砂の塔~知りすぎた隣人~ 第2話 あらすじ・レビュー

第2話 10月21日放送

第2話 あらすじ【予告】

亜紀(菅野美穂)はタワーマンションのヒエラルキーや人間関係に悩んでいた。

そんな亜紀がただ一人心を許せるのは弓子(松嶋菜々子)だけだ。

優しくて親切だと思っている弓子が、監視カメラをハッキングし、部屋にたくさんのモニターを置いてみんなを監視しているなど亜紀は知らない。

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ハーメルン事件はその後も続いていた。

それらの事件に共通するのは、子育てをおろそかにしている母親ばかりが狙われているということ。

弓子と話している時に「犯人が理解できない」と亜紀が言うと、弓子は「少しわかる」と冗談めかして答えた。

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亜紀の夫・健一(田中直樹)はケータリング会社に勤めている。

最近、成績不振で悩んでいた。

健一はあるバーで、阿相武文(津田寛治)という男性と出会う。

タワーマンションの最上階に住む阿相寛子(横山めぐみ)の夫だ。

健一はこの出会いに、ビジネスチャンスを感じる。

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寛子から強引に押し付けられ、健一の「仕事を獲りたい」というお願いにより、亜紀は妊婦を祝うパーティの幹事を引き受けることになる。

あまりにもやることが多く、プライベートの時間は全てそれの準備にあてられた。

成績のため、そのパーティで自分の勤める会社のケータリング食品を売り込みたいと考えている健一は、空気も読まず亜紀にガンバレというばかり。

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幼馴染の航平(岩田剛典)が亜紀を訪ねてきた。

航平の優しさに思わず笑みを漏らす亜紀。

そんな二人の様子を遠くから見つめている人がいた。

ドラマっ子のつぶやき

次週から夫の健一も関わってくるのか~。亜紀も、子供たちのためって思うからストレスためてまでいろいろ我慢してたのに、夫からも「仕事に関係してくるから」っていう理由でうまく付き合えなんて言われたら逃げ場なくなるよ~。おそらく愚痴っても「それくらい我慢してくれよ」みたいな頼りない回答しか返ってこないんだろうし…。

もしかしたら亜紀、幼馴染の航平との間に恋が芽生えちゃったりするのかな。それは絶対嫌だな…。子供たちがかわいそう…。すごく良い子たちなのに傷つけることになるなんて絶対嫌だ。だからって亜紀がただひたすら我慢し続けてストレス溜め続けるっていうのも嫌だけど…。こういう時は旦那さんが影で支えてあげなくちゃ。夫婦でしょ~。

こういうところに引っ越すくらいなら一軒家にすればよかったのに…。セキュリティを考えるとああいうマンションの方がいいのかもしれないけど、このドラマに関しては、弓子がハッキングして監視してますからね。そんなに簡単にハッキングされるなんて全然セキュリティ万全じゃない。とはいっても、ここに越してこなきゃこのドラマ成り立たないんだけど…。

このドラマ、観る側のストレスもたまりそうだな~。前回、寛子に盾突いたって形になってるから、これから先ネチネチネチネチやられるんだろうな~…。救世主はいないのかよ~。あ、救世主は航平か…。

第2話 あらすじ【本編】

亜紀(菅野美穂)が朝からバタバタしていると寛子(横山めぐみ)たちがやってきた。

ベランダからタバコを捨てる住人がいるらしく、注意喚起のためチラシを配っているのだという。

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公園で発見された血痕が、行方不明になっている男の子のものだと判明した。

連れ去られるところを誰も見ていないということから、刑事の荒又(光石研)は、被害に遭った子供の身近な人物か、子供の心を操るのが異常にうまいやつではないかと推測する。

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弓子とお茶をしていた亜紀は、事件が続いているから子供を外で遊ばせるのが怖いと話した。

犯人の気持ちが理解できないと言う亜紀に、弓子は「私は犯人の気持ちが少しわかる」と言った。

「せっかく子供を授かったのに子育てを放棄するような無責任な母親は誰だって許せない。私もそんな母親を見つけたら殺してやりたいかも…」と微笑みながら言った。

亜紀たちが帰ったあと、弓子は再びモニターのある部屋にこもり、監視を続けていた。

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ケータリング会社に勤務している健一(田中直樹)は、上司からプレッシャーをかけられていた。

