よろず占い処 陰陽屋へようこそ あらすじ・レビュー(第10話)フジテレビ系列12月10日放送


【第10話】
ネタバレ注意

第10話 あらすじ 12月10日 午後10時~放送(フジテレビ系)

ある日、路子(倉科カナ)の父・寛和(中村まこと)が祥明(錦戸亮)を訪ねてきた。

25年前、路子を身ごもった照子(横山めぐみ)と一緒に源次郎(杉良太郎)のところへ挨拶へ行ったが反対されてしまい、それから絶縁状態が続いていた。

一流の小説家になると大口を叩いたものの、全く芽が出ず、源次郎へ挨拶に行く機会を逃していたのだ。

路子が小学生の頃、「げんじろうきとく」という不審な手紙が届いたことがあった。自分から実家へ帰ることを拒否する照子の代わりに、路子が源次郎を訪ねたことがきっかけで、路子と源次郎の交流が始まった。結局その手紙の内容はウソで、源次郎はピンピンしていたという。

最近になって、その手紙を照子が大事に取っていたことを知った寛和は、源次郎に結婚を認めてもらい、親子の関係をなんとか修復したいと思って祥明をたずねてきたのだった。

昔届いたという手紙の匂いを嗅いだ瞬太(知念侑李)が「パンジーの香りがする」と言った。そのことがきっかけで、祥明はあることに気づき、関係修復に全力を尽くすことになった。

寛和が一人で王子へ行ったことを路子から聞かされた照子が腹を立てていることを知った寛和は、一緒に来て欲しいと頼みこみ、祥明と一緒に自宅へ帰った。

小説家の妻として悠々自適な生活を送ることを夢見ていた照子だが、実際は照子の方が稼ぎがよく、寛和がバイトと家事をしながら、その合間に小説を書くという生活が今でも続いていた。

そこで祥明は、「家にとりついた祟りに、寛和も影響を受けている」と言い出す。寛和が小説を書けないのも祟りのせいだと言い、寛和を陰陽屋に閉じ込め、小説を書かせることにする。

「一人前の小説家になれば、源次郎に結婚を認めてもらえる」とたきつけられた寛和は、小説大賞に応募するためそれを受け入れる。源次郎と照子が絶縁状態になっていることを気にしている商店街のみんなもそれぞれ応援に訪れる。

路子は、雨宮咲月という人が祥明の恩人で、その人を探していたということを知り、どういう人なのか気になって、源次郎にその人のことについて尋ねた。すると源次郎は写真を見せ、咲月について語りだした。

16年前に商店街にやってきた咲月は、仕事を探していた。訳ありそうだったので源次郎が引き取り、住み込みで働かせるようになったという。でもその冬に体調を崩しそのまま亡くなってしまった。家族について聞いても咲月は何も答えなかったため、位牌も源次郎の手元に置いてあったのだ。

一方、家の祟りをはらうためと称し、照子を毎日のように連れ出して贅沢三昧させる祥明。今まで贅沢とは無縁な暮らしをしていた照子は戸惑うが「もともとこういう生活を夢見ていたはずだ」とか、その権利があるなどといいくるめ、買い物をさせたり、高級レストランで食事をしたり、ホストクラブへ連れて行ったりする。

寛和が集中して小説を書いていると、そこに源次郎がやってくる。寛和は現状を話し、「あなたの言っていた通り、家族に何も出来ない、だめな男でした。」と謝り、今、真剣に小説を書いているからこれが出来上がったら改めて挨拶をさせて欲しいと土下座をした。「そういう問題じゃねえんだよなあ」というと源次郎は帰って行った。

小説の締切前日、源次郎にも来て欲しいと頼みに行った祥明は、「俺は動かねえ」と言われる。「この人のためにお願いします」そう言って、昔、路子の家に届いたというパンジーの香りがついた手紙を置いて帰った。
それを読んだ源次郎は、全てを察する。

締切当日、陰陽屋で路子が待っていると、「私が一番に見る権利がある」と照子がやってきた。
そのあとから、ついに源次郎が姿を現した。久しぶりに再会を果たした親子。祥明が寛和に声をかけると、小説が出来上がらなかったと頭を下げた。

「照子さん。この方はあなたが思っていたような方ではなかったようです。源次郎さんが言うように、もう別れた方がよろしいかと…」と祥明が言い出した。

その言葉を受け、「結局僕はダメ人間だった」と寛和が言い出す。大口を叩いた手前、幸せになろうと努力をしてくれたんだろうけど、君の望むようにならずごめんと頭を下げた。

「結局、俺の言った通りになっただけじゃねえか。」という源次郎に、自分の責任だと寛和は土下座して謝罪した。

「お前は、男を見る目がなかったってことだ」と言う源次郎に、25年分の家計簿を見せ、寛和がどれほどいい夫だったかを語り、25年間本当に幸せだったと照子は言った。

「照子、お前ちゃんと男を見る目があるじゃねえか。」

源次郎は、寛和がいい旦那であることは路子から聞く話でわかっていた。寛和が小説家になれなかったことを恥じて照子が源次郎に会おうとしなかったことが悲しかった。自信を持って寛和を紹介してくれるのを待っていたのだ。

源次郎は「25年間、娘や孫を守ってもらってありがとう。これからも娘のことお願いします」と寛和に頭を下げた。

お礼を言う路子に「俺は何もしてない。源次郎さんのおかげだよ」と祥明は返した。
陰陽屋で小説を書かせたのは、二人を離れ離れにさせることで、寛和の魅力に照子が気づくよう仕向けるためだった。

家族にとって尊敬できる人物とは、小説家でも金持ちでもない。誰よりも家族を思ってくれているだけで十分なんだと祥明は言った。

パンジーの香りがついた手紙を書いたのが咲月だったということも路子に明かした。

自分が死んだあと源次郎が一人になることを心配した咲月は、あの手紙を見れば、照子が連絡してくると思い、震える手であの手紙を書いた。そういう咲月の思いを汲み取ったから源次郎は会うことを決心してくれたのだと説明した。

源次郎のところへ行った祥明は、供えて欲しいとパンジーを渡した。パンジーは咲月が好きだった花だという。

咲月が妊娠していたことで、照子と重なって見えたから住み込みで働かせたのではないかと言う祥明に、咲月が妊娠していたことをなぜ知っているんだと源次郎が聞いた。

すると祥明は、咲月が自分の叔母だと告げ、祖父とケンカして出て行った時に妊娠していたからだと話した。咲月とお腹の子供を探すために家を出たということを明かし、瞬太が咲月の子供なんだろうと尋ねた。

ジャーナリストの乗鞍(テイ龍進)が「王子に化け狐の子供がいるとネットで話題になっている」と、瞬太のことを嗅ぎまわっていた。

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レビュー(感想)

源次郎さんたち、仲が戻ってよかったですね~。
さすが祥明。

瞬太の母親はやっぱりあのお位牌の人だったんですね。いろいろと謎が解けてきました。
こうなってくると、瞬太の育ての親が心配ですね。傷つかないだろうか…。いい人たちなだけに心配です。

もうすぐ最終回ですね。祥明は実家に戻ってしまうのかなぁ?路子とはどうなる?!
その辺も楽しみです。

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