カインとアベル 第4話 あらすじ・レビュー

第4話 11月7日放送

第4話 あらすじ【予告】

隆一(桐谷健太)が出社していないと団(木下ほうか)から聞かされた優(山田涼介)は、隆一の携帯に電話をするがつながらない。

梓(倉科カナ)に昨夜の様子を尋ねると、もう戻ってこないかもとつぶやいた。

随分お酒を飲んで部屋に来たが、何も話さず帰って行ったと説明した。

優にも心当たりがあった。貴行(高嶋政伸)から譲り受けた万年筆を優にくれたのだ。

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貴行は、隆一の行方がわからないことを隠し、役員会を乗り切った。

役員会が終わると会長の宗一郎(寺尾聡)がやってきた。

隆一のことを心配する宗一郎に、問題ないと貴行は答えた。

隆一のように完璧な人間ほど脆いのではないかと宗一郎は言うが、貴行は隆一を信頼しきっている様子。

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帰宅した優は、隆一の部屋で手がかりになるものがないか探してみたが、何も見つからない。

万年筆を見つめていてあることを思い出す。

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翌日、隆一の居場所に心当たりがあると梓に伝える。

一緒に連れて行ってほしいという梓と一緒に高田家の別荘へ行った。

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その頃、桃子(南果歩)がフィアンセに会ってほしいと貴行に頼んでいた。

桃子の結婚に反対している貴行は断るが…。

ドラマっ子のつぶやき

隆一はどこへ行ったんでしょう。連絡もせず会社を休み、バンコクの件も放ったらかし?ちょっと責任感なさすぎでしょう。

今まで良い子でやってきたから打たれ弱いんだろうなとは思っていたけど、想像以上の脆さでした。梓との結婚もナシになるんだろうな…。会社のためにあのお嬢さんと結婚することになるのかな。

あ~あ。なんか面白くない。内容が内容だけに、月曜から気分がどんよりしちゃうよ。週の初めはもっと笑えるドラマがいいなあ。

予告では優が殴られているシーンがあったけど、隆一にやられるのかな?これから兄弟仲もどんどん悪くなっていくのかな…。観るのツラそ~。

第4話 あらすじ【本編】

隆一(桐谷健太)がいなくなった。

梓(倉科カナ)は、隆一が悩んでいたこと、様子がおかしかったことを優(山田涼介)に話す。

優にも心当たりがあった。心配して落ち込む梓を優は励ました。

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出社してこない隆一を心配する役員たちの前で貴行(高嶋政伸)は、自分が特命事項をやらせていると言って誤魔化した。

自宅へ戻った優は隆一の部屋へ入り、手がかりを探した。何も見つからなかったが、ふと、もしかしたら二人で貴行の万年筆を探した浜辺にいるのではないかと思いつく。

翌日梓にそのことを伝え、葉山の別荘へ行くと言い出した優に、自分も一緒に連れて行ってほしいと梓は頼む。

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貴行は隆一のことを心配していた。そこへ宗一郎(寺尾聡)が訪ねてきた。

貴行は宗一郎にも本当のことは言わず、自分がいろいろ指示しているからだと話した。

今までもなんでも一人で完璧にこなしてきたから大丈夫だという貴行に、完璧にやってきた人間ほど脆いと宗一郎は言う。

宗一郎が「たまには直感で動かなければならないこともある」というと、今は時代が違うと貴行は反論する。

「会社も実印も全てお前に渡したが、大事なことをお前に渡し忘れているような気がする」と宗一郎はつぶやいた。

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葉山の別荘についた優と梓。隆一を探し回るがどこにも姿はない。

寝室を見て隆一がここを訪ねていたことがわかる。隆一がいたことで安心した優が思い出話をしている。

梓はソファにかかっていた隆一のスーツを手に取り安堵の表情を浮かべる。

ポケットの中に指輪ケースが入っているのに気づいた梓は「帰ろう」と言い出した。

隆一が戻ってくるためには今会ってはいけないのだと別荘を後にした。

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副社長室を訪ねた優は、隆一が一人でよつば銀行を訪ねていたと聞かされる。

よつば銀行へ行った優は、隆一が100億円を必要としていたことを知る。

梓にそのことを伝え、自分にはどうすることもできないから貴行に話すと言い出した優に、隆一が自分で解決できるようもう1日だけ待ってほしいと梓は頼む。

周りの人に相談できなかったのは、「自分で何とかしろ。自分で解決しろ」と父親から育てられてきたからだと梓は言う。

姿を消したのも、失敗したことを父親に知られたくなかったからだろうと隆一の気持ちを思いやった。

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貴行と優、そして梓は桃子の婚約者・黒沢(竹中直人)に会うことになった。

黒沢のことを信じていない貴行は、今回の結婚を認めていない、信用していないときっぱり言い切った。

そして、高田の会社に迷惑をかけるようなことをしないよう釘を刺した。

桃子は貴行の失礼な物言いに苦言を呈し、バンコクの件は大丈夫なのかと尋ねた。

優と梓がびくっとする中、貴行だけは隆一に任せているから大丈夫だと答えた。

今後一切、資金の提供を申し出ないようにと言い残し、貴行だけ先に帰って行った。

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貴行が帰ったあと、優がいきなり、黒沢に100億円融資してほしいと言い出す。

