ボク、運命の人です。 第5話 あらすじ・レビュー

誠（亀梨和也）は晴子（木村文乃）と二人で、元同級生で力士だった富田（あかつ）の店でちゃんこ鍋を食べていた。

そこに引退したばかりの元力士・大寒山（HIRO・安田大サーカス）がやってくる。

彼の大ファンである晴子は、プライベートの邪魔をしてはいけないと、騒ぐこともなく静かに食事を続けようというが、興奮を隠しきれない。そこに富田がやってきた。

誠は気を利かせて、大寒山のことについて尋ね、晴子がファンであることを話した。すると富田は、二人を断髪式に誘った。

謎の男（山下智久）は、誠に、腕相撲で大寒山に勝つようにと伝える。

絶対無理だという誠に、定岡（満島真之介）にトレーナーになってもらえばいいという。

早速誠は右腕を鍛え始める。そして定岡にもトレーニングのサポートをしてほしいと頼み、一生懸命トレーニングに励むが、大寒山に勝てる自信は持てない。謎の男が励まし、誠もやる気になった。

断髪式当日。二人はタクシーでホテルへ向かう。

そこは、晴子の両親が披露宴で使ったホテルだった。

富田の挨拶に誠が涙し、二人は大寒山の髪の毛にはさみを入れた。

断髪式を終え、パーティが始まった。そこで誠は、大寒山に腕相撲を申し込むが、あっという間に負けてしまった。

誠は帰り道でも落ち込んでいた。二人が歩いていると、空き缶をぶらさげたブライダルカーが通り過ぎた。

その車が落としていった空き缶を晴子が拾おうとして道路に出た時、1台の車が迫ってきた。

誠は彼女を歩道へと引き寄せた。そこにベビーカーを押した夫婦が通りかかってぶつかりそうになったため、誠は晴子の体を支える。その拍子に唇が触れてしまった。

誠は慌てて、わざとじゃないことを伝える。

晴子が拾うおうとした空き缶を見ると、それには「末永くお幸せに」と書かれていた。裏には「目指せ！亭主関白」とある。

それを見た誠は、思わず晴子にある言葉を言いかけた。すると晴子は慌ててそれを制し、心の整理がついたらちゃんとした返事が出来ると思うから、もう少し時間が欲しいと言った。

いつまでも待つと笑顔で返事をする誠を見た晴子は、安心したように笑顔を見せた。

謎の男は、次のデートで彼女を家に呼ぼうと提案する。