東京バンドワゴン 下町大家族物語 あらすじ・レビュー(第5話)日本テレビ系列11月9日放送


【第5話】
ネタバレ注意

第5話 あらすじ 11月9日 午後9時~放送(日本テレビ系)

すずみ(多部未華子)は青(亀梨和也)の恋人として堀田家で暮らし始めた。カフェの仕事も古本屋の仕事も一生懸命、楽しくやっていた。

そんな中、東京バンドワゴンに真奈美(片桐はいり)がやってきて、青と見知らぬ美女が一緒にいるところを見かけたという話をする。その話をすずみが聞いていたことに気づいたみんなに、気にしていないといいながらも、すずみは動揺していた。

すずみが誤解していて機嫌が悪いため、青は真実を話すことにした。
青が会っていたのは、藤島(井ノ原快彦)の秘書である永坂(入山法子)だった。

彼女は藤島が人を殺そうとしていると心配して青に相談していたのだ。藤島のことを大好きな彼女はかなり思いつめていたが、青は藤島がそんなことをするとは思えず、その話をあまり信じていなかった。

花陽(尾澤ルナ)は、以前藤島に算数の宿題を見てもらい、それがとてもわかりやすかったために、家庭教師をしてほしいと言い出す。

勘一(平泉成)は花陽のために、藤島に家庭教師をお願いする。藤島は快諾し、スケジュール帳を開き、家庭教師の日程を調整していた。スケジュール帳を見た青は、11月8日の欄だけが黒く塗りつぶされていることに気づいて不審に思う。

家まで本を見に来て欲しいと言うある女性のお客さんのため、すずみが買い付けをするよう勘一に言われる。すずみは彼女の家に行き、5000冊以上の本を査定したのだが、後日、すずみのつけた値段に激怒し店にやってきた。

会社をたたまなければならなくなったため、従業員への退職金を捻出するためにコレクションを売ることにしたらしい。だが、勘一や紺(金子ノブアキ)が見ても、すずみの付けた値段は妥当な金額だった。

花陽の家庭教師のために東京バンドワゴンに来ていた藤島がその騒動を知り、自分がすべての本を女性の言い値で買い、それを東京バンドワゴンで適正な価格で売ってほしいと言い出した。

損をするかもしれないと紺が言うと、人助けのためになるなら構わないと藤島は言う。そして勘一は藤島の気持ちを汲んでその申し出を受けることにした。

紺とマードック(ジョナサン・シェア)が一緒に本の資料集めに行くのに青も連れていかれた。
その途中、墓参りをしている藤島に会った。青たちも手を合わさせてもらった。藤島の姉は、藤島が12歳の時に亡くなったという。その時以来泣いていないという。

藤島がマードックに自分の姉と藍子が似ているというとマードックもうなづいた。藍子のことを愛しているのかと聞かれた藤島はそれを認めながらも、「波風立てるつもりはないよ。もうすぐ僕にはその資格さえなくなるから」とお墓を見ながら呟いた。

そんな藤島を見ていて青はまた不安になる。紺もマードックも、藤島の言葉の意味を不審に思う。

藤島の秘書から聞いた話を青が紺に話して聞かせた。過去の資料を引っ張り出し、藤島の姉についての記事を見つける。

高校生の頃、担任の教師から殺され、その犯人は刑期を終えて明日出所することになっていた。

秘書を交えて話し合いをしていた。秘書は藤島が捨てたメモからそのことに気づいた。ほかの社員はまだ知らない。

随分前から出所日を調べていたようで、それに合わせて会社の整理もしているらしい。藤島が心から嬉しそうな顔をするのは堀田家へ行く時だけだったという。現場へ行って止めるしかないとみんな決意を固める。

出所当日。理由を知らない堀田家の女性たちは留守番で、男性だけで出かけることになった。みんな顔がこわばっている。

一人の男の人生に関わることだと我南人(玉置浩二)がいい、その男のプライドのためにも何も知らないほうがいいと女性たちに言った。

藤島は車の中から犯人が出所してくるのを待っていた。姿を見た瞬間車を出て、静かに近づいていく。
そこで青が声をかけた。右手に持っているナイフを勘一から指摘された藤島は犯人目指して飛び出した。みんながそれを必死で止める。

我南人が「そんなもの藤島ちゃんには似合わないよ」と言ってナイフの代わりに小さな楽器を握らせ、みんなそれぞれに楽器を抱えて藤島の前に並んだ。そして藤島の前で全員で歌を歌った。

どんな理由があろうと人を殺しちゃいけないという勘一。理屈はどうでもいい、ダメなものはダメなんだと必死で話す。マードックは、宣戦布告を受けますよと言う。藍子のことだ。

青が、花陽もあと何年かすれば美人になるというと、勘一が何の話だと言い出す。青曰く、花陽は藤島に恋をしているらしい。だから急に家庭教師して欲しいと言い出したのだという。

「赤の他人の俺たちが仕事をさぼってバカやってるんだ。そのことをよく考えるんだな。そんなことを考えている暇があったら、うちへ来て古本でも眺めてろ」と勘一はいい帰っていった。

「どんなに大きい傷跡があっても人間は服を着る生き物。着る服は自分で選べる」青はそう言った。

帰っていくみんなの後ろ姿を見ながら、藤島の頬には涙が流れていた。そして傍には秘書が優しい目で見守っていた。

翌日、女性たちは休みをもらうと言い出したので、男性だけで店を切り盛りすることとなった。朝食を食べているとイギリスから我南人への荷物が大量に届いた。

ロンドンにいた頃のミュージシャン仲間が亡くなり、家族が我南人に送ってきたのだという。その大量の荷物を置くために、我南人は、すずみの部屋として使っていたところをあけてほしいと言い出した。そのためすずみは青の部屋へ引っ越すことになった。

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レビュー(感想)

やっぱり東京バンドワゴンはいいですね!本当に大好きです。温かい人ばかり・・。
でも藤島さんにあんな過去があったなんてなんか切ない話でした・・。

勘一が言うように、どういう理由があっても人を殺めてはいけないんだけど、藤島さんの気持ちもわからなくはないなあと・・。大事な人を殺されて、殺した本人は15年ほどで出てくる。まだ生きている。

そう考えたらたまらない気持ちになるだろうと思います。でも今回、みんなが必死で止めてくれてよかった。おそらく、先に藤島さん自身が止めてもらえてよかったと思える日が来ると思います。

いよいよすずみと青が同じ部屋で暮らすことになりましたね。あれってもしかして我南人が二人をもっと近づけるために、わざとしたのだろうか?と思ってしまいましたが・・違うかな?早く来週も観たい!!!このドラマ本当に素敵です!!!みんなのファンです。堀田家のファンです。

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