貴族探偵 第6話 あらすじ・レビュー

第6話 5月22日放送

第6話 あらすじ

貴族探偵(相葉雅紀)高徳愛香(武井咲)が立会人を務める中、桜川家の当主・鷹亮(竜雷太)の内孫、弥生(北香那)の結婚相手を決めるための儀式が行われた。そしてそこで連続殺人事件が起きた。

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婿の第一候補となった金山俊市(忍成修吾)が毒を盛られて病院へ運ばれ、その後、残りの3人も次々に殺されてしまった。彼らが泊まっていた建物は完全な密室状態だった。

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豊郷皐月(加藤あい)は弥生のことを心配していた。

友也(白洲迅)が足を引きずっていることが気になっていた愛香は、皐月にそのことを尋ねる。

年も近い弥生と友也は小さい頃から一緒に育ってきた。おてんばだった弥生は、ある日、友也を連れて山の奥に遠出した。

花を取ろうとして足を滑らせた弥生を助けようとして、友也が右足を骨折してしまった。弥生が足をねんざしていたため、友也は自分のケガのことは隠して、弥生をおぶって山を下りた。それが原因で今も足を引きずっているのだ。

だがその時、弥生の父親も鷹亮も友也を褒めなかった。弥生の母だけが何度も何度も友也に頭を下げて謝ったという。

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愛香は鷹亮から、今回の事件の捜査を依頼された。真相にたどり着いたら貴族探偵のことについて教えてもらうという条件で引き受けた。だが、貴族探偵もまた捜査の依頼をされていた。

3人の殺害事件を佐藤(滝藤賢一)田中(中山美穂)山本(松重豊)が別々に調べることになった。

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水口を刺したナイフには、尼子幸介の指紋がついていた。そして水口のおでこには二つのこぶが出来ていた。

尼子幸介は、頭部の右側を殴られていた。凶器は、玄関先に置かれたオブジェの一部と思われる。

そして灰皿の中に尼子の壊れたメガネが入っていた。

高宮は、背後から首を絞められて殺害されていた。左手にはボタンが握られていたが、それは水口のジャケットの左袖のものだった。

首を絞めるために使われた紐は、1階の浴室にあったタオルをまとめるために使われていたものだ。

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愛香は真相がわかったと言って関係者を集めた。そこで愛香は、犯人は弥生だと言って推理を披露した。

小さい頃から一緒に過ごしてきた友也に恋心を抱いていた弥生は、彼の前で婿を選ぶなど出来ず殺そうと思った。3人それぞれをそそのかし、お互いに殺し合いをさせたのだと愛香は説明した。そして最後の一人、水口をナイフで刺したのは弥生。力がなくても犯行は可能だと愛香は言う。

密室状態は、弥生の犯行だと気付いた友也が弥生を守るために作ったものだろうと推測した。

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愛香の推理を聞いても弥生は一切否定しない。すると友也が水口を殺したのは自分だと言い出した。

話を聞いていた貴族探偵はそれらを完全に否定した。

佐藤、田中、山本が推理を披露する。

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3人それぞれが殺害計画を立てていた。最初に被害に遭ったのは水口。

尼子を殺害するため、玄関先にあるオブジェの一部を取りに行き、部屋へ戻った。隠れていた高宮にナイフで刺され、倒れた際におでこを打ち、こぶが出来た。ナイフは尼子の指紋がついたものが使用された。

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高宮が部屋へ戻った時、部屋に潜んでいた尼子に後ろから首を絞められた。抵抗された際に、尼子の眼鏡が灰皿に落ちて割れた。水口の犯行に見せかけるため、水口のボタンを握らせ、証拠を隠すために、メガネが入った灰皿を自分の部屋にあった灰皿をとすり替えた。

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水口が意識を取り戻し、尼子を左手で殴り殺せば高宮のせいになると考え、尼子の部屋へ向かった。灰皿をすり替え部屋へ戻ってきた尼子を左手で殴った。

その後水口は、部屋へ戻り、弥生に電話をして、そのあと息絶えた。その時もう一つのこぶができた。

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愛香の推理を弥生が否定しなかったのは、友也の犯行だと勘違いしたせいだと貴族探偵は言う。

友也に恩返しをするために罪を被ろうとしたのだろうという。

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鷹亮が友也に、孫への特別な感情を持っている人間を使用人として置いておくわけにはいかないと言い出した。

「守りたいものを守る。そのためにはどんなことでもするのが桜川の男だ。弥生を背負って帰ってた日も、今日も、お前は桜川家の男だった」というと、自分の事業の手伝いをしてみろと話した。

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全て解決したように思えた。だが、最初の被害者、金山に毒を盛ったのは誰だったのだろうと愛香は不思議に思っていた。

金山が入院している病院を訪ねると、既に金山は退院していた。昨夜は予断を許さない状態だったはずなのにおかしいと感じ、カルテを確認させてほしいと申し出る。

だが、金山に関する記録は残っていなかった。

愛香は金山が入院していた医療法人白桜会について調べ、名誉会長が桜川鷹亮だと知り驚く。

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金山は鷹亮の使用人だった。毒を飲んで倒れたのも、メッセージを残したのも全て鷹亮の指示だったのだと貴族探偵は指摘する。

かつて桜川家が世話になった婿候補たちの一族は、鷹亮にとって邪魔な存在だった。彼らを追い詰めれば自滅するだろうと考え、金山に毒を盛られた芝居をさせ、彼らを追い詰めた。鷹亮の思惑通り、3人は勝手に殺し合いを始めた。

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その頃愛香は、事務所に戻り、切子(井川遥)の死亡診断書を探していた。

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鷹亮は愛香を褒め、貴族探偵に「そう遠くないうちに気付かれるのではないですか?あなたが、喜多見切子を殺したという事実を」と言った。

レビュー(感想)

まさか金山が桜川家の使用人だったとは…。いや、弥生たちも顔を知らなかったわけだから、使用人ではないのか。鷹亮個人が雇った人なんだろうね。

犯人が弥生でも友也でもなくてよかった。最初から鷹亮は、弥生の相手は友也がふさわしいと思っていたんでしょうが、なくなった3人の一族に恩があるため、ああいう場を設けるしかなかったってわけですね。毒を盛られた芝居をさせて、3人を追い詰めたなんて…。恐ろしい人だ。

貴族探偵が切子を殺したみたいなこと言ってましたね。本当に貴族探偵が手を下したわけはないと思うけど、何か関わっていることは事実だろうな。あれくらいの権力者だったら、カルテを改ざんしたり、死亡診断書を書き換えたりすることなんて簡単ですよね。殺人を事故にみせかけることだって簡単にできる。怖いな…。

やはり愛香には幽霊になった切子が見えているということですよね。普通に会話もできるし。次回は、切子さんが推理を披露するみたいですね。つまり過去の出来事の回想シーンなのかな?

貴族探偵が「確実に殺せ。鈴木」って命じてましたけど…鈴木って誰?!今は主要な使用人って3人だけですよね。誰を殺せと命じていたんでしょう。猟の話とかだったりして…。

来週は井川遥さんをたっぷり見れそうなのですごく楽しみです。広末涼子さんも出るようですし、目の保養になりそう~☆

次回放送予定日5月29日

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