第7話 11月24日放送
第7話 あらすじ【予告】
耳が聞こえないピアニストとして人気の七尾貴志(武田真治)のリサイタルチケットが、神原名医紹介所に送られてきた。誰が送ってきたのかはわからない。
晶(岸部一徳)は怪しみながらも、未知子(米倉涼子)を誘って会場へ行く。そこで、七尾のアシスタント・七瀬由香(知英)が送ってきたことが判明する。
由香は高校生の頃、おたふく風邪にかかったのが原因で左耳が聞こえなくなったという。
七尾のピアノに励まされたという由香は、七尾の耳が治ればもっと素晴らしい演奏が出来ると信じて、治療法や病院、医師をチェックし続けていたのだ。
七尾の耳を治してほしいと頼まれ、未知子は快諾する。
晶は、未知子が執刀することを条件に、七尾を東帝大学病院に送り込む。
七尾は世界中から注目されているピアニスト。
手術も注目の的になるはずと考えた病院長の蛭間(西田敏行)の差し金で、北野(滝藤賢一)が担当することになる。
由香の行動を見ていた未知子は違和感を覚える。
北野から術式の説明を受けた七尾が、手術は受けないと言い出した。
ドラマっ子のつぶやき
未知子が担当するはずだったのに蛭間の差し金で北野が担当することになります。あの北野です。スーパードクターの北野です。今まで一つも満足にオペをしていないあの北野です。無理だから!あの人じゃ無理だから!
蛭間も懲りないねぇ…。もういい加減、難しいオペは未知子じゃないと無理だと気付きなさいよ。どうせ途中で未知子に代わるか、あとで未知子がやり直すかになるんだから。蛭間も考え方を変えて、うまいこと未知子を使えばいいのに。
でも、ピアニストの七尾さんは手術を拒否するようです…。手術をしたくない理由はなんでしょう?北野が信用できないっていう理由だったら納得ですが、全く違う理由のはず。なんだろな。
由香さんも何かありそうですね。
多分また未知子がオペするのよねえ~☆
未知子のオペは、楽しみです。だって失敗しないので☆
第7話 あらすじ【本編】
神原名医紹介所に、耳が聴こえないピアニストとして人気の七尾貴志(武田真治)のリサイタルチケットが送られてきた。
晶(岸部一徳)は疑心暗鬼になりながらも、未知子(米倉涼子)を誘って会場を訪れる。
七尾の素晴らしい演奏に晶も大満足!
帰ろうとしていたところ、七尾のアシスタント・七瀬由香(知英)から声をかけられ、本人に紹介したいと連れて行かれる。
チケットを送ってきたのは由香だったのだ。
七尾は19歳の頃、髄膜炎にかかり聴覚を失ってしまった。読唇術で相手の話していることは大体理解できるという。先天性ではないため、言葉の発音も良い。
由香は七尾の耳を治してほしくて、いろんな医者、病院について調べ、神原名医紹介所を知ったのだと言う。
手術をしてほしいという由香の訴えを聞き、未知子は自分がオペをすると快諾。
晶は、未知子が執刀するという条件で東帝大学病院にこの話を持ち込んだ。
蛭間(西田敏行)は耳が聴こえない有名ピアニストのオペには興味を示すが、未知子の執刀は認められないという。
ほかの病院に持ち込むという晶に、いい値で買い取らせてほしいと蛭間が申し出る。
結局七尾のオペは北野(滝藤賢一)が担当することになった。
病院の前で由香を見かけた未知子が声をかけるが、聞こえていない様子だった。
それどころか、車が迫ってきているのにも気づかない。未知子が慌てて助けに入った。
由香もまた、高校生の時に患ったおたふくかぜが原因で、左耳が聴こえない。
カゼをひいているため、右耳も調子が悪いと言う。
一緒に過ごすうち、由香の顔が時々痛むあることがあると知り、未知子は気になっていた。
七尾の検査の日がやってきた。
過去、耳の疾患に関して世界的な権威である医師に診てもらったことがあるが、その人にさえ、七尾の耳の手術にはリスクが伴うと言われたと説明し、どのような治療をするつもりなのかと尋ねた。
北野は、最新人工内耳を埋め込む手術を提案する。
由香が会議室の外で七尾を待っている時、再び顔面の痛みに襲われた。
未知子がちょうど通りかかった。
