ボク、運命の人です。 第3話 あらすじ・レビュー

三恵（菜々緒）は晴子（木村文乃）に、定岡のような優良物件にはそうそう巡り合えないとプッシュするが、晴子にはただの同級生としか思えない。

誠（亀梨和也）のことについて尋ねられた晴子は、良い人だとは思うけどよくわからないと答える。

そこで三恵は、どちらが晴子にふさわしいか見極めてあげると言い出す。

誠は定岡（満島真之介）に誘われ、晴子（木村文乃）と三恵（菜々緒）と4人で飲みに行くことになった。

だが緊張していてうまく話を盛り上げることもできない。一方定岡は、鍋の灰汁を取ったり、みんなの飲み物を注文したりと気遣いを見せる。その上自作の歌を歌って場を盛り上げる。

落ち込んで帰った誠に、謎の男（山下智久）は、クラシックの名曲100曲と作者を覚えるよう命じる。

次の日から誠は必死にそれらを覚え始める。今までは聞き流していた音楽も耳に入ってくるようになる。

晴子の父・大地（杉本哲太）から、善江（石野真子）にウォーターサーバーの説明をしてほしいと誠に電話が入り、翌日の夕方自宅へ行くことになった。

事前に晴子には説明をしておきたいと思ったが、晴子は既に退社していて話が出来なかった。

そんな誠に謎の男は、明日必ず連絡先を渡すようにと伝える。

誠は晴子の実家を訪れた。大地が晴子の昔のアルバムを引っ張り出す。

晴子が誠と映っている写真を見て、それが自分だと伝える誠。そこに晴子が帰ってきた。

大地も善江も、晴子と誠が知り合いだったことに驚く。

誠はこの日、連絡先を渡すことが出来なかった。

誠が勤務しているウェルカムウォーター社と、晴子が勤務している会社・スワローマーケティングス社の親睦会が行われることになった。

だが、そこにやってきたのは社長の鳩崎（渡辺江里子）だけだった。

その店に定岡がやってくる。誠はトイレで偶然定岡と顔を合わせ、晴子に告白するつもりだと聞かされる。

翌日誠は晴子の実家にウォーターサーバーを届ける予定になっている。

食い止めるならそれがラストチャンスだと謎の男は言う。

翌日、誠は晴子の実家を訪れる。晴子は高校時代の恩師に出産祝いを届けると言って同級生と出かけたと聞かされる。

設置場所について確認したいという理由で晴子の高校を聞き出す誠。

学校の外から中の様子を伺っていると、定岡と一緒にいる晴子を発見。その時、結婚行進曲が流れてきた。

笑っている晴子を見て、定岡のプロポーズを受け入れたと思った誠はその場をあとにする。

河川敷のグラウンドの土手に座っていた誠の傍に野球のボールが転がってきた。それを投げ返すと、小学生2人組に野球を教えてほしいと頼まれる。

広場で野球をしているところに晴子が通りかかった。

そこで、晴子が定岡のプロポーズを断ったことを知る。

晴子が帰ろうとしている時、子供たちと対戦していたスコアボードを見てあることに気付いた誠は晴子を呼び止めた。

対戦相手は、“あかい”と“いとう”。

スコアボードには、０９０と書かれている。もし晴子との間に本当に運命があるのなら、それが誠の電話番号になるはずだと話す。

晴子は、誠の匙加減でどうとでもなるというが、野球は何が起こるかわからないスポーツだと誠は反論する。

あとで結果を見に来てほしいと告げ、小学生たちと野球を再開。

晴子が帰宅すると、誠と一緒に帰ってくると思ったからと、善江がたくさんのエビフライを用意していた。

呼んできてほしいと言われた晴子は、誠がいた河川敷のグラウンドへ行く。

既に誠の姿はなかったが、晴子はスコアボードの結果を見て番号をかけてみた。すると誠が電話に出た。

二人が話していると、ドビュッシー作曲『月の光』が流れてきた。空を見上げると満月だった。

誠は、「今度元力士の同級生がやってるちゃんこ鍋のお店へ行きませんか？」と晴子を誘う。晴子も気になっていたお店だという。

友達も一緒ならとOKしてもらえた。

誠が大喜びで帰宅すると、謎の男から彼女を攻略するのは難しいと言われる。

そしてちゃんこ鍋を食べに行った時「あなたとは恋愛する気はありません」と言われると話す。