砂の塔~知りすぎた隣人~ 第4話 あらすじ・レビュー

第4話 11月4日放送

第4話 あらすじ【予告】

亜紀(菅野美穂)がハロウィンイベントのため編集していた動画に、梨乃(堀内敬子)の学歴を詐称しているという映像が知らない間に差し込まれていた。

その動画を見た寛子(横山めぐみ)から「ウソの粉をまき散らす蛾」とののしられてしまう亜紀。

友達から仲間はずれにされる娘のそら(稲垣来泉)。その様子を見ている息子の和樹(佐野勇斗)は亜紀に失望していくき家族は徐々にバラバラに…。

弓子(松嶋菜々子)はそらに巧妙に接近していく。弓子に不自然なほどなついていくそらに不安を感じていく亜紀。

次へ

生方(岩田剛典)は、落ち込んでいる亜紀を必死に励ましてくれる。いつの間にか生方は亜紀の心の支えになっていく。

この二人の様子を疑いの目で見だした息子の和樹は、しだいに不審な動きを見せはじめる。

次へ

警察ではハーメルン事件の捜査に進展が見られる。

新たな被害者の子どもに「内緒のお友達」がいたことが発覚した。また、その被害者の子供は自分から姿を消したことがわかる。

今までの事実関係からタワーマンションのどこかに犯人にがいるのではないかと疑いはじめる刑事の荒又(光石研)

次へ

その頃そらは、一人で弓子の自宅に通うようになっていた。

ある日、そらが何気に部屋の扉を開けると、そこには何台もの監視モニターの並びそれぞれに部屋の映像が映し出されていた。

部屋を見て驚くそらに、弓子が近寄ってくる…。

ドラマっ子のつぶやき

そらちゃん、弓子に連れて行かれましたね。自分をハメたのが弓子だってこと、亜紀が早く気付かないかな~。怖いよ~。亜紀はどんどん追い詰められますね。ママ友からは孤立し、和樹からの信用も失ってしまう。

弓子は何のために亜紀を陥れたんだろう。何かの理由で亜紀を助けたいなら、寛子達の嘘を暴けばよかったのに…。なぜ亜紀が嫌われるように仕向けるの?ツライ…。

犯人はいったい誰?弓子だとしたら何の驚きもないけれど、タイトルが「知りすぎた隣人」なんだよな。隣人っていうのは弓子?それとも幼い頃の隣人である生方コーチ?それとも二人とも?!

あの二人が共犯って可能性もあるのかな。二人は実は親子なのかなっていうのもちょっと思ったけど、年齢がおかしいもんね。弓子が中学生の時に航平を産んだことになる。なくはないだろうけど…。

もし二人が親子だとするなら…。産んだ後、航平を養子に出した。航平は成長する中で自分が養子だと知り、母親に捨てられたと思ってこんな事件を起こしてる…とか?考えすぎ?弓子は自分が捨てたせいで息子が犯罪を犯しているから、それを警察にも言えず、協力するしかないとか?ん~…。

でももう一つ引っかかるのが、弓子の旦那さんが出てきてないこと。旦那さんって本当に存在するのかな?子供も本当に最初からいなかったのか、それとも途中でなくしてしまったのか…。事故か何かでなくしたとか…。自分の不注意が原因で子供をなくしてしまったとか…。それが原因で離婚した…とか。

あ~もうわからない!いなくなった子供たちって、なくなってるのかな?本当はみんな生きてるんじゃ…?次回予告に「自分の意志で姿を消したことがわかる」って書いてありましたよね。殺されてはいないような…。それにしても誰が犯人なんだろう。

