カインとアベル 第3話 あらすじ・レビュー

第3話 10月31日放送

第3話 あらすじ【予告】

優(山田涼介)は、兄・隆一(桐谷健太)や父・貴行(高嶋政伸)から食事に誘われる。

レストランに着くと、そこには矢作梓(倉科カナ)もいた。隆一と付き合っていて、近々結婚するという。

梓に好意を抱いていた優はショックを受けるが、気持ちは表情に出さず明るく振舞った。

幼少時代の話などをしながら隆一を褒め続ける。

アウトレットモールのプロジェクトチームは、ゼネコン選定に入る。

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隆一はバンコクの都市開発参入の危機をなんとか乗り越え、役員たちの間でも、社長就任の時期も早まるのではないかと噂されていた。

その夜、隆一と優を前に、バンコクの件がこのままうまくいけば、株主総会で隆一を社長に推薦すると貴行が告げた。

隆一は嬉しさを隠せない。

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プロジェクトチームに、アウトレット建設地の有力者・兵頭光一(イッセー尾形)がやってきた。

兵頭は、地元の建設会社を入札に加えてほしいと言う。

だが、既に選定を終えているため、優たちはやんわり断った。

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その頃、バンコク事業に大変なことが起こっていた。

地元企業の債務が新たに発覚したのだ。しかもその金額は莫大なものだった。

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アウトレットモールのプロジェクトチームにも、環境団体の代表が建設計画を見直すように求めてきた。

優と隆一の前に立ちはだかる壁。二人は乗り越えられるのか。

ドラマっ子のつぶやき

早速次回、バンコクの事業が雲行き怪しくなりそうです。せっかく乗り越えたのに、さらなる債務が発覚するようです。しかもそれが莫大な金額…。隆一、ピンチです。お父さんが言っていたように、引く時は引かなきゃいけなかったんですよね。無理に進んじゃダメな時もあるのに…。

社長就任間近と言われていただけにショックも大きいかも。バンコクの事業を軌道に乗せることっていうのが条件ですしね。梓との結婚もダメになるな、やっぱり…。会社を助けるためにあのお嬢さんと結婚しなくちゃいけなくなるんじゃないか?

優も窮地に立たされるようですが、おそらくそちらはうまくいくんでしょう。隆一は、これをきっかけに悪い方へ行かなければいいけど…。

これから先、見るの辛いかも…?隆一がダメになっていく姿とか観たくない。だって小さい頃から社長になるために頑張ってきたわけでしょ?好きなことも我慢して…。あ~辛いな~…。

第3話 あらすじ【本編】

優(山田涼介)がレストランに到着すると、隆一(桐谷健太)が恋人の梓(倉科カナ)を父の貴行(高嶋政伸)に紹介していた。

梓に想いを寄せていた優は、二人が付き合っていることを知らなかったためショックを受ける。

だがそんな気持ちは隠し、明るく振舞う優。隆一のことを褒め、どんなに優しく素晴らしい人間なのかということを話して聞かせた。

幼い頃、砂浜で父親の万年筆を探していた時も、途中で諦めた自分とは違い、隆一は諦めずに探し続け、万年筆を見つけたんだと懐かしそうに話す優。

結婚するつもりだと聞いた貴行も二人を笑顔で祝福する。

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隆一はバンコクのトラブルを解決し、恋人を父親に紹介したことは役員の間でも話題になっていて、社長就任の時期も早まるのではないかと噂されていた。

翌日の夜、貴行が、家にいた優と隆一に話があると切り出す。

次の役員会までにバンコクの件を片付けることが出来たら、次期社長として隆一をおすという。その報せに優も喜ぶ。

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ゼネコンの選定に入ることになった優たちのいるプロジェクトチームを地元の有力者である兵頭光一(イッセー尾形)が訪ねてきた。

兵頭は、地元の建設会社を入札に加えてほしいと言い出す。

すでに選定は終わっていて、高度な技術が求められるということなどもあるため、丁寧に断った。すると思いの外、すんなり引き下がり帰って行った。

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隆一はバンコクからのメールを確認して驚いた。

そこには100億を超える新たな債務が発覚したと書かれていたのだ。

慌てて担当者に電話をし事実を確認すると、気づいた時にはどうしようもない状態で、新たに50億用意する以外道はないという。

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いきつけの小料理屋で優と呑んでいた梓は、隆一との約束のため、先に店を出て行った。

隆一のところへ向かっていた梓に電話が入る。

今日中に片づけなければならない仕事があるから会えないという電話だった。

梓は、隆一の様子が普段と微妙に違っていたことが気になっていた。

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環境団体の代表者・佐野(田中幸太郎)がプロジェクトチームにやってきた。

