ボク、運命の人です。 第7話 あらすじ・レビュー

ようやく交際を始めた誠（亀梨和也）と晴子（木村文乃）。

誠は借りていた傘を晴子に返し、帰宅。すると謎の男（山下智久）から傘だけを返して、ほかに誕生日プレゼントを用意しなかったことを責められる。

そして謎の男は誠にあることを命じた。それは、1か月遅れの誕生日プレゼントに指輪を用意し、サプライズするというものだった。

定岡（満島真之介）が人の指を見ただけでサイズがわかるという特技を持っていると聞かされた誠は、早速定岡に相談する。

とにかく練習しかないと言われ、大量のアスパラを購入し、誠の家で特訓が行われることになった。

特訓の最中、突然謎の男が姿を現した。慌てて何とか誤魔化そうとする誠をよそに、二人はすぐに親しくなった。

誠が、定岡に晴子の指を見てもらいサイズを確認してもらえばいいのではと言い出す。

そんな誠に、影の努力を認めてもらえて付き合えることになったのだからと定岡がダメ出しをする。

誠は定岡の言葉に納得し、晴子のために日々特訓を重ねる。

どんなデザインの指輪が喜ばれるのかわからない誠は、烏田（田辺誠一）に相談。

すると烏田は指輪の選び方をハンバーグに例えた。ただのハンバーグだと一番安いものを選んだと思われるが、煮込みやおろしまでいくと好みの違いなども出てくるため、チーズを乗せたくらいの塩梅のものがいいとアドバイスされる。

晴子と一緒にちゃんこ屋で食事をしていた誠は、晴子の指を見てサイズを確認し、映画を見に行く約束を取り付けた。

誠はジュエリーショップを訪れ、烏田のアドバイスをもとに店員に相談し、指輪を購入した。

映画を観終わってから渡そうと考えていた誠に謎の男がダメ出しをする。

直前でも気づかれてしまってはサプライズにならないため、サプライズに気付くのと指輪がはめられるのが同時なのが理想だと謎の男は言う。

映画デート当日。誠は映画中ずっと指輪のことばかり考えていた。だが誠が思い描いていたようにうまくはいかず、結局渡せないまま映画が終わってしまった。

次に、二人はボウリングを楽しんだ。

なかなか良いスコアが出ない晴子を見て、誠は晴子の指に合ったサイズの球を見つけてくる。すると二回連続でストライクが出た。

ターキーがでればお食事券が貰えると聞かされ、晴子が集中している時、誠が晴子の指にリングをはめた。

晴子は驚きとても喜んで、デザインも気に入ってくれた。こうしてサプライズは成功。

帰り道、二人が手をつないで歩いているとピアノが聴こえてきた。リスト作曲の「愛の夢」。

帰宅した誠に謎の男は、初めて晴子と電話をした日に聴こえてきた「月の光」と、「愛の夢」を演奏しているピアニストは同じ女の子だと告げた。

30年後、地球が無事隕石の衝突を免れ、誠たちの息子が記念式典で表彰を受ける。その時にピアノを演奏するのが30年後の彼女だと謎の男が説明する。

「結婚できればの話だけどね」という謎の男に誠は、かなり手ごたえがあると答える。