東京タラレバ娘 第6話 あらすじ・レビュー

倫子（吉高由里子）はバーテンダーの奥田（速水もこみち）と付き合うことになった。

ずっと一緒にいられたら幸せだろうなと、プロポーズともとれるような言葉を聞かされ、舞い上がってしまう。

香（榮倉奈々）や小雪（大島優子）だけじゃなく、話を聞いたKEY（坂口健太郎）も皮肉を言いながらも祝福する。

いよいよ結婚かと倫子はその気になるが、一緒にいるうちに、奥田とのズレを感じるようになる。

丸井（田中圭）と別れられなかった小雪（大島優子）はそのことを二人に報告し、どんどん不倫におぼれていく。

香は、東京オリンピックまでに子供を産むということを目標に、結婚相談所に登録した。

すぐに香の希望通りの相手が見つかるが、そんな時、涼（平岡祐太）から連絡が入る。

奥田（速水もこみち）と付き合うことになった倫子（吉高由里子）が目を覚ますと朝食が出来ていた。至れり尽くせりな対応に幸せを感じる。

「ずっと一緒にいられたら幸せだろうな」とプロポーズのような言葉を聞かされ、倫子は舞い上がる。

早速第4出動をかけて香（榮倉奈々）や小雪（大島優子）と飲みながら奥田の話をする倫子。

倫子の話を聞いた香たちも、プロポーズでは？！と盛り上がる。

小雪は丸井（田中圭）と別れられなかったことを報告する。

香は東京オリンピックまでに子供を産みたいから婚活を始めると宣言。結婚相談所に入会すると告げた。

そこに、KEY（坂口健太郎）と涼（平岡祐太）がやってくる。空いている席がなく、一緒に飲むことに…。

倫子の彼氏の話を聞かされたKEYも皮肉っぽくではあるが祝福する。

倫子に奥田から、泊まりに来ないか？とメッセージが届いた。

自宅へ戻って準備を済ませた倫子は奥田の店へ行く。

仕事を終えた奥田と、奥田オススメのフランス映画を観ることになったのだが、倫子はフランス映画が苦手だった。だがそれを奥田に伝えることが出来ない。

眠らないようにすることに必死で内容なんて覚えていなかった。

倫子は奥田と一緒にいられることに幸せを感じてはいるが、奥田の自宅はどの場所もキレイすぎて落ち着かない。

一人の方が楽だと香たちに本音を漏らす。

すると2人からは、贅沢だ、違う人間なんだから相手に寄せることも必要だと言われる。

早坂（鈴木亮平）は倫子が結婚するとKEYに聞かされ驚く。

その上、仕事もやめると聞き、ショックを受ける。

香は結婚相談所を訪れ、希望する相手の条件を伝える。

その頃小雪は、丸井と食事をしていた。その店に常連客がやってきたため、小雪は慌てて隠れる。

早坂は倫子に電話をし、結婚して仕事を辞めるというのは本当なのかと尋ねる。

脚本家として続けていけるか自信が持てないと倫子は正直に話した。

呑んべえで倫子が飲んでるとKEYがやってきた。常連客がKEYのドラマについて話している。

倫子が「役者に向いていると思う」と伝えると、KEYが、ドラマを作るのは面白いと話した。

倫子もドラマ作りの面白さについて語るが、自分の現状を考えトーンダウンする。

そこに香がやってきた。結婚相談所で希望通りの人が見つかり、来週にも紹介してくれると喜んでいた。

それを聞いた倫子と小雪も一緒に喜び、あっという間に結婚が決まるのではないかと話していると、KEYが「結婚したからって幸せになれるわけじゃない」と言い捨てた。

倫子は、KEYの結婚生活のこと、相手のことを聞きたいと思うが聞けずにいた。

翌日、奥田とデートすることになり、倫子は浮かれる。だが、そのデートとはジョギングデートだった。

奥田からはオススメのフランス映画を持たされたりもするが、幸せのための試練だと思い、倫子は頑張って合わせようとする。

だが、映画の趣味も違うし、笑いのツボも違う。倫子は少しずつ奥田とのズレを感じるようになっていく。

ある日奥田が、フランス映画に出てくる女優さんのようにショートにしたらどうかと倫子に提案してきた。

香たちに相談すると、それで相手が喜んでくれるならいいんじゃないかと言われる。

ほかにも気になることがあると倫子は言うが、またもや贅沢だと突っぱねられる。

倫子はショートにしようと美容院を訪れるが、結局出来なかった。

帰り道、街中でマミ（石川恋）に声をかけられた倫子は、マミの外見を見て驚く。

髪の毛が真っ黒になっていて服装も以前とは雰囲気がまるで違ったからだ。

彼氏から「黒い髪も似合うかもね」と言われて黒に染めたのだという。彼氏から言われるとなんでも「それもいいかな」と思ってしまうのだとマミは嬉しそうに話した。

そんなマミを見て倫子は自分を反省する。今までは、相手の男で変わる女性をバカにしていたが、今はマミの柔軟性を羨ましく感じていた。

倫子は奥田のバーを訪れた。

「今日は倫子さんの好きな映画を一緒に見ようよ」と言われた倫子が『セックス・アンド・ザ・シティ』はどうかと言うと、ああいう主人公たちが恋愛のことしか考えてないような映画はテーマが見えないから好きじゃないと却下されてしまう。

『セックス・アンド・ザ・シティ』を観て脚本家になろうと決心した倫子はショックを受ける。そしてやっぱり奥田とは噛み合わないと改めて感じる。

香の希望にぴったり合う男性が見つかった。相手の希望も香そのものだと担当者は言う。

相手の男性が来るのを待っていると、涼から電話がかかってきた。

全国ツアーが終わって香に会うために店に来ているという。

香は男性に会う直前に「急用を思い出した」と言い残し、走って涼の元へ行ってしまう。

結局、涼がいいと思ってしまうと香は倫子たちに話した。

倫子は、相手といて違和感を感じたり、疲れたりすることはないのかと尋ねるが、二人は首を振る。

倫子は、奥田といても噛み合わず、疲れると話した。

帰り道、KEYと偶然会った倫子は、結婚していた相手の女性について尋ねた。KEYが結婚した相手は、高校の時の先生で、病気になり余命宣告をされた。

お嫁さんになるのが夢だったと聞いたKEYは自分がかなえてあげると言って結婚した。

KEYは彼女のことを好きだったが「彼女は俺のことが好きで結婚したわけじゃない」とKEYは言う。

KEYの話を聞いた倫子は「そこまで人を好きになれるなんてすごい」と思わず感想を漏らした。

倫子は気付いてしまった。恋はしようと思ってするものじゃなく落ちるものだ。

奥田のことを好きになったから付き合ったのではなくて、この人を好きになろうと思って付き合った。順番を間違えていたのだ。

それに気づいた倫子は、奥田に別れを告げた。最後まで奥田は優しかった。

将来後悔するかもしれないと思いながらも、自分の気持ちには嘘はつけない。

倫子が自宅へ戻ると早坂が訪ねてきていた。