福家警部補の挨拶あらすじ・レビュー（最終回）フジテレビ系列3月25日放送

福家警部補の挨拶
【最終回】
ネタバレ注意

最終回　あらすじ　3月25日　午後9時～放送（フジテレビ系）

車椅子の老女、後藤喜子（八千草薫）がミカンを落とし、通りがかりの男、網山聡（松本実）に拾って貰っている間に、老人、後藤秀治（山本學）が網山の持っていた黒いかばんと用意していた黒いかばんをすり替えた。

喜子と秀治は夫婦で、二人はその後近くの喫茶店へ場所を移した。

網山はすり替えられたかばんを持って、あるアパートへ行った。そこで仲間と合流し、次の犯罪計画について語り合う。網山たち３人は、宝石店強盗殺人事件の犯人グループだった。そして、すり替えられたかばんに入っていた爆弾が爆発した。この爆発により犯人たちは全員即死。

アパートの周りはたくさんの野次馬でごった返していた。
現場に駆けつけた福家警部補（檀れい）は、車いすに乗った喜子とぶつかってしまう。

その後福家は、捜査を進めるうちに、爆破が起きた際、近くの喫茶店に老夫婦がいたとの証言を得て後藤夫婦の家を訪ねる。
警戒する秀治とは対照的に、喜子は楽しんでいる様子だった。

石松和夫警部（稲垣吾郎）は、福家のこれまでの経歴を把握し、彼女の処遇についてある決断をする。福家にその決断を告げる石松に、福家は意外な反応をした。

大女優ですから、当たり前といえば当たり前なんですが、八千草薫さん、すごいですね。最初から最後まで、八千草薫さんの表情がすごくて圧倒されました。

とても優しい表情だなあと思う時と、内側から沸き起こる怒りみたいなものが、声を荒げるわけでもなく、にじみ出てくる時と…。
最後は、とにかく切なかったです。

石松警部補のように、最後くらいははっきり相手に「あなたが犯人でしょ」って向き合って欲しかったなあ。回りくどいから「何が言いたいんだよ！」ってなるんだよ…。

石松警部補が、先週？先々週？くらいから、急に福家に理解を示すようになったのが少しだけ違和感だったかな。もう少しそこも描いて欲しかったです。

今週で終わりましたが、最後まで観て、やはり原作を読んでみたくなりましたね。実際はどのように描いてあるのか、興味があります。