今月中に200万の契約を取り、手付金を10万入れなければ大阪に異動になると言われ焦る。

健一は帰り道、マンションのバーで飲んでいた。

そこでイベント会社を経営しているという阿相武文(津田寛治)と偶然出会う。彼は、寛子の夫だった。

健一は自宅に戻り、ケータリングを頼んでもいいと言われたと上機嫌で亜紀に話す。

亜紀は健一から、マンションの奥様たちを集めた試食会を開いてほしいと頼まれる。

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そんな話をしている時、綾香(ホラン千秋)が訪ねてきた。

バーで健一がタバコを吸っているところを見たらしく、ポイ捨てしたのが健一ではないかと言いに来たのだ。

禁煙していると思っていた亜紀はその事実に驚く。

翌朝、亜紀は、健一がベランダ禁煙を知らず1,2度吸ってしまったことを寛子達に謝罪し、その上でポイ捨てはしていないと告げた。

寛子はイヤミを言い、そのついでに健一の会社のことを話題にしてきた。

ベビーシャワーで集まる時に試食会をしようかと提案されるが、それをきっかけに亜紀はベビーシャワーの幹事をさせられることになった。

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それから大変な毎日が始まった。会場選びからあて名書き、様々な準備を一人でこなさなくてはならず、ほとんどの時間をそれに取られていった。

そんな亜紀の大変さを知らない健一が、試食会を絶対成功させてくれなどと言ったことで亜紀の愚痴がとまらなくなりケンカになってしまう。

健一は阿相との契約を取り付け喜ぶ。だが契約を交わすのは試食会が終わってからと言われ、支払いも来月一括でするからと手付の10万ももらえなかった。

その頃、荒又は聞き込みをする中で、行方不明になった子供たちの親に問題があり、犯人が母親を断罪するためにやっていて、ママ友にまぎれた女性が犯人であると推理していた。

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生方(岩田剛典)が、亜紀の娘が体操教室に来ていないことを気にして待ち伏せしていた。亜紀は素直に、母親のことを話した。

すると、昔の話は内緒にして、俺たちは今回初めてであったことにしようと生方が提案する。

二人が会っているところを寛子が見ていた。

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契約のことを上司に報告した健一。

手付の10万は絶対にもらってこいと言われてしまう。

健一は、自分がその10万を立て替えて振り込んでしまう。

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寛子から、今夜中にダイパーケーキ(おむつケーキ)を作るよう言われ大量のおむつを渡される。

その際、生方と会っているところを見たけどどういう関係かと聞かれた亜紀は、体操教室の勧誘をされていただけだと答える。

寛子は「彼は私のだから粉かけないように」と亜紀にくぎを刺してきた。

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自宅へ戻ると、母親の久美子(烏丸せつこ)が来ていた。そらが鍵を開けたらしい。

母親への思いを吐き出し、「あなたみたいな恥ずかしい母親にならないように頑張ってるの。」と亜紀が言うと、散らかった部屋を見た久美子は「それがこのザマ?」と言い残し帰っていく。

心に余裕がなくなってしまった亜紀が寛子に断ろうと思って外へ出た時、弓子がやってきた。

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幹事を断ろうと思っていると話すと、友達なのにどうして自分を頼ってくれなかったのかと言われる。

家事に育児、その上ママ友とのことも完璧にこなすなんて無理だと言い、手伝ってくれた。

これがきっかけで亜紀は再びやる気になった。

長男の和樹(佐野優斗)もベビーシャワー当日手伝うと言ってくれる。

亜紀から試作品の写メを受け取った寛子は「まあまあやるじゃない」と満足気だった。

その時、寛子に1本の電話が入る。

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ベビーシャワー当日。飾りつけも料理もみんなに喜ばれ亜紀はほっとする。そこに寛子が遅れてやってきた。

挨拶の中で、亜紀の幼少時代のことを話しだす寛子に亜紀は驚く。

父親のクリーニング屋が倒産したこと、母親が男と出て行ったことなどをみんなの前で全部話されてしまう。

なぜこんなことをするのかと問う亜紀に、生方コーチとのことで嘘をつかれたことを持ち出し「こんな侮辱されたのは生まれて初めて」だというと、料理をわざと床に落とす。

そしてそれを亜紀に片づけるよう命じる。

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橋の上で落ち込んでいる亜紀を見かけた生方は、焼き芋を渡し、内緒で話を聞くと言ってくれた。

明るくて可愛い太陽のようなお母さんになりたかったけど、自分も母親と同じように、恥ずかしいお母さんになっていたと落ち込む亜紀を見て「みっともなくてもいいじゃん。子供はちゃんとわかってる。一生懸命な亜紀さんのことが大切なはずだ」と言って励ました。

