東京バンドワゴン 下町大家族物語 あらすじ・レビュー(第6話)日本テレビ系列11月16日放送


【第6話】
ネタバレ注意

第6話 あらすじ 11月16日 午後9時~放送(日本テレビ系)

恋人として堀田家で一緒に暮らしても、青(亀梨和也)とすずみ(多部未華子)の仲はなかなか進展しない。

そんな二人を心配した堀田家の人々は、青とすずみの仲を進展させようと考え、“六波羅探書”という京都で開催される古書店同士の懇親会に、勘一(平泉成)の代わりに、二人を出席させることにした。勘一の風邪がウソだと知らない二人は、京都へ行くことにする。

買い取った本を青が点検していると、『エーミールと探偵たち』という児童書を見つける。その本に紙が貼ってあるページがあった。

その紙をはがすと、“ほったこん ひとごろし”とクレヨンで書かれていた。紺(金子ノブアキ)には全く身に覚えのないことだったが、息子の研人(君野夢真)はショックを受ける。

紺と亜美(平愛梨)は、この落書きに隠された意味を探ることにした。その本のことを気にしながらも、青はすずみと一緒に京都へ向かった。

堀田家では、クレヨンで書き込みしたのは誰なのか、そして何のためにここへ持ち込まれたのか話し合われていた。我南人(玉置浩二)の一言で、紺はあることを思い出す。

高校時代、三迫貴恵さんという人から告白されたのだが、同級生とはいえ、面識がなかったため断ったという。するとその後、紺にフラれたから死ぬという遺書を残し、学校の屋上から飛び降りようとしたらしい。

自殺騒動は未遂に終わったが、その子はその後遠くへ転校した。だが、今になってなぜそんな本を持ち込んだのかは疑問のままだった。

青とすずみを迎えたのは、会合の相談役・重松(篠井英介)と幹事の阿曾(田中幸太朗)。
青とすずみは、重松から古書を見せられる。すずみには、それが『ドドネウス草木志』という、大変貴重な江戸時代の植物図鑑だとすぐに分かった。

重松はそんなすずみに驚きながらも、東の代表として、すずみにその図鑑の値をつけてほしいと言い出す。阿曾とどちらがより正しい付け値をするか勝負を挑まれる。青は断るが、勘一をバカにするような重松の物言いに腹を立てたすずみは、その申し出を受けることにした。

だが、重松は、すずみが負けたら、東京バンドワゴンに代々受け継がれる、本の目録を渡すようにと要求する。

目録は本のリストというだけでなく、歴史上の偉大な文学者が寄稿した文章が載っていたりと店の歴史が綴られた唯一無二のものであるため、青は慌てる。万が一奪われるようなことがあれば、関東を代表する古書店としての東京バンドワゴンの名が地に落ちてしまう。

それほど大事なものだとは知らなかったすずみは青に謝るが、青は知らなくて当然だとすずみを慰めた。

翌日、阿曾とすずみは交互に図鑑を確認し、値をつけることになった。阿曾がつけた値は280万。そして、すずみがつけた値は12万だった。

すずみはこの図鑑は偽物だと言った。12万という金額は、この緻密な偽物を作った職人の技に対する値段だと言った。こういう偽物が出回ること自体許せないので、12万ですずみが買取り、その本を処分すると言い出した。

重松が東京バンドワゴンもこれで終わりだなどと言い出したため、すずみは怒ってしまう。古本屋に対する自分の思いを述べ、重松を怒鳴りつけた。

それを見ていた青も、古本屋に対する自分の思いを伝え、すずみが偽物だというならそれを信じると言い切った。目録は渡せないが、そちらのいい値である280万で買い取る。すぐには用意できないが、必ず支払うと言い「今日のところはご容赦ください」と頭を下げた。

すると突然そこにいた全員が、青とすずみに頭をさげた。この図鑑は偽物で、二人を試すために仕組まれたことだったのだ。重松は、古本屋に対する青の思い、そしてすずみの目の確かさを褒めた。

本にクレヨンで書き込んだことについて、花陽(尾澤ルナ)と研人は、三迫貴恵とその妹に会った。“ほったこん ひとごろし”と書いたのは、貴恵の妹だった。

姉が紺にフラれて自殺未遂をしようとしたことを知った妹が、その時読んでいた本につい書き込んでしまった。その後、姉から、紺は何も悪くないと聞かされ、その文章を消すために、上から紙を貼ったのだという。

貴恵は、紺を好きだったことも認め、フラれたことが恥かしくてどうしたらいいかわからず、死ぬしかないと思ったこと。紺は何も悪くないことを二人に伝えた。

結婚が決まった貴恵は、紺にどうしてもちゃんと謝りたくて、古本屋に本を持って行った。もちろん、持って行った本の中に、そんな落書きがされているものが紛れていることなど知らずに・・。

貴恵がフラれて飛び降りそうになった時、ある音楽が聞こえてきて思いとどまったという。そして同じ音楽が外から聞こえてきた。我南人の歌だった。

それを聞きながら貴恵は涙を流し、「あの時は本当にごめんなさいってお父さんに伝えておいて」と研人に言うが、そこには紺も来ていた。紺は貴恵を見て頭を下げた。
こうして、無事謎も解け、解決した。

旅館で青は、すずみに「俺にも東京バンドワゴンにもすずみが必要だ。一生ずっと一緒にいたい。結婚してください」とプロポーズをした。それを聞いたすずみは「東京バンドワゴンの4代目を継いで私と結婚してください」とプロポーズを返した。

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レビュー(感想)

とうとう青がすずみにプロポーズしました!京都で急接近!!!堀田家の人々の予想を遥に超える急接近になったのではないでしょうか?

それにしても、あの京都での勝負は何だったのでしょうか?!青とすずみの覚悟を見たかったの?跡を継ぐにふさわしいかどうかを見たかったの?いまいちわからなかった・・。あれって勘一が仕組んだことなのでしょうか?なんとも意地悪な・・。

すずみが偽物だと見抜けたから良かったけれど、見抜けなかったらどうなってたのでしょう。
ま、それはいいや。青とすずみが、お互いの気持ちを伝えられたんだから。

それに今週もやはり紺ちゃんはカッコよかったですね。優しい男前♪
高校時代の自殺未遂の件は気の毒だけれど、それを悪く言わない紺ちゃんはやはりカッコいいです!いいなぁ~☆

そしてそして、玉置浩二さんの歌が毎回ぐっと来ます。ステキ過ぎ!
ドラマの中で流れた歌を全部収めたCD作ってくれますよね?きっと♪そしたら絶対欲しい!!!だってどれもこれもすごくいい歌ですからね。早くCD出ないかなあ~♪楽しみです☆

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