砂の塔~知りすぎた隣人~ 第5話 あらすじ・レビュー

第5話 11月11日放送

第5話 あらすじ【予告】

夫の健一(田中直樹)とケンカして家を飛び出した亜紀(菅野美穂)は橋の上で生方(岩田剛典)と会っているところを息子の和樹(佐野勇斗)に目撃される。

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亜紀は、不倫をしていると疑っている和樹の誤解を解こうとするが、全く聞く耳を持たない。

生方に相談すると「もう会わないでおこう」と言われ、亜紀は寂しさを覚える。

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弓子(松嶋菜々子)は落ち込んでいる和樹に声をかける。彼女の企みで、今まで隠していた和樹の「裏の顔」が明らかになる。

和樹は、ダメな母親たちを盗撮していたのだ。

その写真が明るみに出て、タワーマンションに住む主婦たちは、和樹がハーメルン事件の犯人なのではないかと疑い始める。

それにより、刑事・荒又(光石研)たちも動き出す。

亜紀は和樹と話し合いをしようとするが、和樹に拒絶され、家を飛び出し和樹は警察に追われる身となる。

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亜紀は健一に相談しようとするが、取引先の阿相(津田寛治)の怪しい副業を手伝わされており、それどころではない。

亜紀は息子の無実を証明するために、成美(川津明日香)たちに話を聞いたり、以前いた高校にまで足を運びアリバイを見つけようとするが、実のある話は何も聞けなかった。

そんな亜紀の前に弓子が立ちはだかる。

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亜紀の話を聞いていて弓子に疑いを持った生方は、自ら弓子について調べ始める。

そして彼女の嘘が明らかになった。

ドラマっ子のつぶやき

和樹が警察に目を付けられます。どうやら盗撮していたようで…。和樹が犯人じゃないか?って思わせる流れになっているけれど、それだと普通すぎるかも…とも思ったり…。それにあのマンションに引っ越してきたのは最近。でも事件はその前からあってたわけで…。

亜紀と和樹って本当の親子なんでしょうか?本当の親子なら、母親への憎しみみたいなのがあるのって、今までの描き方だとおかしいような…。亜紀が生方と会うようになったのは最近なんだし…。いろいろ謎だな。

まさか、和樹が弓子の息子ってことはないよね?何かの事情で亜紀が育ててて、勝手に恨んでるとか…。それはないか…。弓子が過去に殺人を犯していた、もしくは容疑をかけられたことがあるってことも判明します。

弓子に子供がいたっていうのは間違いないんだろうけど、今いないってことは、何かの事件に巻き込まれたか、それとも真犯人は別にいるのに自分が疑われたか…。夫とはそれが原因で離婚した?!

こんな大変なことが起きているのに夫はまた役に立たないようです。最悪ですね。その代わり、生方コーチがいろいろ助けてくれるようです。ただ、生方コーチが犯人っていう線も消えたわけじゃないし…。

和樹に警察の目が向くように仕向けたのも弓子かな?弓子は亜紀の家庭をめちゃくちゃにしたいの?亜紀を恨む理由があるってこと?もしかして亜紀たちがあのマンションに越してきたのも、弓子の作戦?あ~もう何がなんだかわからない!

第5話 あらすじ【本編】

家を飛び出した亜紀(菅野美穂)を探しにきた和樹(佐野勇斗)は、生方(岩田剛典)と会っている現場を見てしまう。

そら(稲垣来泉)からおかしな話を聞いてしまったことで、弓子(松嶋菜々子)のことを疑ってしまったと亜紀は生方に話した。

生方は、亜紀と別れ帰宅途中、落ち込む和樹を弓子が慰めているのを見かける。

自宅へ戻った亜紀は、和樹が心配して探しに行ったと聞き、迎えに出る。亜紀と会っても和樹は口もきかず部屋へこもってしまった。

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刑事の荒又(光石研)たちは、ハーメルン事件の犯人像について話し合っていた。

主婦たちのことをよく知っている人物ということから女性ではないかと考えられていたが、失踪した子供が「内緒のおともだちがいる」と口にしていたことから、未成年の犯行かもしれないと考えていた。

生方は体操教室にきた寛子(横山めぐみ)から弓子のことを聞きだしていた。

寛子の話によると、弓子が引っ越してきた部屋を投資用に買おうとしていたが、普通の部屋なのにありえない額で弓子が購入したという。

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亜紀は遅くなっても帰宅しない和樹を心配していた。電話をしてもつながらない。

