東京タラレバ娘 第5話 あらすじ・レビュー

恋も仕事も失った倫子（吉高由里子）は、占いでも「あんたは完全に手遅れ」と言われ落ち込む。

ある日、長身でイケメンで性格も良いバーテンダー・奥田（速水もこみち）と出会う。

倫子はあっという間に奥田に惹かれていく。

香（榮倉奈々）と小雪（大島優子）も、結婚するチャンスかも？などと言いながら盛り上げるが、KEY（坂口健太郎）だけは厳しい言葉を投げかける。

早坂（鈴木亮平）から倫子に連絡が入った。

恋するシーズンの脚本家が倒れてしまい、急きょ、複数の脚本家の中からコンペ形式で代わりの脚本家を探すことになったと聞かされる。

仕事のない倫子は挑戦することにし、執筆作業に没頭する。

香と小雪は、未来のない恋愛から抜け出そうと心に誓う。

香は元カレ・涼（平岡祐太）からの連絡を無視し、小雪も不倫相手の丸井（田中圭）とはもう会わないと決めるが…。

倫子（吉高由里子）たちはよく当たると評判の占いに行った。

香（榮倉奈々）も小雪（大島優子）も、今の恋愛を見事にいい当てられ、このままでは婚期が遅れる、幸せが遠ざかると言われてしまう。

倫子にいたっては、「完全に手遅れ」と言われる。

小雪は不倫を辞めると宣言し、香も涼（平岡祐太）とは会わないと決意する。

そんな時、倫子はスーパーで、イケメンバーテンダーの奥田（速水もこみち）という男性と出会う。

倫子は奥田がやっているバーへ行き、試食などをして楽しい時間を過ごした。

ごちそうしてもらったため、友人を誘ってまたきますと倫子が言うと、「一人で来てくれたらうれしい」などと言われ嬉しさを隠せない。

運命の出会いじゃないかと舞い上がる倫子は、香や小雪に報告。独身だったら店に通いつめろとアドバイスされる。

倫子の話で盛り上がっているところにKEY（坂口健太郎）がやってきた。「結婚は夢じゃなくて現実だ」と相変わらず厳しい言葉をぶつけてくる。

3人は、KEYが結婚の経験があると知り驚く。

自宅に戻った倫子に、早坂（鈴木亮平）から連絡が入った。

恋するシーズンの脚本家が病気で入院したため、何人かの脚本家の中からコンペ形式でピンチヒッターとなる脚本家を探すことになったと聞かされる。

仕事がない倫子はすぐに引き受け、挑戦してみることに。

締切は2日後。倫子は寝る間も惜しんで脚本を書き続ける。

小雪は、丸井（田中圭）からの連絡を、香は涼からの連絡を無視していた。

だが、既読にならないことを心配した涼が香の店にやってくる。

顔を見て安心したと言うと、涼はすぐに仕事へ出かけて行った。複雑そうな顔で見送る香。

仕事を終え、ひと眠りした倫子は、カフェへ行く。たまたま隣にKEYが座っていた。

お互いに憎まれ口をたたいていると、早坂から電話が入った。ほかの人に決まったという連絡だった。

落ち込む倫子にKEYは声をかけることが出来ず、店を出て行った。

誰かの優しさに甘えたいと思った倫子は、一人で奥田の店を訪れる。

奥田は疲れた顔をした倫子に甘いものと、それに合うブランデーを出してくれた。

二人は映画の話などで盛り上がる。そして奥田は倫子を食事に誘った。

二人は焼き肉屋へ行き、お互いの仕事の話などをする。

奥田が独身だということもわかり、奥田の優しさにすっかり癒され舞い上がった倫子は第4出動をかける。

奥田とのことを香や小雪に報告。

具体的には次の約束をしていないと知った二人は「今度」など来ないかもしれないと心配するが、奥田から早速電話がかかってきて、デートに誘われた。

翌日、倫子は奥田とのデートを満喫した。

デートの途中、奥田に交際を申し込まれた倫子は喜んでOKした。

仕事中の小雪に丸井から店の前にいるとメッセージが届く。レモンを買いに行くと行って店を出ていく。

小雪は丸井と別れる決意をしていたが、結局別れることが出来ず、丸井のことを許してしまう。

二人の様子を香は黙ってみていた。

帰り道、倫子は偶然KEYと会った。

脚本家の仕事をやめるのかと聞かれた倫子は、もうやめるかもしれないと答える。

「逃げるんだ？」と言われた倫子は、好きな人が出来たことを告げ、逃げ道がなかったら生きていけないと言い残して帰って行った。

KEYは昔好きだった人のことを思い出していた。

病気になった彼女は、KEYの前で、昔の彼氏と結婚していればよかったと言い、独身のまま死んでいくのは嫌だと言った。

そんな彼女にKEYはプロポーズをする。

二人はそういう関係ではなかったため、「現実から逃げるために利用するようなことをするのはよくない」と断られるが、KEYはそれでもいいと彼女に告げた。

帰宅した倫子は、奥田に「会いたい」とメッセージを送る。

「俺も会いたいです」という返信を見て、奥田の店へ行く。

たまには逃げてもいいんだと自分に言い聞かせながら。