地味にスゴイ！校閲ガール・河野悦子 第4話 あらすじ・レビュー

幸人（菅田将暉）に誘われデートすることになった悦子（石原さとみ）は大喜びだ。

一方「Lassy」の専属モデルになるために、是永是之の名前で小説を書いていることを公表したほうがいいと森尾（本田翼）は提案するが、幸人は首を縦に振らない。

悦子は、人気女優・杉本あすかの自叙伝の校閲を担当することに。

自叙伝の内容確認のため、彼女が幼少時代を過ごしたという町を訪れる。

あすかの実家近くを歩いている時、あすかを隠し撮りしようとしている男に遭遇。

その男は、山ノ内というゴシップ記者だった。

その後、あすかに隠し子がいるというスクープ記事が出る。

それを書いたのは山ノ内だった。

その余波を受け、自叙伝も出版中止の危機に陥る。

あすかが釈明会見を開くと知った悦子は、思いもよらない行動に…。

悦子（石原さとみ）は、幸人（菅田将暉）の作品を「つまらなかった」と言ってしまったことを後悔していた。

絶対嫌われた…と落ち込む悦子に幸人から電話がかってくる。

幸人を自宅の下のおでん屋に連れて行き、一緒に食事をする。

本を面白くなかったと言ったことを謝るが、幸人は気にした様子もなく「いつか河野さんが面白いと思う本を書きたいな」と言う。

会話の中で幸人から「えっちゃん」と呼ばれたことで舞い上がっていると電話がかかってきた。相手は貝塚（青木崇高）だった。

二人が電話で話している時、幸人にも森尾（本田翼）から電話がかかってくる。

帰りにトイレットペーパーを買ってきてほしいという内容だった。

悦子は自分の電話に夢中で気づいていないが、大将（田口浩正）は、幸人が女と一緒に住んでることに気付く。

一方、森尾は、幸人が作家であることを何とか公表させようとするが、幸人は承諾しない。

悦子は、人気女優・杉本あすかの自叙伝の校閲を担当していた。

内容が事実であるか確認するため、彼女が幼少期を過ごした街へ行く。

悦子が実家まで見に行った時、ちょうどあすかが車に乗って出てきたところに出くわす。

一人の男が、彼女を隠し撮りしていることに気付いた悦子は、近づいて文句を言う。

その男は山ノ内というゴシップ誌の記者だった。

編集長は森尾に、幸人が作家であることをどんな手を使っても公表させろと命じる。

もしできないなら、ここに居場所はないとまで言われてしまう。

森尾は、貝塚のもとを訪ね、幸人を説得してほしいと頭を下げるが断られてしまう。

デビュー作以上のものが書けていないから、担当者としてそれを何とかしたいという貝塚は、モデルとしての幸人を後押しすることは出来ないと言うのだ。

あすかに隠し子がいたというスクープ記事が出た。書いたのは山ノ内だ。

このせいで自叙伝の出版が中止になるかもしれないという危機に陥る。

あすかの原稿を持ち帰ってじっくり読んだ悦子は、猫が新しい家族になったという部分を読んでハッとする。

これは猫ではなく、子供のことだと思ったからだ。彼女の子供に対する愛情に、そして仕事に対する真摯な姿に涙が止まらなくなる。

翌日、あすかが釈明会見を開くことになった。

引退会見なのではないかというネット記事を見た悦子は、居ても立っても居られず会見先に行くことに。

会見が行われる会場で山ノ内を見つけた悦子は、あすかの真実を語りだす。

「夢を見ることは誰にだってできるが、それを叶えることがどれだけ大変なことなのか、あなたにはわからない。」と責め立てる。

会見が始まった。だが、入校証を持たない悦子は中に入れない。スマホで会見の様子を見守るしかなかった。

記者たちは子供のこと、父親のことを根掘り葉掘り聞いてくる。途中で山ノ内が手を挙げ、失礼な質問を浴びせる。

悦子は警備員の目を盗み、潜入に成功。その時、目の前であすかが突然倒れてしまう。悦子はあすかに駆け寄り、「救急車を呼んで」と叫んだ。

会社に戻った悦子は、貝塚から、杉本あすかの自叙伝の発売を上が許可したと聞かされる。

ネットでマスコミがバッシングされ、あすかを擁護する声が高まったのだ。

この騒動があったおかげで、あすかはこれから隠れることなく堂々と子供と過ごせることになった。

くたくたになって悦子が家へ戻ると、幸人がおでんを食べに来ていた。幸人の顔を見て疲れが吹っ飛ぶ悦子。

その頃、森尾は交際相手と電話をしていた。相手の都合で会えなくなったらしい。

森尾の交際相手は結婚していて不倫関係にあるようだ。

悦子は「そんなにイケメンなのになんで覆面作家なの？」と幸人に聞いた。

そこにいた常連客は爆笑し、顔を隠したいから覆面作家をするのではなく、素性や経歴で作品を評価されたくないから顔を隠す場合だってあると教えられる。

「作家兼モデルって最高じゃん。文武両道って感じがするし」と言う悦子に、幸人も「やっぱえっちゃん最高だ」と嬉しそう。

家に戻った幸人は、作家だと公表してもいいと言い出す。

悦子に「文武両道でいいね」と言われたことで、すとんと落ちたという。

「えっちゃんほどとことんまっすぐな人は珍しい」という幸人に、森尾は「恩、返して」と言いキスをする。