その頃和樹は、森のような場所に大きな穴を掘り、何かを埋めていた。

電話をかけてから1時間が経っても和樹は帰ってこない。

不安になった亜紀が和樹の部屋に入ろうとした時、和樹が帰ってきた。勝手に部屋に入ろうとした亜紀を責める和樹。

その口の利き方を注意すると「こっちは秘密を守ってやってんだ」と言い出した。

そこで初めて、生方と会っていたところを見られていたと知る亜紀。不倫だと思っている和樹の誤解を解こうとするが、和樹は全く聞く耳を持たない。

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健一(田中直樹)は、阿相(津田寛治)から1000万の契約を取り付け浮かれていたが、副業を手伝うよう言われてしまう。

成美(川津明日香)は通学途中に学校とは違う方向へ向かう和樹を見かける。

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生方にマフラーを返しに行った亜紀の様子がおかしいことに気付いた生方は理由を問いただす。

和樹が自分たちの関係を不倫だと思い込んでいると話すと、もう会わないようにした方がいいと生方が言い出した。

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亜紀の携帯に担任の先生から連絡が入る。和樹が学校に来ていないというのだ。今までにも何度も無断欠席しているという。

成績も良くて穏やかだが、休み時間誰とも話さず一人でいる。何か人には言えない悩みがあるのではないかと聞かされた亜紀は和樹を心配し、部屋に入った。

パソコンを見ようとするがパスワードがわからず開けない。

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生方は体操教室にある監視カメラを見ながら、弓子のことを考えていた。

寛子から聞いた弓子の夫の勤務先に電話を掛けるが、佐々木という人物は働いていないと言われる。

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寛子が弓子の家を訪れ、フラワーアレンジメントを習いたいと言っている人がいるとある人物を紹介する。それは生方だった。

弓子のことを探ろうとする生方に亜紀との関係を聞く弓子。生方は特別な関係ではなく、ただ昔隣の家に住んでいたというだけだと答える。

すると弓子が「あら、亜紀さんはあなたのことを特別だと言っていたわよ」と生方を揺さぶる。一瞬動揺するが、すぐに弓子の思惑に気付く生方。

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その頃成美は、学校をさぼり、街角で写真を撮る和樹を見ていた。

姿を消したためあとを追いかけると和樹が立っていた。成美の尾行に気付いていたのだ。

カメラを奪い、何を撮っているのか確認しようとする成美に、和樹はウザイと言い放ち、カメラを取り上げ去って行った。

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健一は、阿相から副業についての説明を受ける。

新宿のホテルに女性を迎えに行き、成田まで送ってそこにいる男に引き渡すだけでいいと言うが、詳しい話は教えてくれない。

その女の子にも自分にも余計なことは聞くなとくぎを刺される。

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帰ってきてすぐに自室に入ろうとした和樹に、亜紀は学校に呼び出されたことなどを話す。

何を悩んでいるのか聞き出そうとするが、和樹はまともに答えない。

今まででは考えられないような和樹の態度や物言いに亜紀はショックを受ける。

無断欠席していたことを健一に相談するが、誰にでもあることだと取り合わない。

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和樹はカメラのメモリーカードがなくなっていることに気付く。

成美がカメラを奪った時に抜いたのだ。

盗撮写真ばかりが入っているのを見て驚いた成美が、警察へ言った方がいいのかと友達に相談していると、それを偶然梨乃(堀内敬子)が目にする。

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翌朝、マンションでチラシがばらまかれ、ロビーにもたくさんの写真が張り出されていた。

全ていろんな母親を隠し撮りしたものだった。

寛子がみんなの前で、和樹が撮ったものだと発表する。その様子を和樹が見ていた。

亜紀は寛子達から責め立てられ、ハーメルン事件の犯人ではないかと疑いをかけられる。

「疑いを晴らすためにも犯人じゃないことを証明をしないと…」と言うと寛子が警察に電話を掛けだした。

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亜紀は慌てて自宅に戻り、警察が来ることを和樹に伝える。

疑われるようなものをわざわざ出しておく必要はないと和樹のパソコンを隠そうとする亜紀に、「あんたが守りたいのは俺じゃなくて自分だろ」と言われてしまう。

和樹はそのまま家を出ていく。玄関を出たところで刑事に遭遇し、和樹はそのまま逃げてしまう。

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その頃健一は、阿相の副業の手伝いをさせられていた。

亜紀が助けを求めて電話するが、それにも気づかない。

亜紀が座り込んでいると弓子が現れた。

和樹が警察に追われていることを話すと、自分の子供を信じられなかったことを責められ「最悪の母親」だと言われてしまう。

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亜紀は和樹の前の学校の友人や今の学校の友人を探して回った。

