東京タラレバ娘 第2話 あらすじ・レビュー

倫子（吉高由里子）は、早坂（鈴木亮平）がマミ（石川恋）と付き合いだしたショックをまだ引きずっている。

「タラレバ女」の名付け親である男がKEY（坂口健太郎）という今話題のモデルだったということにも衝撃を受けていた。

ある日、倫子は早坂から、新ドラマの主題歌を歌うバンドのライブに誘われ、香（榮倉奈々）と小雪（大島優子）と一緒に行くことになった。

会場は若い女の子の熱気に満ちている。香はギタリストに見覚えがあった。それは元カレの涼（平岡祐太）だった。

運命的な再会に香は胸をときめかせる。だが、涼にモデルの彼女がいることがわかり落ち込む。

勝手に失恋した倫子は、せめて仕事だけでも…と脚本執筆に精を出す。だが、突然新ドラマの仕事からおろされてしまう。

代わりに、若い女性脚本家・笹崎まりか（筧美和子）が脚本を担当することになった。

マミは「女を使って仕事を獲ったのかもしれない」という。

それを聞かされた倫子は真相を確かめるため尾行を開始。

小雪は街中で花束を手にしたKEYの意外な一面を見かける。

倫子（吉高由里子）は、8年前に早坂（鈴木亮平）からの告白を受けなかったことを後悔し続けていた。

香（榮倉奈々）や小雪（大島優子）は、倫子から、「タラレバ女」の名付け親が、KEY (坂口健太郎)という名前でモデルをしていると聞かされて驚く。

倫子は、早坂から、マミ（石川恋）のことで相談に乗ってもらったお礼ということで食事に誘われる。

3人での食事は気まずいということで、二人を「呑んべえ」に連れて行き、香や小雪にフォローしてもらうことに…。

そこで3人は、ドラマの主題歌を歌うバンド『BUMKEY'S』のライブに誘われた。チケットを取るのも難しいくらい人気だとマミは言う。

ライブ当日。会場は若い女の子たちで溢れていた。

ライブが始まってすぐ、香はギタリストを見て驚いた。元カレの涼（平岡祐太）だった。

武道館でライブをするのが夢だった涼との毎日は楽しく、同棲までしていたが、経済力がなく夢を追う彼を支え続けることは香にはできなかった。

夢を叶え、ステージに立っている涼を見た香は、自分のことのように嬉しい気持ちになった。

ライブ終わりに、楽屋に挨拶へ行くことになった倫子たちは、楽屋前でKEYと出くわす。涼と知り合いなのだという。

みんなで楽屋へ入ると、今度は香を見て涼が驚いた。

涼は香を抱きしめながら、香のおかげでここまでこられたと感謝の言葉を述べた。

そこに一人の女性がやってくる。涼の今の彼女だと知った香はショックを受ける。

「呑んべえ」で飲みながら愚痴っているところにKEYがやってきた。

香にひと言「甘いんじゃないすか」と言って、定位置に座った。

売れない時に捨てておいて、売れたらよりを戻そうなんて甘いとKEYは言う。その通りだと香は反省する。

ある日、小雪は、KEYが花屋から出てくるところを見かけた。

どこへ向かうのか気になった小雪があとをつけると、KEYは墓地に入って行く。

あるお墓に買った花を供え、去って行った。墓地には「Yoko Sanada」と書かれていた。

その頃倫子は、早坂に大事な話があると呼び出されていた。

そこで、ドラマの脚本をほかの人に頼むことになったと聞かされる。

ショックを受けた倫子がベンチに座ってぼーっとしていると、マミから電話がかかってくる。

倫子の代わりに脚本を担当することになったのが、笹崎まりか（筧美和子）という若い女性で、枕営業をしているという噂があることを聞かされる。

倫子は真相を確かめるため、彼女を尾行する。まりかはドラマの監督と一緒にホテルへ入って行った。

向かったのは部屋じゃなく、テレビ局のプロデューサーとの打ち合わせだった。そこには早坂の姿もあった。

実力で負けていただけだったとわかった倫子はホテルをあとにした。

香が仕事をしていると、涼から電話がかかってくる。

思い出の公園にいるという涼から「会いたい」と言われるが、香は「行かない」と答え電話を切った。

倫子が「呑んべえ」で飲んでいるとKEYがやってきた。

「仕事で何かあったのか」と聞くKEYに、仕事をおろされたことを話す。

KEYは黙って倫子の話を聞いていた。

香は、行かないと言ったものの、涼のことが気になり、公園へ行ってみることに。するとそこにはまだ涼が待っていた。

店主に頼まれ、酔いつぶれた倫子をKEYが自宅まで送っていくことになる。部屋まで運んでもらい、ようやく目を覚ました倫子。

「枯れてる私に恋愛モノの脚本なんて書けるわけがない」「ここから挽回できる気がしない」などと言う倫子にKEYは「試してみる？俺とやってみる？」と言ってキスをした。

「見せたいものがある」と自宅のマンションへ連れて行かれた香は、そのまま涼と一夜を共にする。

翌朝、女性もののメイク道具や下着などが置いてあることに気付いた香は、涼に同棲しているのかと聞いた。

すると涼はあっさり認め、「彼女は今、仕事でハワイに行っている」と爽やかな笑顔で答えた。

倫子が目を覚ますと、もうKEYはいなかった。