逃げるは恥だが役に立つ 第4話 あらすじ・レビュー

みくり（新垣結衣）と津崎（星野源）の結婚が契約結婚であることが、風見（大谷亮平）にバレてしまった。

風見は二人の関係こそ理想的だといい、「週1でみくりをシェアさせてほしい」と津崎に頼む。

津崎はそのことをどうしてもみくりに話せない。

だがみくりは、風見からその話を聞いていた。

何とか津崎の口からそのことを聞きだそうとするみくりだが…。

そんな中、みくりはまとまったお金が必要になる。

臨時の出費も続き、家計簿も赤字…。

困ったみくりは、津崎の「どうするかは自由意志」という言葉を聞き、風見の家でも働くことにする。

みくりが風見家でも家事代行を始めると、津崎の態度は再び閉鎖的になる。

口かずも減り、職場の空気もおかしな感じになってしまう。

沼田（古田新太）は、津崎の風見に対する態度の変化を感じ、新たな見解を持ち始める。

津崎との食卓は静まり返り、風見とは会話も弾み距離も近づいていく。

津崎は自分が抱える感情がわからず、みくりと距離を置くことを決める。

みくり（新垣結衣）と津崎（星野源）の契約結婚が、風見（大谷亮平）にバレてしまった。

津崎から話を聞いた風見は、二人の関係を理想的だと言い、みくりを週に1度シェアさせてほしいと言い出す。

動揺する津崎。半月経ってもみくりにこのことを言い出せないでいた。

みくりは偶然会った風見から、シェアのことを聞いていた。

津崎の口から何とか聞き出そうと、会話の中に「シェア」という言葉を出してみるが、津崎は動揺するばかりで全く話そうとしない。

みくりが冷凍ぶどうを口にした瞬間、激痛が走る。百合（石田ゆり子）に紹介された歯医者へ行くと虫歯だった。

被せものに10万近くのお金がかかる。おまけに、家計簿も赤字…。

自分のお金で補てんをし、津崎に報告した。

従業員に補てんさせるなんてブラック企業のようだと言う津崎。

みくりに補てんさせないための案を考えてくれた津崎にみくりは「アメリカ人だったらよかった」と言い出す。

アメリカ人だったらこういう時ハグが出来るのに…と。津崎は「すごく日本でよかったです」と慌てる。

これからはもっと頼ってほしいという津崎に、みくりはついにシェアについて切り出した。

津崎は、風見が自分たちの関係に気付いたこと、みくりを週に1度雇いたいと言ってることを伝えた。

どうするか自由意志だと言われたみくりはすぐに「やります」と答えた。歯のためだ。

みくりは、月曜と木曜に風見の家へ行くことになった。

夕食の作り置きと掃除が主な仕事。

そのことを津崎に報告すると「それは風見さんとの契約なので僕には関係ありません。」と突っぱねられる。

風見の家に夕食を作りに行ったみくりは、味付けを失敗してしまい、カレールーを入れて誤魔化した。

そのことを津崎に話したいのだが、風見の家のことは何も話さなくていいと言われているので、言い出せない。食卓は静かだ。

そこでみくりは沼田（古田新太）の話題を出した。

そこから話が広がり、和やかな雰囲気になってみくりはホッとする。

翌日の夕食時、静まり返った雰囲気を何とかしようと、みくりは友達・やっさん（真野恵里菜）の話を始めた。

浮気をしていた夫に証拠を突き付けると「君のことをいつまでも好きでいるために気持ちを分散させているんだ」と言い訳されたらしいと話した。

そしてその友達が合コンへ行くと言い出したこと、自分も誘われたことを話した。

津崎は一瞬動揺したが、合コンへは行かないというみくりに、「行ったらいいじゃないですか。」と返した。津崎はまた壁を作ってしまった。

自尊感情が低いからだろうとみくりは分析する。

合コンに参加したことがあるかなどと質問するみくりに、津崎は「詮索するのも分析するのもやめてください」と言った。

津崎はまるで彼氏がいる女の子に恋をしているような気分になることで、いろいろと後悔していた。

風見にバレた時もっとうまくごまかせていたら…。副業をするというみくりを引き留めていれば…。

いろいろ考えすぎて、いっそ手放してしまえばいいとまで考えるようになっていた。

翌朝、「風見さんと立場を交代してもいいですよ」とみくりに言ってしまう。

再びみくりの自由意志だと言われたことに、みくりは寂しさを感じていた。

そして過去の恋を思い出していた。

就職活動で悩んでいる彼氏に、自分なりのアドバイスをしていただけなのだが「そんなことは頼んでいない。小賢しいんだよ」と言われたことがあるのだ。

津崎からもまた嫌われたのではないかと悩むみくり。

風見の家で食事を作っていると、津崎から、残業だからご飯はいらないというメールが届く。

風見から夕食に付き合ってほしいと言われたみくりは一緒に食事をすることに…。

その頃津崎はみくりを手放して元の生活に戻ることを考えていた。

そう考えながらも「愛される人はいいなあ」と思うのだった。

津崎が家に戻るとみくりが雇用契約書を手にしていた。

それを見た津崎は覚悟する。みくりがいなくなることを…。

みくりは、雇用契約書の「恋人が出来た場合」の項目を見せながら、恋人を作ろうと思っていると話した。必死に動揺を隠す津崎。

極力相手に見つからないように、人目につかないようにするというのは現実問題難しいとみくりは言う。

「時間がない中恋人を作るとなると、相手は平匡さんしかいないんです。私の恋人になってくれませんか？」

みくりの突然の申し出に、津崎はもう動揺を隠せない。

「これは、平匡さんの自由意志です。どうしますか？」

小賢しいと言われる自分の性格を逆手にとってどんどん攻めるみくり。