第4話 あらすじ【本編】

ハロウィンイベントのために用意したVTRに、梨乃(堀内敬子)の学歴詐称の証拠となる映像が付け加えられていたことで、亜紀(菅野美穂)は、ますます孤立する。

誰かの仕業だということはわかっているものの、それが弓子(松嶋菜々子)の仕業だとは気づいていない亜紀。

会場にそら(稲垣来泉)の姿がみえない。亜紀が慌てて探すと、そらは弓子と一緒に遊んでいた。

あの場から離れたほうがいいと思って…という弓子に亜紀はお礼を言う。そらはすっかり弓子になついている。不自然さを感じる亜紀。

その頃、警察は、防犯カメラを確認し、子供たちは連れ去られたのではなく、自ら出て行ったのではないかと推測していた。

次へ

亜紀は、ハロウィンイベントのことをきっかけに、和樹(佐野勇斗)からの信頼も失い、そらも仲間外れにあってしまう。

自分のせいだと感じた生方(岩田剛典)が亜紀の家を訪ねてくる。弓子は二人の会話を自宅で聞いていた。

誰がVTRをつけくわえたのか…という話に及ぶと、突然弓子がやってきた。入れ替わりに生方は亜紀の家をあとにした。

玄関先で亜紀と話していた弓子は、和樹が帰ってきたことに気付き、わざと誤解を与えるような物言いをする。和樹の亜紀に対する疑いは深まるばかり。

次へ

梨乃のことが気になっている亜紀が手紙を書き、それを届けようとしている間に、そらが家を抜け出してしまう。

玄関に自分の椅子を持っていき鍵を開けたようだった。そらは弓子の自宅にいた。

少しだけドアが開いていた部屋が気になり中に入ったそらは、そこにたくさんのモニターやおもちゃが置いてあることを知る。

迎えにきた亜紀に、そらがモニターやおもちゃを見たと話すが、亜紀はそらの言っている意味が理解できなかった。

次へ

亜紀は同じ幼稚園に子供を通わせているママ友から、一緒に動物園へ行こうと誘われる。

亜紀もそらも喜び、約束の場所で待っていると、1通のメールが届く。

それには寛子(横山めぐみ)たちと行くことになったと書かれていた。

動物園へ行けなくなったと知った和樹が亜紀を責めていると、そらが突然亜紀に抱きつき「ママを怒らないで。お友達なんていらない。」とかばった。

夫の健一(田中直樹)に相談しようとするが、取引相手の阿相(津田寛治)に振り回され、健一の帰りは毎晩遅い。

次へ

ニュースではハーメルン事件の犯人像について話している。

「女性として満たされない欲求の裏返し。子供が出来なかった、もしくは子供はいたが何らかの理由でなくしてしまった女性かもしれない」

それを聞いた亜紀は、そらに優しく尋ねた。弓子の家で見たおもちゃは誰のものだったのか…。

するとそらは「弓子おばちゃんの子供のなんだって。とっても大好きだったけど、いなくなっちゃったって」と答えた。

次へ

幼稚園からそらがいなくなった。健一にも電話で事情を話し、そらを探し回る亜紀。

弓子の家にいるのではないかと考え、自宅を訪ねた。

「今はちょっと無理だから…」と言われるが、子供に関することで弓子を傷つけたせいでそらを連れ去ったのではないかと誤解している亜紀は、無理やり部屋の中に入っていく。

そこには寛子たちがいた。みんなが見ている中、そらが話していた部屋に監禁されているのではないかと考えた亜紀は無理やりその部屋を見させてもらう。

だがそこにはモニターどころか、一切何も置かれていなかった。

そこで初めて弓子から、そらが和樹と一緒に動物園へ行っていると聞かされる。このことでますます寛子たちから変な目で見られるように…。

次へ

そらを連れて戻ってきた和樹を叱る亜紀。

「お友達とのことで大変なママをゆっくりさせてあげたい」とそらが言ったと聞かされ、「大変なのは母さんだけじゃないから」と和樹に言われてしまう。

亜紀は帰宅した健一からも責められた。

阿相と阿相の愛人と一緒に京都へ行くことになっていた健一は、そらがいなくなったと聞き慌てて戻ってきたため、イライラしていた。

「ママ友とのことくらいうまくやってくれよ」と言われた亜紀は、家を飛び出した。

次へ

心配して亜紀を探しに出ようとした和樹に1本の電話がかかってくる。

その頃亜紀は橋の上でぼーっとしていた。するとそこに生方がやってくる。

無理をして笑おうとする亜紀に「俺は味方だから」と言ってマフラーを巻いてあげる生方。

「世界中が敵になっても俺は亜紀さんの味方だから」

次へ

そんな二人を和樹が目撃してしまう。落ち込む和樹を待っていたのは弓子だった。

「お母さん、やっぱりあの場所にいた?」そう声をかける。

何も答えない和樹に「何も言わなくていいわ。顔見ればわかる」そうつぶやいた。

レビュー(感想)

今回もいや~な感じで終わりましたね。弓子の思い通りに事が運んでってます。最近は弓子に対するイライラが止まりません。何か理由があるんだろうけど、あそこまで亜紀を追い詰める必要ある?!

子供がいなくなったって心配してやってきたんだから、「本当は黙ってるつもりだったけど、和樹君が連れてったのよ。」って言えばいい。それなのに、いかにも何か隠してますって感じで「今はちょっとまずいから…」なんて言い方してさ。「寛子さんたちが来てるから」って言えば済むことなのに。もう弓子へのイライラがとまらない!

そして亜紀にもイライラする。相変わらず生方コーチと会ってますが、誰かに見られたら、ますます子供がいじめられるかもしれないのに。もうこんな状況になったのなら、ママ友と全く付き合わないようにすればいい。連絡が来ても徹底的に無視して付き合いを一切やめればいい。

そして亜紀の夫・健一にもかなりいらつきます。自分の仕事のしりぬぐいを妻にさせようとするなよ!家庭のことは一切手伝わず、嫁がやって当たり前だと思ってる。嫁の悩みに気付きもしないで、うまくいってないと聞いても心配さえしない。それどころか「ママ友の付き合いくらい」って…。

あんな夫だったら離婚されても文句は言えないし、夫が全く頼りにならない分、ほかに頼れる人がいたら、頼りたくなる気持ちもわかる。だからって子供たちがいるから、ダメなのはわかってるけど、でもあの旦那はホントにイヤ!気持ち悪い!あんな旦那だったら、愛情なんて一瞬で冷めるわ。

息子も息子!良い子だな~って思ってたけど、いくらそらちゃんを動物園に連れて行ってあげたいからって、幼稚園の先生に何も言わず連れ出すなんて、高校生にもなってありえない。

なんか、このドラマに出てくる人って、みんなダメじゃん…。どこ見ても嫌な奴ばっかりって、見てて楽しくな~い!寛子ってヘビみたい。しつこくまとわりつくっていうか、気持ち悪さというか…。早くスカッとする展開になってくれないかな~。

次回放送予定日11月11日

2016年 秋ドラマ(10月スタート)リスト

タイトル系列放送局
9時カインとアベルフジ系
9時レディ・ダ・ヴィンチの診断フジ系
10時逃げるは恥だが役に立つTBS系
9時相棒シーズン15テレ朝系
10時地味にスゴイ!日テレ系
9時ドクターXテレ朝系
10時シェフ~三ツ星の給食~フジ系
10時砂の塔TBS系
9時ラストコップ日テレ系
9時IQ246~華麗なる事件簿~TBS系
9時キャリアフジ系
10時半レンタル救世主日テレ系
ページのトップへ戻る