前の学校の同級生に聞いても「暗かったから友達なんていなかったんじゃないかな」と言われ驚く。

自宅へ戻った亜紀は、和樹のパソコンを開いた。写真の中に一枚の文書があった。

それには「殺す」「死ね」「いらない」「消えろ」「いなくなれ」という文字が並んでいた。

それをスクロールしていくと、「たすけて」と書かれていた。

何かに悩んでいた和樹のSOSに気付けなかった亜紀は、涙を流しながらそこにはいない和樹に謝った。

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警察から電話が入った。慌てて駆けつけ、和樹を連れて行こうとしている刑事に、和樹は犯罪者じゃないと訴え、何もわかっていなかったと和樹の腕をつかんで謝る亜紀。

荒又が、和樹への疑いはほぼ晴れたことを伝え、形式上話を聞くだけだと説明した。

10月29日に和樹がいた場所もわかったという荒又に、どこにいたのかと亜紀が尋ねると、和樹が荒又を見た。

荒又は言葉を濁し、和樹を連れて行った。

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健一が、空港にいた男に女の子を引き渡し帰ろうとすると、紙袋を渡された。中身を確認することもなく阿相に渡す。

そこに上司の猪瀬(木村祐一)が入ってきた。新規の契約について尋ねる猪瀬に、紙袋に入っていた現金1000万を渡す阿相。

動揺する健一をよそに、猪瀬はご機嫌でそれを受け取る。

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和樹が釈放された。相変わらず亜紀を拒絶したまま、目も合わせようとしない。

その頃生方は、弓子を尾行していた。当然弓子はそれに気づいている。

銀座でタクシーを降りた弓子をつけていると、突然警察官に腕をつかまれ連行される生方。

弓子が警官にストーカーされていると言ったのだ。

警察署に連れてこられた生方が、佐々木弓子を調べてほしいと警官に訴えているのを偶然耳にした荒又はハッとする。

荒又が強行犯係にいたころに会った容疑者だったからだ。当時弓子にかけられたのは殺人容疑。

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相変わらず口をきかない和樹に、亜紀は諦めないと宣言する。

その頃、和樹の友人と思われる男たちは、和樹が堀ったと言っていた穴を掘り起こしていた。

そこには携帯やゲームなどいろんなものが入っていた。

「売ったらいくらになるかな?」などと大喜びでそれを持ち去った。

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マンションに戻ってきた健一は、ロビーで弓子を見て驚く。

そんな健一に弓子は笑顔で「お久しぶりね」と声をかける。

レビュー(感想)

お兄ちゃんの豹変ぶりについていけない…。あんなに良い子だったのに、いくら母親に対して不信感持ったからって急に変わりすぎじゃない?!あれが地だったのかもしれないけど、ショックすぎる。

いじめられてるのかな?転校してからもあの悪い奴らに呼び出されていいようにこき使われてるのかな…。10月29日はどこで何をしてたんだろう?亜紀には知られたくないようですが、やはり友達(?)が関係してる?

和樹が穴を掘ってるシーンが映る前に、泥だらけの女の子が横たわっているシーンなんか映して、いかにも和樹が犯人みたいな演出しちゃって…。刑事が調べても関係なかったんだから和樹は犯人じゃないよね?大丈夫ですよね?まだ心配だ…。何かあるなら早く助けてあげてほしい。

でも父親は全くあてになりません。自分のことで精いっぱいで、息子が学校を無断で休んでいたことも気にしていない様子。あの父ちゃん、ヤバイですよ。犯罪の片棒担いでるわけでしょ?阿相が捕まったら共犯で健一もつかまるよ。いくら詳しい事情を知らなかったとは言え、怪しいと思っていたのは事実だし。

そして弓子と健一が過去に関係があったという衝撃事実判明!弓子の人物像がますますわからなくなった。健一の奥さんだから亜紀に不利になることばかりしてるの?家庭を壊したいの?何で?回を重ねるごとに弓子を嫌いになっていく…。

生方先生がハーメルン事件の犯人なのかなって疑ったこともあったけど、今回の内容を見ているとどうも犯人には思えない。でもお兄ちゃんでもなさそうだし、弓子だったら当たり前すぎるし…。いったい誰なの?

寛子の旦那の阿相が犯人で、人身売買してたりして…。

ママ友からはハブられ、息子には拒絶され、夫は頼りにならない。亜紀の状況、地獄ですね。
和樹のことでますます悪く言われるようになってるし…。まさか梨乃さんが仕返しみたいにあんなことするとはね。残念です。

次回放送予定日11月18日

2016年 秋ドラマ(10月スタート)リスト

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9時カインとアベルフジ系
9時レディ・ダ・ヴィンチの診断フジ系
10時逃げるは恥だが役に立つTBS系
9時相棒シーズン15テレ朝系
10時地味にスゴイ!日テレ系
9時ドクターXテレ朝系
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