黒沢は突然の申し出に、貴行にまるで詐欺師のような扱いを受けたこと、自分でも怪しい人間だと思うことを話した。

すると優は「投資家だろうと詐欺師だろうと関係ない。100億円用立ててくれるならどっちだっていい」と黒沢の目を見ながら答えた。

NOと言ったらどうするつもりだったのか?と聞かれた優は、脅すつもりだった返し、「100億円用意すれば投資家だということを証明できるが、用意できなかったら一生その疑いは晴れない。桃子と結婚したければ100億円用意しろと言うつもりだった」と優が話すと、黒沢は笑って「お前を気に入った。だから投資する。高田に投資するのではない。君に100億円投資する」と承諾した。

「人が思ってもないことをやっちゃう」と驚く梓に、昔家出した時、隆一が助けてくれたことを話し、「今度は俺が助けたい」と言った。

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社長室に呼び出された優は、隆一のことを何か知っているなと聞かれる。

桃子がバンコクの話をした時、優の顔色が変わったことを貴行は見ていたのだ。

大変なことになる前に言いなさいと言われた優は、正直に話した。

貴行は部下を呼んでバンコクから手を引くよう指示した。

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その頃、葉山の別荘にいる隆一を黒沢が訪ねていた。

黒沢からの出資を取り付けられた隆一は、優が頼んだこととも知らず、奇跡が起きたと喜んでいた。

会社へ戻り、貴行にも役員たちにも全て解決したと報告した。

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梓の部屋を訪ねた隆一は、指輪を渡しプロポーズをした。梓は快諾。

嬉しそうに笑う梓に、会社でも公表していくつもりだと話した。

100億の出資について、奇跡を呼び起こした、一人でやってのけたと浮かれる隆一。

「力になれなくても話してほしかった。支えたかった」という梓に「君に話したら何か変わったか?」と隆一は悪気なく答える。

自分は助けてもらう人間ではなく、誰かを助ける側の人間なんだという隆一にたまらず梓は本当のことを話してしまう。

優が100億円の出資を取り付けたと知った隆一はそのまま何も言わず梓の家から出て行った。

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自宅へ戻った隆一は、部屋から出てきた優を殴りつけた。

「俺を助けたつもりか?陰で俺を助けていい気分ってわけか?」

と言うと、否定する優の胸倉をつかんだ。

レビュー(感想)

あ~お兄ちゃん怒っちゃった…。優はお兄ちゃんを助けたかっただけなのに…。別にとって変わろうとか、お兄ちゃんのプライド傷つけようとか思ってたわけじゃないのに…。昔から大きな期待をかけられてきた隆一はかわいそうだけど、梓さんにまであんな言い方しなくてもよかったのに。

梓さんが本当のことを言ってしまったのはきっと、一人で生きてるわけじゃないんだよってことや、困ったときは人を頼っていいんだよってことをわかってほしかったんじゃないのかな。お兄ちゃん、浮かれすぎだったもんね。「奇跡を起こせた俺ってスゲエ!」みたいになっちゃってたし、「社長や会長より自分はすげえんだ」って勘違いしちゃってたし…。調子に乗りすぎ。

そもそも、何で黒沢さんが事情を知っているのか、急に出資してくれることになったのかってことを考えれば、誰かが手を回したってことくらいわかることじゃないかなとも思うんですが…。

優はかわいそうだよね。いつも助けてもらってばかりだったから、兄弟として自分もお兄ちゃんを助けたいっていう、純粋な気持ちだったのに…。変に勘繰られちゃってかわいそう。お父さんにもあんなに心配かけて迷惑かけて、出資者探してて連絡できませんでしたなんて嘘までついて…。

失敗を知られたくないっていう気持ちはわかるけど、ただの親子ではなく、社長と副社長っていう関係なんだから、正直に話さないと信用を失うだけなのに。隆一はプライドが高すぎるね。今まで大きな失敗もせず生きてきたからしょうがないんだろうけど…。あんなにやさしかったお兄ちゃんが、優を敵対視しすぎてて怖い。

これからますます二人の仲はドロドロになっていくんだろうな。優の思ってもない方向へ行きそうです。

2016年 秋ドラマ(10月スタート)リスト

タイトル系列放送局
9時カインとアベルフジ系
9時レディ・ダ・ヴィンチの診断フジ系
10時逃げるは恥だが役に立つTBS系
9時相棒シーズン15テレ朝系
10時地味にスゴイ!日テレ系
9時ドクターXテレ朝系
10時シェフ~三ツ星の給食~フジ系
10時砂の塔TBS系
9時ラストコップ日テレ系
9時IQ246~華麗なる事件簿~TBS系
9時キャリアフジ系
10時半レンタル救世主日テレ系
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