カインとアベル 最終話 あらすじ・レビュー

最終話 12月19日放送

最終話 あらすじ【予告】

優(山田涼介)は贈賄容疑で収監された。

隆一(桐谷健太)が面会に行くが、優はそれに応じない。食事にも手を付けない。

ひかり(山崎紘菜)が面会へ行くとやつれた優がいた。

心配するひかりに、優はあることを告げた。

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隆一は久しぶりに貴行(高嶋政伸)に会う。優のことを相談するためだ。

貴行はまだ面会に行ってない。

今回の件をすべて優に背負わせるという貴行の気持ちが隆一には理解できない。

だがそれは高田総合地所を守るためで、苦渋の決断だったのだ。

父親としては優の身代わりになってやりたいと本音を漏らす。

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今回の件で、高田の株価は下落していた。

会社はどうなってしまうのか…?

ドラマっ子のつぶやき

こんな大事になって、優はいったいどうするつもり?!
「俺のせいで会社が傾くことだってあるんだ」
って偉そうに言ってたけど、自ら傾かせようとしてんじゃん。自業自得。

気の毒なのはお父さんですね。息子二人ともおかしなことになっちゃって…。それでも家族だからって許すんだろうね。

隆一の場合、おかしくなったこともまだ理解できなくはないけど、優はおかしいでしょ。小さい頃から好き勝手自由にやってきて、せっかくお父さんに認められるようになったのになんであんな勝手なことするんだよ…。

梓への執着も怖いんですよね。「まだ諦めてない」みたいなこと、予告で口走ってませんでした?!拒絶されたんだから追いかけすぎるなよ。今の優には魅力はないもの。自信を持つことは大事なことだけど、過信してる男なんてカッコ悪いですよ。

いろんな人たちがアドバイスをくれているのに、優は全くそれを聞こうともしてない。もっと耳を貸しなさいよ。高田総合地所、かなり大変な状態ですよ。立て直せるのかな?

最終話 あらすじ【本編】

贈収賄の参考人で連れていかれた優(山田涼介)は、隆一(桐谷健太)が面会に来ても会おうとしない。

隆一は、貴行に会いに行き、優一人に背負わせるつもりなのかと尋ねる。

優が独断で行動したのは間違いない事実だ。

「保身と言われても仕方がない」と反論する隆一に、父親だから出来ることなら変わってやりたいと語気を強める。

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今回の件で、高田の株は下がり続けていた。電話も鳴りやまない。

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優はひかり(山崎紘菜)の面会には応じた。

食事もまともに摂らず、やつれている優を見たひかりは心配するが、努めて明るく振舞った。

「ひかり。俺とお前はただの同期だ。何か聞かれてもお前は関係ないし、何も知らない。」そう答えるように指示だけして優は戻っていった。

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貴行は宗一郎(寺尾聡)に謝罪する。

自分を責める貴行に、自分でも同じ決断を下しただろうと宗一郎は言うと「お前もつらかっただろう」と優しく声をかけた。

二人の息子を失ったという貴行に「何があっても家族は家族。失うことはない」と伝えた。

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優は不起訴で釈放されることになった。

隆一は梓(倉科カナ)に迎えに行ってくれと頼んだ。

梓が迎えに行くが、優は一言も言葉を交わさず通り過ぎた。

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帰宅した優を貴行は思い切りひっぱたき、そのあとに強く抱きしめ、父親として優しい言葉をかけた。

桃子(南果歩)も優を心配して自宅を訪ねてくる。

優が起きてきて、桃子と貴行の前に顔を出した。

取締役を解任したことで責任を取ったことになっているからもう心配するなという貴行に、優は、おかしな点があると言い出した。

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大田原と二人にしかわからないことを取り調べで聞かれたこと、まるで大田原がリークしたかのようだったと話した。

その話を聞いた桃子は、高田を乗っ取るために、大田原にハメられたのではないかと疑問を口にする。

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大田原は高田の株価を見ながら、400円切るまで待つよう、誰かに電話で指示していた。

黒沢も誰かと電話で「400円切るまでもうすぐだ」と話している。

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優は隆一に会いに行った。大田原に接触してしまったために会社が大変なことになったと謝る優に隆一は厳しい言葉を投げかける。

梓は、隆一がどれほど優のことを心配していたかを伝え、何か打つ手を考えようと言った。

大田原は400円切ったら仕掛けてくるだろうと隆一は予想し「出来ることは一つ。ここからは時間の勝負だ」と言った。

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優は次に黒沢(竹中直人)に会いに行った。

大田原と組んでるのではないかと尋ねる優に「お前は俺が敵か味方か確かめに来たのか?今の高田を乗っ取るのは俺にも簡単なことだ」と黒沢は答えた。

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隆一はその間、銀行などを回り頭を下げていた。

梓は黒沢についてネットで調べている。だが何の情報も出てこない。

だが一枚だけ画像を見つける。

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優は、黒沢がどんな人物なのか桃子に尋ねる。

敵か味方かわからないと話す優に、桃子は「幸助のこと、100%信じてる」と話した。

優は貴行に、桃子を役員にして、黒沢を味方につけたいと貴行に話した。

なぜ黒沢をそれほど信じるのかと聞かれた優は「だってもう家族じゃないですか」と答えた。

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貴行は黒沢を会社に呼び、融資してもらえるよう土下座までした。

