ドクターX 第8話 あらすじ・レビュー

最後の独身大物アーティストと言われている八乙女悠太（小西遼生）が表舞台から突然姿を消した。

海外で極秘挙式するのかとも言われるなど、彼の報道でもちきり。

だが実は、手術が困難な肝臓がんを患い東帝大学病院に入院している。

院内でもこのことを知っているのはごく一部の人間だけで、厳重な警備体制が敷かれている。

八乙女の手術は北野（滝藤賢一）が担当することになっている。

プロジェクションマッピング技術を使った最新の医療機器で精密で完璧なオペをすると宣言。

これには未知子（米倉涼子）も興味津々だ。

オペをさせてほしいというが、使用経験のないドクターには無理だと言われる。

それでも未知子は諦めきれず、本人に直談判する。

その後、八乙女の入院情報が世間に漏れてしまい、八乙女の命にかかわる最悪のトラブルにも見舞われてしまう。

大人気の独身大物アーティスト・八乙女悠太（小西遼生）が人気絶頂の中、姿を消した。

海外で極秘挙式するのではないかとも噂されるなど、彼に関する報道で持ち切りだった。

その八乙女が東帝大学病院に極秘入院してきた。

手術が難しい肝臓がんを患っているのだ。

このことはトップシークレットでごく一部の人間にしか知らされていない。

カンファレンスも名前を伏せて行われた。

患者が短期の治療を望んでいるため、化学療法などは行えない。

そこで北野（滝藤賢一）がオペすることになった。

北野はプロジェクションマッピング技術を使った最新医療機器でオペをするという。

未知子（米倉涼子）は自分がやりたいと手を挙げるが、ニューヨークでもたった1台しかないという最新機器で、この機械の使用経験がない未知子には無理だと北野は一蹴する。

西園寺（吉田綱太郎）が病院長秘書の白水（田中道子）に八乙女が入院していることを話してしまった。

その直後、八乙女の入院がネットニュースになり、病院にはマスコミも駆けつけるなどして大騒ぎになる。

白水がSNSにアップしたことが原因だった。

八乙女のマネージャー・河合（宮地雅子）もこれには激怒し、退院してほかの病院へ行くと言い出した。

未知子が、今出ていくと命の危険があると助言するがそれを無視して八乙女は出ていく。

病院の外に集まった大勢のマスコミの前で突然八乙女が倒れてしまう。

未知子が手当てをし、八乙女が目を覚ました。

目を覚ました八乙女は再び病院を出て行こうとする。

スーパースターの八乙女は病気であってはならないなどと言う患者に対し、未知子は「あんたはただの患者。八乙女悠太のまま死にたいなら別だけど」と言い残し、病室を出て行った。

八乙女が手術をする決意をしたため、最新医療機器を使ったオペが行われることになった。

だが手術の最中、パソコンや周辺機器がエラーを表示し、最新医療機器が使えなくなってしまう。

内科部長・黄川田（生瀬勝久）が不用意に開いたメールからウィルスに感染したためだ。

この機器が使えなければオペは出来ないと、北野がインオペと口にした時、未知子が入ってきた。

機器を使わないとこの手術は出来ないと北野は言うが、未知子は自分の手でオペを開始し、無事成功させる。

屋上でいつものように糖分を補給していると北野がやってきた。

最新技術も必要だと主張する北野に、マップが消えた時、目の前の患者を見ずにモニターばかりを見ていた北野に怒りをぶつけた。

手術を終えた八乙女は、これからは時々、本名の自分で生きていくことにしたと未知子に笑顔を見せた。

記者会見を行った八乙女は、病気になったことで、ありのままの自分を見てほしいと思うようになったと話し、同時に、マネージャー・河合との結婚を発表し、みんなを驚かせた。