突然ですが、明日結婚します 第5話 あらすじ・レビュー

打ち合わせを終えたあすか（西内まりや）は、小野（森田甘路）のマンションまで神谷（山崎育三郎）に送ってもらった。

すると神谷が突然あすかにキスをしてきてあすかを怒らせた。

神谷は名波（山村隆太）が近くにいて彼らを見ていることに気付いていたのだ。

莉央（中村アン）や桃子（岸井ゆきの）と一緒に小野の自宅でお好み焼きパーティをしていた。

名波は、明るく振舞っているあすかのことを見つめていた。

次はあすかの実家で集まろうという話で盛り上がる。

あすかはある日、上司から、いずみ証券とのプロジェクトを担当しないかと言われる。

それは3年ほどかかるプロジェクトで、キャリアアップにもつながるものだ。

数日後、莉央たちはあすかの実家に集まっていた。

名波は夕子（高岡早紀）の都合で収録のスケジュールが変更になったため参加できなかった。

三上（沢村一樹）がインフルエンザで休むことになったため、名波が代理で経済番組の司会を頼まれた。

名波が出演者である神谷の控室にあいさつに行くと…。

神谷（山崎育三郎）に突然キスをされたあすか（西内まりや）は、名波（山村隆太）が見ていることには気づかず、冷静に気持ちがないことを伝え、二度とこんなことをしないでくれと言い残して去って行った。

いつものメンバーと小野（森田甘路）の家でお好み焼きパーティーをする。

あすかは普段よりわざと明るく振舞っているように見える。

そんなあすかの様子を名波はそっと見つめていた。

名波はあすかに、神谷とのことを聞くようなこともしなかった。

いつも小野の家に集まっているため、今度はあすかの家に集まろうと盛り上がる。

あすかは上司から、いずみ証券との共同プロジェクトの担当を打診される。

3年ほどかかるプロジェクトだが、キャリアアップにもつながるはずだと上司は言う。

土曜日、莉央（中村アン）たちは、あすかの実家に集まり、鍋パーティーをした。

典子（石野真子）は、あすかが席を外している間に、名波との関係について尋ねる。

名波は、夕子（高岡早紀）の都合で番組の収録スケジュールが変更になったため、参加できなくなる。

名波が来られないと知った典子は残念がった。

あすかは莉央（中村アン）と桃子（岸井ゆきの）に、上司から打診されたプロジェクトの件について相談する。

結婚が決まっているわけではないし、断る理由はない。だが、引き受ければ忙しくなるし、専業主婦になりたいという夢から遠のくようであすかは決断できずにいた。

職場で神谷とばったり会ったあすかはキスのことを「なかったことにしてほしい」と言った。

神谷は個人的な気持ちはなしにして、プロジェクトに参加してほしいとあすかに伝えた。

莉央は小野と付き合うことになったとあすかたちに報告した。

あすかの実家へ行った帰り道、小野から告白されたのだという。

小野も、莉央と同棲することになったと名波に報告。

部屋を探すという名波に、自分が莉央の家に行くからこのまま居て良いと告げた。そして小野は、あすかと同棲したらどうかと提案する。

あすかが神谷と組んで仕事をしていることを伝え、少しは焦った方がいいぞとアドバイスした。

三上（沢村一樹）がインフルエンザになったため、ピンチヒッターとして名波が経済番組の司会をすることになった。神谷も出演する番組だ。

名波は神谷の楽屋に挨拶へ行く。

神谷は街頭インタビューを見た知人から、あすかのことを尋ねられたと話し、あすかと付き合っていることを知らずにあんなことをして申し訳なかったと名波に謝罪した。

名波が神谷に「これ以上余計なことをしないでください」というと神谷が「余計なこと？例えばキスとか？」と口にした。

その瞬間、名波は神谷の胸倉をつかみ、あすかは俺が見ていたことは知らないからいうなと釘を刺した。

神谷は、あすかを束縛する権利があなたにあるのかと名波に聞き、結婚しないが手放しもしないのは都合のいい考え方だと非難する。

自由にしてやれと言われ、名波は「あんたには関係ない」と言い返した。

名波が、あすかの実家にカレーを食べに行くことになった。

チャイムが鳴り、名波かと思って出てみると、そこには父・新太郎（古舘寛治）と神谷が立っていた。

たまたま神谷をタクシーに乗せた父親が連れてきたのだ。典子は名波が来ることを新太郎に伝え忘れていた。

そこに名波がやってくる。あすかは神谷が家にいることを伝え、名波を帰そうとするが、いても構わないとあすかの実家にあがった。

あすかの家族、名波、神谷でカレーを食べることに。

神谷は、バスケットの推薦で大学が決まったというあすかの弟・奏（葉山奨之）に、プロバスケのチケットを取ってやると言い、番号交換をした。

酔いつぶれた新太郎を、典子や奏が連れて行っている間に、「なぜ来たんだ？」と名波が神谷を責めた。

偶然乗ったタクシーがあすかの父親のタクシーだったことが運命かもしれないなどという名波に、ほかの人のことは考えられないとあすかは伝えた。

それでも引かない神谷に「（名波と）一緒にいたいんです。ごめんなさい」とはっきり断った。

あすかが名波を送っていく。その途中、名波は自分の家庭環境について話し始めた。

今の父親は二人目で、一人目の父親のことは全く覚えていないという。

名波自身も息苦しく感じていたが、名波を育てるために再婚した母親も幸せそうに見えなかったと話した。

結婚してうまくいく人もいるだろうが、自分はおそらくダメな方だと思うと名波は言う。

「あすかがどうしても結婚したくて、この先ふさわしい人が現れたら俺を捨てていいから」と名波が言うと、あすかは「その方が名波さんも気が楽なんだね」とそれを受け入れた。

その上で「私が結婚したいのは名波さんだけだから」と伝え、「これからも結婚したいと言い続けるから、名波さんも嫌だって何度でも言ってね」と笑った。

名波はそんなあすかを抱きしめ、二人で暮らしてみないかと言った。

あすかは笑顔で「考えておく」と答えた。

あすかは、上司にプロジェクトを引き受けると伝えた。

名波にも報告するために電話をすると、女性が電話に出た。

夕子だった。戸惑うあすかを夕子は食事に誘った。