黒沢は、以前から高田をとても良い会社だと思っていたと話し、だが、投資するには躊躇してしまうような内情を知ったと口にした。

そして貴行の目をまっすぐ見て「約束してくれますか?二人の息子を諦めないと…」と言った。

貴行は「もちろんです」と答えた。

黒沢は「わかりました。力をお貸しいたしましょう。私も家族ですから」と融資の約束をしてくれた。

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優は大田原に会うために蕎麦屋を訪ねた。

絶対に大田原の思うようにはさせないと言い、マネジメント・バイアウトを選ぶと宣言。

経営陣が過半数の株式を手に入れ、その後株式非公開にし、買収を回避しようと考えたのだ。

優は、大田原との会話を録音していた。絶対に手出しできないようにそれを聞かせ、陥れることだってできると伝え、店を後にした。

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黒沢のおかげで、株価も上昇し、社員もそのまま働けることになった。

桃子は役員になったことを喜びながら、黒沢が買った株はいつ買い戻してもいいと告げると、新婚旅行へ出発した。

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隆一と優はお互いに素直な気持ちを伝える。

大切な弟だと言われた優は涙を流す。

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優はHIROSEで飲みながら早希(大塚寧々)と話をした。

ひかりに会ったのかと聞かれた優は、ひかりはもう俺なんかと会いたくないんじゃないかなと答えた。

早希は直接聞けばいいと言うと、自分の嫌いなところを聞いてみろと助言した。

嫌いなところが出てこなければ自分のことをなんとも思っていないということで、嫌いなところがいろいろ出て来たら、優にとってかけがえのない相手だと思うと伝えた。

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優はひかりと会った。面会に来てくれたことの礼を言い、自分の嫌いなところはどこかとひかりに尋ねた。

するとひかりは、たくさんあると言いながら、次々に挙げていく。

それを聞きながら優は笑い、自分をわかってくれて、どんな時でも変わらなかったひかりこそが自分にとって大事な人だったのだと伝えた。

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梓は隆一と結婚式を挙げた。

隆一は営業本部長として会社へ戻り、優はドレイモンドリゾートで研修をすることになった。

梓が見つけた黒沢の写真は、大金を慈善団体に寄付したというニュースのものだった。

レビュー(感想)

なんだか優の変わりように、最終回でもびっくりさせられました。まず、あっという間に元の優に戻ったこと。そして何より驚いたのは、ひかりちゃんとくっついたこと!今までひかりちゃんを好きな素振りなんてなかったと思うんですが…。

面会の時のセリフにもとても違和感が…。
「お前と俺はただの同期だ。お前は関係ないし、何も知らない。そう答えるんだ。」
↑このセリフ、おかしくないですか?!
これだと、二人の間に何かあるっていう風に聞こえますよ。でも実際は何もないし、付き合ってもないし、仕事に関しても全く何も知りませんよね?とても変なセリフ。

そして最後突然ひかりちゃんといい感じになって「お前だったんだな」って…ニコッじゃねえよ!なんだよ、その変わりよう…。

ひかりちゃんが優を好きなのは1話からわかっていたことだけど、優はただの同期くらいにしか思ってなかったじゃん。なのにいきなりくっつくて…。その前に大きな盛り上がりがあったんだから、あのシーンは、ひかりのことが気になってきた…くらいの演出で良かったと思うんだけどな…。

一番の功労者は黒沢さんですね。敵なのかとも思っていたけれど、味方でした。ただのめっちゃ人の良い金持ちでした。それにしても、検索して0件ってありえないですよね。同姓同名なんていっぱいるだろうし、どんな名前で検索しても何かしら出てくるのに…。これまたおかしな演出…。

とにかくこのドラマは、黒沢さんがいなかったら高田は大変なことになっていたよってお話でした。ストーリー、もう少しどうにかできなかったのかな~。

2016年 秋ドラマ(10月スタート)リスト

タイトル系列放送局
9時カインとアベルフジ系
9時レディ・ダ・ヴィンチの診断フジ系
10時逃げるは恥だが役に立つTBS系
9時相棒シーズン15テレ朝系
10時地味にスゴイ!日テレ系
9時ドクターXテレ朝系
10時シェフ~三ツ星の給食~フジ系
10時砂の塔TBS系
9時ラストコップ日テレ系
9時IQ246~華麗なる事件簿~TBS系
9時キャリアフジ系
10時半レンタル救世主日テレ系
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