東京タラレバ娘 第1話 あらすじ・レビュー

売れない脚本家の倫子（吉高由里子）は、30歳独身で彼氏もいない。

高校時代からの親友のネイリスト・香（榮倉奈々）と、居酒屋の看板娘の小雪（大島優子）と、女子会と称して、好き勝手なことを言いながら酒を飲むのが楽しみ。

ある日、倫子は、ドラマの制作会社の早坂（鈴木亮平）から、大事な話があるといって食事に誘われた。

実は、8年前倫子がふった相手だった。

当時の早坂はまだADでださかったが、今は立派なプロデューサーになっている。

香と小雪は、プロポーズされるのではないかなどと言って盛り上がり、倫子をその気にさせる。

そんな倫子たちの前に、金髪のイケメン・KEY（坂口健太郎）が現れ、根拠もないタラレバ話ばかりする彼女たちに「タラレバ女！」と言い放つ。

売れない脚本家の倫子（吉高由里子）、ネイリストの香（榮倉奈々）、居酒屋の看板娘の小雪（大島優子）は、高校時代からの親友。

全員独身で彼氏ナシ。

倫子が仕事で番組制作会社を訪れた際、早坂（鈴木亮平）から「大事な話がある」と食事に誘われる。

早坂は、倫子が「ジャパンテレビエンタープライズ」でADをしていた頃の先輩で、実は8年前に告白され、ふったことがある。

当時の早坂はADでださかったが、今はプロデューサーになり、見た目も垢ぬた。

倫子はすぐさま、香や小雪に報告。

いつもの居酒屋『呑んべえ』でこの話をつまみに酒を飲んで盛り上がる。

3人で好き勝手言いながら酒を飲むのが一番の楽しみなのだ。

「告白どころかプロポーズされるのではないか？」などと煽られ、倫子もすっかりその気になる。

当日、倫子はおめかしして出かけていく。

8年前とは違い、身のこなしもスマートになった早坂を前に、思いのほか楽しい時間を過ごす。

食の好みも似ているし、話も盛り上がる。

レストランからの帰り道、大事な話とは何なのかと倫子が尋ねると、早坂は戸惑いながら口を開いた。

照れながら、倫子の後輩・芝田マミ（石川恋）のことが好きだと打ち明けた。

ショックを受けた倫子は『呑んべえ』へ行き、香や小雪に報告し、やけ酒を煽りだした。

「8年前の告白を受けていればこんな思いをしなくて済んだ」という倫子に、女磨きを怠らなければ良い人が見つかると、香と小雪が懸命に励ます。

立ち上がった瞬間ふらついた倫子が、後ろに座っている金髪の男（坂口健太郎）にぶつかった。

その男は「〇〇したら」「〇〇すれば」とタラレバ話ばかりしている3人に文句を言い始める。

そして帰り際「ごゆっくり。タラレバ女さん」と言い残して去って行った。

倫子は翌日もその男の言ったことを思い出し、モヤモヤしていた。

気分転換に香の店を訪れ、ネイルをしてもらう。

二人は金髪男の悪口を言いながらも、このままではいけないと話し合う。

その結果、3人は相席フレンチの店に行くことに。

店を訪れた男女が、それぞれに条件を提示し、それに合う相手と一緒に飲むのだが、いつまで経っても3人の前には男性がやってこない。

しびれをきらし、店員に確認すると、店にいる男性たちはみんな20代を希望しているという。

30という壁を改めて再確認した3人は、いつもの女子会のように酒を飲んで『呑んべえ』に戻ってきた。

そこでちょうど店から出てきた金髪男と遭遇。

3人は金髪男に「あんたのせいでおばさん扱いされて無駄に傷ついた」と因縁をつけ始める。

そんな中、倫子が躓き前のめりに倒れた。

ぼーっと見ている金髪男に「男なら、転んでる女の子に手ぐらい貸しなさいよ」と香が言う。

すると金髪男は「いい年した大人は自分で立ち上がれ。もう女の子じゃないんだから。」と捨て台詞を残して立ち去った。

このセリフで、自分たちはもう女の子じゃないの？！と驚く3人。

このことがきっかけで、3人それぞれ、今の自分の状況について改めて真剣に考えるようになる。

倫子は早坂と食事した時に感じた楽しさを思い出し、自分からアタックしようと決意する。

告白しようとした時、早坂がマミと付き合いだしたと知る。

結局告白も出来ないまま撃沈してしまった。

香や小雪に召集を書けようとするが、金髪男の『自分で立ち上がれ』という言葉を思い出し躊躇する。

だが、立ち上がり方がわからない。

一人でカフェにいると、香と小雪がやってきた。

自分たちはバッターボックスにさえ立たず、一生懸命に婚活する人たちを見て、ベンチから偉そうなことばかり言って眺めていただけだったと今までの自分たちを振り返る。

いざバッターボックスに立っても、かすりもせず空振り。倫子は反省した。

そして3人はバッティングセンターへ。

何度もチャレンジし、倫子のバットにボールが当たった。

これでようやく3人にやる気が戻った。

コンビニで買い物をしていた倫子は『大人の恋のはじめ方』という見出しがついた雑誌を購入。

家に帰ってページをめくると、そこには金髪男が大きく載っていた。

金髪男はKEYという今話題の人気モデルだったのだ。