「カゼひいてるなんて、嘘でしょ?」未知子はそういうと、彼女の検査を始めた。
その頃、七尾も検査をしていた。
北野は七尾の検査の結果、内耳のある部分の骨化がすすんでいて人工内耳の設置は不適応という判断を下す。
そこで北野は、最新型の人口聴覚臓器といわれる「聴性中脳インプラント」を勧めた。七尾もそれを知っていた。
北野が詳しく説明しようとした時、マネージャーが入ってきた。
そして七尾に、耳が聴こえないから注目されているわけで、耳を治してしまったら注目されなくなってしまうと訴え、手術を反対する。
七尾は手術は受けないと言い会議室を出て行った。
それを知った蛭間はこのままではマズイと七尾を連れ戻した。
だが七尾は聴性中脳インプラントの手術だけは受けたくないと断言。
会話くらいは聞き取れるようになるが、音楽や楽器の生音は合成した人工音のようになって聞き取れないからだという。
自分は音楽家だから、音を聞き分けられないのであれば意味はないと、手術を拒否する理由を説明した。
そこに未知子が由香を連れて入ってきた。検査の結果、脳腫瘍であることが判明したからだ。
耳が聴こえづらくなっていたのも、顔面に痛みがあったのもそのせいだったのだ。
未知子は蛭間に、翌日緊急オペをすると報告した。
七尾も見守る中、手術は行われた。
途中、心配そうに見守る七尾に未知子は、手話で「私、失敗しないので」と伝えた。
無事オペは終了した。聴覚が戻り、由香は涙を流して喜んだ。
結局七尾はオペをしなかった。彼の頭の中では自分のピアノの音が鳴っているのだ。
演奏が終わって舞台の袖に戻ると未知子がいた。
「私ならその耳、完璧に治せるけど」そういったあと「大きなお世話か」とつぶやいて帰って行った。
七尾は、未知子の後姿を笑顔で見送ると、アンコールに応えるため拍手が鳴りやまない舞台へと戻って行った。
レビュー(感想)
今回、七尾さんが手術を拒否して良かったんじゃないですか。未知子が担当するなら別だけど、北野先生だったら無理だったんじゃないかな。
院長に自分の扱いがひどいみたいなことで文句言ってたけど、あの人実際、何も成果出してませんよね?何がスーパードクターだよ。腕もたいしたことないけど、人柄もよろしくないですね。音楽家である七尾さんと、とにかく耳が聴こえるようになりたいという人を一緒にすること自体がおかしいと思いますが…。
変な音が聞こえるようになって戸惑うくらいなら、今のまま、自分の頭の中の音を頼りに演奏したほうがいいって思うでしょ。ピアニストなんだから。それなのに「あんた傲慢だ!」ですって。ああいう医者は大嫌いです。
一方、未知子と加地先生のオペは安心して観られるし、ワクワクするね。
無事脳の腫瘍もとれて聴覚も戻ってきたし、よかったよかった☆
今週は東子さん全く出ませんでしたね。すごく静かな回だな~って思ったら、院長VS副院長のバトルがなかったからだよね。たまには静かなのもいい。
晶さん、七尾さんの手術、いくらで売るつもりだったんだろう?結局やってないから売るも売らないもないんだけど、どのくらいの金額を提示するつもりだったのか気になるね~。
次回放送予定日12月1日
2016年 秋ドラマ(10月スタート)リスト
枠 | タイトル | 系列放送局 | |
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月 | 9時 | カインとアベル | フジ系 |
火 | 9時 | レディ・ダ・ヴィンチの診断 | フジ系 |
10時 | 逃げるは恥だが役に立つ | TBS系 | |
水 | 9時 | 相棒シーズン15 | テレ朝系 |
10時 | 地味にスゴイ! | 日テレ系 | |
木 | 9時 | ドクターX | テレ朝系 |
10時 | シェフ~三ツ星の給食~ | フジ系 | |
金 | 10時 | 砂の塔 | TBS系 |
土 | 9時 | ラストコップ | 日テレ系 |
日 | 9時 | IQ246~華麗なる事件簿~ | TBS系 |
9時 | キャリア | フジ系 | |
10時半 | レンタル救世主 | 日テレ系 |