突然ですが、明日結婚します 最終話 あらすじ・レビュー

プロジェクトの報告会を終えたあすか（西内まりや）は神谷（山崎育三郎）と共に、役員たちとの食事をすることに。

役員らはあすかたちに、ニューヨーク支店とのテレカンファレンスに参加するよう指示した。

名波（山村隆太）は、小野（森田甘路）にモスクワ支局へ異動になったことを報告。

小野は、あすかにもきちんと伝えるべきだと話すが、名波は、あすかにはもっといい相手がいるはずだという。

三上（沢村一樹）と会った夕子（高岡早紀）は名波があすかと別れたことを聞かされる。

名波のことをカッコつけていると非難する夕子に、真剣に考えてのことじゃないかと三上は庇う。

ある日、あすかの弟・奏（葉山奨之）が名波を訪ねてきた。

奏は二人が別れることになったのは自分のせいじゃないかと気にしていたのだ。

別れた理由を尋ねると、価値観の違いだと名波は答え、一緒にいたらあすかが幸せになれないと話した。

それを聞いた奏は、名波が逃げているということだけはよくわかったと言い残し、部屋を出て行った。

ある日の夜、あすかを食事に誘った夕子は、名波から頼まれて付き合っているようなふりをしたこと、名波がモスクワ支局へ異動になったことを伝える。

名波と花見に行く約束をしていたあすかは、桜のつぼみが開いていることに気付く。

プロジェクトの報告会を終え、グループの役員たちとの食事に参加したあすか（西内まりや）と神谷（山崎育三郎）は、ニューヨーク支店とのテレカンファレンスに参加するよう指示される。

モスクワ支局へ異動することになった名波（山村隆太）は荷造りを始めていた。そこへ小野（森田甘路）がやってくる。

あすかにモスクワ行きのことを話さないのかと尋ねられた名波は、結婚も約束できないのに連れてはいけないと言い、あすかにはもっといい相手がいると答えた。

あすかの弟・奏（葉山奨之）が名波を訪ねてきた。

自分のせいで別れたのではないかと気にしていた奏に、価値観の違いで別れたと名波は言う。

結婚したい人としたくない人が付き合っていても時間の無駄でしょうと言う名波に、そんなことはわかっていて同棲したんじゃないのかと奏は疑問をぶつける。

同棲していて楽しかったのなら何で別れるんだという奏に、先のことも考えなくてはいけない、自分といてもあすかは幸せになれないと話す。

すると奏は、名波が逃げているということだけはわかったと言い残して帰って行った。

あすかは夕子（高岡早紀）から電話をもらい、会いに行く。

そこで夕子は、名波とは何もないことを話し、名波がモスクワ支局へ異動になったことを伝える。

そして、別れた方があすかのためだと名波は考えたのではないかと自分の考えを述べた。

あすかは神谷から真剣に告白された。だが何も答えられなかった。

あすかの気持ちが名波にしかないことを悟った神谷は、名波がモスクワへ行くことを話し、出発の日がテレカンファレンスの日であることを伝えた。

神谷は、自分一人でテレカンファレンスに参加するから、見送りへ行くようにとあすかに告げた。

あすかは名波に電話をし、留守電に最後にもう一度だけ会いたいから今夜会えませんか？とメッセージを残した。

名波は、マンション近くで待っているあすかの姿を見かけるが、気づかれないようマンションへと入っていく。

名波に会うことが出来なかったあすかは、テレカンファレンスに参加していた。

神谷はあすかを気遣い、見送りへ行ったほうがいいと忠告するがあすかは仕事の片づけをやめなかった。

荷物を持ってマンションを出た名波は、あすかが待っていた場所で、自分がプレゼントしたお菓子の瓶を見つける。

それには「ありがとう」と書かれていて、中には名波がプレゼントした指輪が入っていた。

そこに神谷がやってくる。「最後に変な理屈をこじつけて別れるな」と神谷は名波を責めた。

あすかに幸せになってほしいという名波に、出来ることなら自分が幸せにしたいけどそれは無理なんだと言って神谷はその場をあとにした。

帰宅したあすかが散歩に出かけた後、名波が実家にやってきた。

あすかが出かけたことを知った名波は彼女を探して回る。

二人が花見をしようと言っていた場所であすかを見つけた。

飛行機に乗っているはずの名波がいることにあすかは驚く。

名波はあすかを抱きしめ、自信がなくて逃げていてごめんと謝った。

幸せにできるか自信はないけど一緒にいたいと伝え、あすかが望むなら結婚しようとプロポーズした。だがあすかはそれを断った。

名波が心から結婚したいと思うまで待ってると伝えた。

3年後…。桃子（岸井ゆきの）は神谷と結婚し、娘も生まれていた。

小野のマンションに、今は神谷達家族が暮らしている。

一時帰国した名波とあすかが遊びに来る。小野や莉央（中村アン）もいた。

名波はあすかと二人きりになった時、改めてプロポーズをしてOKを貰う。

名波が、あすかの右手の薬指にしている指輪を左手にはめなおした時、クラッカーが鳴った。

そこにはあすかの家族や三上（沢村一樹）、氷室（杉本哲太）、夕子たちもいて、お祝いのパーティが開かれた。

いつ籍を入れるのかと聞かれた二人は話し合って答えた。

「突然ですが、明日結婚します。」