ボク、運命の人です。 第8話 あらすじ・レビュー

誠（亀梨和也）と晴子（木村文乃）の交際は順調だった。

ある日、急に関原（大倉孝二）から会議という名の飲み会に誘われた誠は、約束していた晴子に断りのメールを入れた。

誠は、烏田（田辺誠一）や和生（澤部佑）と一緒に、居酒屋で関原の悩み相談を受けていた。

すると偶然、晴子の父・大地（杉本哲太）と遭遇。部下の国枝（加藤諒）のプロデビュー戦を前に、壮行会をしていたのだ。国枝は先に帰り、大地は誠たちと一緒に飲むことになった。

そこで誠の元カノが美人局で捕まったと聞かされた大地は突然不機嫌になり、晴子と二度と会うなと怒って帰ってしまう。

落ち込む誠とは反対に、謎の男は「ビッグウエーブ」だと言って喜ぶ。

ダメというレッテルを貼られた方が褒められやすいと謎の男は説明し、三恵（菜々緒）の力を借りようと言い出した。三恵は今でこそ大地に気に入られているが、最初は嫌われていたのだ。

中澤ボクシングジムからウォーターサーバー設置の依頼を受け、誠はジムを訪れた。そこは大地の部下・国枝が通っているジムで、国枝がウォーターサーバーを勧めたらしい。

誠は三恵に会って、大地の攻略法を教えてもらう。三恵が大地と打ち解けるきっかけになったのは、ゴルフだった。

家に行ったとき、ゴルフの話をするようになり、一緒にコースを回るようになって、気づいたら最高の飲み友達と言われるまでになっていたという。

それから誠は、打ちっぱなしに通い、練習を続けた。

中澤ジムにウォーターサーバーを設置しに行った誠は、ボクシングについて熱く語る国枝に刺激をもらい、熱心にゴルフの練習を重ねる。

ある日、誠が打ちっぱなしをしていると大地がやってきた。だが、誠がいることに気付いた大地はすぐに帰ってしまった。

国枝のプロデビュー戦当日。誠は応援に行った。

開始早々、ダウンした国枝を見た誠が立ち上がって名前を叫ぶ。すると離れた場所でもう一人名前を叫び立ち上がった人物がいた。それは大地だった。

二人の応援もむなしく、国枝は負けてしまった。

試合を終えた国枝は、もう一戦だけやらせてほしいと会長に頭を下げるが、却下される。

誠も必死で頼み込み、頭を下げる。それを大地が陰から見ていた。

帰宅した大地は、話したいことがあるから誠を家に連れてきてほしいと晴子に頼んだ。

湖月家へやってきた誠に、大地はゴルフの話や将棋の話をする。

将棋は彫る方が専門だという誠に大地は感心し、「よろしければお父さんの分もお作りしましょうか？」と言われて喜ぶ。

すっかり二人は意気投合し、仲良くなった。

そして大地は、国枝がもう一戦させてもらえることになったと誠に伝えた。

早速誠が王将を彫っていると晴子から電話がかかってきて、温泉に誘われた。大地の会社の保養所があるという。

快諾し電話を切った誠に「次が最終試験」だと謎の男が告げる。

親の了承も得た晴子の中で残る不安はただ一つ、誠と一緒に生活ができるかどうかだと謎の男は伝えた。