろうと推測した。

帰ってこないと思っていた厄神が急に帰ってきて、二人でいるところを見つかってしまった。逆上した厄神を、令子が近くにあったトロフィーで殴った。

田中の推理を聞き終わり、令子は犯行を認めた。

令子には最後まで厄神への愛があったと貴族探偵は言う。迷信を気にする厄神のことを考えて北枕にならないようベッドを配置したのだろうと指摘した。

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愛香は、貴族探偵がドローンで遊んでいたことや、別荘に到着し遺体を発見したすぐあとに、書斎のドアを開け閉めしていたことを思い出す。

貴族探偵はその時からすでに事件の真相がわかっていたのか…。

レビュー(感想)

やっぱり鼻さん、最高~!ホントに面白い!いちいち面白い!可愛くて仕方ないです。あのキャラクター♪いろんなシーンでの鼻さんの突っ込みが面白いし、おとぼけぶりや無知さも面白い。

今回は、貴族探偵が長めに出てたような気がしたので「鼻さん&愛香ちゃんコンビの出番が少なくなるじゃ~ん!」ってひやひやしたけど、ちゃんとたっぷり楽しめて良かったです☆わずか2回目であの名コンビぶり。しかし鼻さん、よく愛香ちゃんにアドバイス求めるよな~。前回も間違った推理してたのに…。

この先もずっと愛香ちゃんが間違った推理を繰り広げて貴族探偵に負け続けるのか…と思うと非常に残念!愛香ちゃんあれじゃ、商売にならないでしょ。毎回真相にたどり着けなかったら、信頼してもらえなくなるよ。たまには愛香ちゃんに勝たせてあげて~…。

田中さんが作るボードの質がグンとあがってましたけど、2回目であれだと今後はどうなる?!どこまで進化するのか楽しみです。

それにしても切子さん、謎…。あの人、死んでるの?生きてるの?どっち?!チョコレートが一つなくなってた…。やっぱり生きてるのかなあ?ただ引きこもってるだけとか?でも相関図には“謎の死を迎えた”って書いてあるんだよな~。死んだっていう体にしてるだけ?

それとも探偵としては死んだってこと?気になってしょうがない。
これも少しずつ明らかになっていくのかな~。

次回は、橋本環奈ちゃんが出てきます。
愛香ちゃん、真相にたどり着けるでしょうか?

…無理だろうな。

次回放送予定日5月1日

2017年 春ドラマ(4月スタート)リスト

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9時CRISIS 公安機動捜査隊特捜班フジ系
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9時警視庁捜査一課9係テレ朝系
10時母になる日テレ系
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