環境保護のため、建設を全面的に見直してほしいというのだ。

既に準備は進んでいるため、全面見直しなど出来ないと団が言うと、佐野は帰って行った。

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環境団体代表の佐野たちが、アウトレットの建設予定地で大規模な反対デモを行っている様子がニュースで流れた。

優と梓は急いで現地へ向かった。

意見を全く聞き入れる様子のない団の対応を見て、こうするしかないと思ったという。

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隆一は、100億円の融資をしてもいいという連絡を貰う。

だが、融資の条件として、高田総合地所の議決権付きの株を発行してくれと言われる。

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反対デモが週刊誌でも取り上げられる。優と梓はもう一度佐野の元を訪ねる。

歩み寄れる方法を考えてほしいという梓たちに、この地域の自然環境を一番わかっている地元の白河建築に工事をお願いしてほしいと佐野は言った。

このことを団に伝えると、白河建築に頼むしかないと言い出した。もし工事がストップするようになれば自分の責任問題になるからだ。

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入札の結果でも、白河建築は最低点。それでも団は、予定通り工事を進めるためには白河建築にするしかないという。

優は、1日だけ時間が欲しいと申し出た。

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佐野のところへ行った優は、白河建築が最低点だったことを伝える。

高い技術力や経験が必要になるため、白河建築では到底無理だということもはっきり告げた。

すると佐野は、もう少しゆっくり進めていくべきことなのに、来年の5月30日までに基礎工事を終えるなんて無理なんだと反論。交渉は決裂した。

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優は佐野の言葉が引っかかっていた。

基礎工事を来年の5月30日までに終わらせなければいけないということはゼネコンしか知らない情報だ。それをなぜ佐野が知っていたのか…。

優はあることを思いついてその場で調べ始めた。すると優の予想通り、白河建築の顧問に兵頭光一の名前があった。

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その頃隆一は、四葉銀行の頭取と会っていた。

何とか融資をしてもらいたいという隆一に、バンコクのゼネコンの資金繰りは厳しいと思うという頭取。

この話はなかったことにしてくれと断られる。

落ち込む隆一の元を梓が訪ねてきた。

何かあったんじゃないかと心配する梓を、隆一は何もないと突っぱねる。

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佐野たちが反対デモをしているところに本物の環境を守る会の人たちがやってきた。

佐野たちは、兵頭から雇われた偽物だったのだ。

本物の環境を守る会の人たちの理解も得られて、一番点数が高かった建築会社にお願いすることになった。

団から報告を受けた隆一は、優が活躍していることを聞かされる。

隆一は苛立ちを隠せない。

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家に戻った隆一は、優の部屋へ行き、万年筆を差し出した。

それは昔、砂浜で二人が探し、見つけたご褒美にと隆一が貴行からもらったものだ。

優の記憶では隆一が見つけたことになっているが、本当は優が見つけたものだと隆一は告白する。

本当はお前が貰うべきものだったんだというと「じゃあな」と部屋を出て行った。

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翌日の役員会に隆一の姿はなかった。

団から隆一が出社していないことを聞かされた優も電話をしてみるがつながらない。

優から、何か知らないかと尋ねられた梓は「もう戻ってこないかも…」とつぶやいた。

レビュー(感想)

とうとう大変な事態になっちゃいましたね。しかも隆一は姿をくらましてしまいました。もっと早くお父さんに相談すればよかったのに。追い詰められている自分とは違い、活躍している優への嫉妬もすごそう。

本当は隆一が一番わかってるのかもしれません。優の方が社長に向いてるかもしれないってこと。今まではやる気なさそうにしていた優が、どんどん仕事を覚えて楽しそうにしていて、結果も出してるから焦りもあったのかも。

今後このドラマどうなるんでしょう。莫大な融資を取り付けてしまっているので今すぐ手を引いてもかなりの損失になりそう…。怖いな。

やっぱりお父さん、良い人ですね。隆一に対しては期待も信頼も大きいからこんなことになっちゃったけど、梓との結婚もすごく喜んでくれていたし、ちゃんと子供たちのことわかってるような気がする。

それにしても団さん、イヤミ課長と同じようなキャラですね。もうイヤミ課長にしか見えない。自分の責任問題になるのが嫌だからって、小さな建築会社に依頼しようとするんだもの。呆れます…。優が気づかなかったらどうなってたのか…。

次回放送予定日11月7日

2016年 秋ドラマ(10月スタート)リスト

タイトル系列放送局
9時カインとアベルフジ系
9時レディ・ダ・ヴィンチの診断フジ系
10時逃げるは恥だが役に立つTBS系
9時相棒シーズン15テレ朝系
10時地味にスゴイ!日テレ系
9時ドクターXテレ朝系
10時シェフ~三ツ星の給食~フジ系
10時砂の塔TBS系
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9時IQ246~華麗なる事件簿~TBS系
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