東京タラレバ娘 第8話 あらすじ・レビュー

倫子（吉高由里子）は思わず早坂（鈴木亮平）にキスをしてしまった。

香（榮倉奈々）たちに報告すると、今度こそ結婚までいくのではないかと盛り上がるが、倫子は素直に喜べない。

早坂と二人で会うことになった倫子は、キスのことについて謝罪され、早坂への気持ちを抑えてしまう。

そんな時、香に妊娠の可能性が発覚する。

これを機に、涼（平岡祐太）が自分を本命にしてくれるかもしれないと淡い期待も抱くが、嫌な顔をされたら…と思うと、本当に妊娠したのか確かめることが出来ない。

早坂と倫子のキスシーンを目撃したKEY（坂口健太郎）は、複雑な思いだった。

北伊豆で、早坂（鈴木亮平）とキスをしたことを香（榮倉奈々）と小雪（大島優子）に報告した倫子（吉高由里子）。

香たちは、相手が真面目な早坂ということで、今度こそプロポーズされるのではないかと盛り上がる。

早坂が「明日電話します」と言ったため、倫子は早坂からの電話を待っていた。

するとそこに、仕事の電話が入る。倫子は喜んで打ち合わせへ出かけていく。

倫子は、深夜の連ドラの脚本を書けることになった。

本当なら早坂が担当するはずだったが、恋するシーズンの方で忙しく時間が取れないため、竹内プロデューサー（井上晴美）が担当するという。

倫子は、脚本が書けることに幸せを感じていた。

倫子は早坂と食事に出かける。

早坂は何か言いたげだったが、なかなか言い出せない。

香は呑んべえのカウンタで呑んでいた。

なぜ涼（平岡祐太）がいいのかと小雪に聞かれた香は、嘘がないから一緒にいて落ち着くと答えた。

その頃、KEY（坂口健太郎）は涼の家にいた。

香と彼女と、どちらが好きなのかとKEYが質問すると、どちらも好きで選べないと涼は言う。

倫子と早坂は楽しく食事をしていた。すると早坂が突然、昨夜のことについて謝ってきた。

ここから何かが始まるのではないかと少し期待していた倫子はショックを受けるが、「こちらこそ、酔っぱらっていてすみませんでした」と謝罪した。

呑んべえに丸井（田中圭）がやってきた。

小雪は父の安男（金田明夫）に見つからないように、丸井を店の外に追い出し、不倫が父にバレてしまったことを説明した。

自宅へ戻った香は、生理が来ていないことに気付く。不安になり、翌日倫子たちを呼び出し相談する。

小雪が妊娠検査薬を買ってくるが、涼がどういう反応をするか不安に思う香はなかなか検査することが出来ない。

香がお店に戻って仕事をしていると涼から電話がかかってくる。

熱を出して寝込んでいるという。香は看病をするため涼の家へ向かう。

香が席を外している時、香のバッグに妊娠検査薬が入っていることに気付いた涼は、香の好きなようにしていい。産むならちゃんとするからというと、香を抱きしめた。

香は涼に大事にされていると知り、ほっとする。

そのことを倫子たちに報告し、検査をする勇気が出た香だが、生理が来てしまう。

倫子と小雪もホッとし喜ぶが、香は泣いている。

ほっとしたのか、がっかりしたのか、どちらなのか自分でもわからないと言いながら…。

竹内プロデューサーと打ち合わせをしていた倫子が、25歳を過ぎてから30歳になるまでとても早かったと話すと、竹内プロデューサーから、30代はもっと早いと忠告される。

自分たちにはあまり時間がないのだと改めて実感する。

呑んべえに行った倫子は、そこでKEYに会う。

涼が彼女とうまくいっているのか、KEYに探りを入れる。

結婚したいと言っている香が涼と付き合うのは矛盾しているとKEYが指摘すると、それは本人もわかっていると倫子が答えた。

そして、この年齢になると、何かを始めるのもやめるのも勇気がいるのだと倫子は話す。

北伊豆で二人がキスしているところを見たとKEYが言う。

好きなのかと聞かれた倫子が「向こうの気持ちがわからないし…」と答えると、KEYは苛立ったように、「一生やってろよ。タラレバ女」と言って店を出ていく。

倫子が早坂に電話をしようとした時、向こうから電話がかかってきた。

お互い話があると言い、会うことに…。

香はその頃、涼のマンションにいた。部屋にはあがれず、ロビーから涼に電話を入れる。

涼の部屋にはお土産を持ってきたKEYがいた。

香からの電話に出た涼は、妊娠していなかったと聞かされ喜ぶ。

喜ぶ涼に「でも子供欲しいんだよね？だったら作ろうよ」と香が言うと、まだ父親になる覚悟が出来てないと涼が答えた。

香がマンションの下まで来ていると知った涼は、あがってくるように誘う。

香は、涼の部屋から降りてきたKEYとロビーで遭遇する。

涼の部屋へ行こうとする香に「今行ったら同じことの繰り返しだ。」とKEYが言う。

わかっていても自分じゃとめられないと言って涼の部屋へ向かおうとする香に「行くな。このまま帰れ」とKEYが止める。

香は涙を流しながら、マンションをあとにした。

早坂と倫子は、お互いの素直な気持ちを伝えあい、一歩進む決意をする。