亜紀が自宅へ戻ると、マンションの外で和樹とそらが待っていた。二人は笑顔で亜紀を迎えた。

家も二人で掃除したらしく、キレイになっていた。

亜紀が和樹にもお礼を言うと、優しく微笑んで頷き、夕焼けを撮りに行ってくると出かけて行った。

生方は亜紀から「今日はありがとう」というメールを貰って嬉しそうに夕焼けを眺めていた。

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阿相と電話をしていた健一は、契約を断られる。

自宅のベランダでタバコを吸いながら電話をしていた阿相は「俺にもよくわからないけど、嫁がヘソ曲げちゃってるから契約は機嫌が直ってから」と健一に伝え、タバコをベランダから捨てると電話を切った。

和樹のクラスメイトの橋口成美(川津明日香)は、街中で悪そうな男たちと一緒にいる和樹を見かける。

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亜紀はマンションのロビーで、寛子達とすれ違った。

「知らなかったの?!ベビーシャワーの打ち上げだったのよ?」と梨乃(堀内敬子)に聞かされる。

弓子の自宅の留守電に寛子からメッセージが入っていた。それは、生方と亜紀の関係を教えてくれてありがとうという内容だった。

二人の関係や亜紀の家庭の事情を寛子に密告したのは弓子だったのだ。

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荒又は花屋で聞き込みをしていた。

犯人と思われる男が黄色いカーネーションを買っていったのだという。

男だったら今までの犯人像と変わってくると慌てる津久井(上杉柊平)に、共犯者がいるのかもしれないと荒又は言う。

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ある夜、マスクをつけ帽子をかぶってコートを着た男が壁にスプレーで落書きをしていた。

そこには黄色いカーネーションと「愚かな母親に罰を」と書かれていた。

レビュー(感想)

このドラマ、観るのツライし、震えるくらい腹が立つ。あのボスママ、何?!みんな引いてるじゃん…。産まれてくる赤ちゃんのお祝いでしょ?!あんなの胎教に悪いよ。人のことバカにして、その上せっかくの料理をわざと床に落として掃除させるなんて…!しかも子供の前なのに。一体何考えてんの?!バカじゃないの?!

そもそも生方コーチはあんたのもんじゃないっつうの!あんた、旦那いるじゃん。もう頭がおかしすぎてイライラする。何で弓子はそんな意地悪な寛子に亜紀のことを教えたんだろう。亜紀はまだ弓子が話したと知りません。信じ切ってますから。

第一話の冒頭といい、モニター部屋といい、今回のことといい、弓子はいったい何なの?本当に犯人なの?どうしてもそうは思えない。もしそうなのだとしたら、昼間から合コンやってる寛子が真っ先に狙われるはずですよね。それなのになんで亜紀なの?!亜紀を生方コーチから離したくてあんなこと話したのかな?それとも寛子達から距離を置かせたくて話したの?もう何なの~?!

亜紀の長男・和樹もめちゃくちゃいい子だと思ってたけど、闇もありそうですね。あんな連中とつるんでることは亜紀は知らないんだろうし…。でも亜紀に対して不満があるとかではないような…。

刑事さんが言うには、子供と一緒にいても怪しまれない人物、ママ友についても詳しい人が犯人ってことだけど…。生方コーチもそうですよね。子供に好かれるし、体操教室の生徒なら一緒にいても怪しまれないし…。いや、さすがに子供と二人きりで歩いてたら人目につくか…。

誰が犯人なのかって考えてたら、生方コーチか和樹くらいしか思い浮かばないけど、どっちもいやだな。亜紀をあんなに一生懸命助けてくれてる人が犯人だと思いたくないし、和樹もあんなことをすると思えないし…。だからって弓子だったら、当たり前すぎて「何なの、このドラマ」ってなるし…。

あ~~~!犯人が誰なのか知りたい!もしこれ原作があったら私、我慢できずに読んじゃってるな。本当に誰なの?

何で寛子じゃなくて亜紀が狙われるのかもわからない。良いお母さんじゃん。何も悪いことしてないのに…。生方コーチのことだって、今はまだただの幼馴染じゃん。この先どうなるのかは知らないけど…。なんか誰が犯人でもしっくりこないな~。

次回放送予定日10月28日

2016年 秋ドラマ(10月スタート)リスト

タイトル系列放送局
9時カインとアベルフジ系
9時レディ・ダ・ヴィンチの診断フジ系
10時逃げるは恥だが役に立つTBS系
9時相棒シーズン15テレ朝系
10時地味にスゴイ!日テレ系
9時ドクターXテレ朝系
10時シェフ~三ツ星の給食~フジ系
10時砂の塔TBS系
9時ラストコップ日テレ系
9時IQ246~華麗なる事件簿~TBS系
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