よろず占い処 陰陽屋へようこそ あらすじ・レビュー(最終回)フジテレビ系列12月17日放送


【最終回】
ネタバレ注意

最終回 あらすじ 12月17日 午後10時~放送(フジテレビ系)

祥明(錦戸亮)は、咲月(山田麻衣子)が自分の叔母であることを告げ、瞬太(知念侑李)が咲月の息子だろうと源次郎(杉良太郎)に尋ねた。源次郎は全てを祥明に話し始めた。

咲月は狐火で住み込みで働いていた。商店街のみんなとも親しくしており、特にみどり(南野陽子)とは仲が良かった。咲月は、子供を生んだ後、体調が戻らなかった。自分が親であることを隠してほしいといわれたらしい。

それを聞いた祥明は、咲月は瞬太に安倍家を継がせたくなかったのだろうと推測した。後継者である瞬太を探すために祥明はこの王子にやってきたのだ。

槙原(駿河太郎)に連れられて、祥明の祖母・春代(香山美子)が陰陽屋にやってきた。安倍家の跡継ぎは見つかったのかと聞かれた祥明は、まだ見つかっていないと答えた。

そこに瞬太がやってきた。何かに気づいた春代は、書庫の片付けのバイトをしてほしいと瞬太に頼む。バイト代をはずむと言われて瞬太は二つ返事で了承する。

祥明は路子(倉科カナ)に事情を話し、瞬太の素性がバレないよう、一緒についていくように頼む。

路子と瞬太は二人で、祥明の実家である大きな屋敷へ向かった。そこで春代は、瞬太が自分の孫だと確信する。

王子に化け狐の少年が棲むという記事を書いた雑誌記者が、取材をしたいと瞬太の家を訪ねてくる。それを知った珠希(柏木由紀)が慌てて祥明を呼びに来た。

祥明が駆けつけ、「化け狐を退治する儀式を独占取材させてやる」と、記者に提案した。商店街のメンバーたちからどういうつもりだと責められるが、実は瞬太を守るための罠だと聞き、皆で協力してウソの儀式を執り行うことになった。

春代は、瞬太の実家を訪ね、みどりと対面した。春代は、孫を育ててもらった礼を述べ、跡継ぎとして必要だから返してほしいと頭を下げた。瞬太を育てると決めた時、いつかは家族が迎えに来るかもしれない。

そのときは笑顔で送り出そうと決めていたとみどりは話すが、そんな簡単なことじゃないといって泣き出してしまう。春代は、狐である瞬太をあなた方だけでこれから先も守っていけるのですか?と言い、考えておいてほしいと言い残し帰って行った。

春代は狐火にいる祥明を尋ね、瞬太のことを問い詰め、連れて帰って後継者にすると言い出す。祥明は、瞬太のことを嗅ぎまわっている記者を相手に嘘の儀式をするから是非参列してほしいと春代に言い、店を出て行った。

祥明が出て行ったあと、源次郎は春代に信田巻きを出した。それを一口食べた春代は、それが安部家の味であること、そしてこの店に咲月がいたことを悟った。

嘘の儀式当日。雑誌記者は陰に隠れてビデオを回していた。槙原が、祥明が裏切ろうとしていると言って、慌てて神社にやってきた。

祥明は、瞬太が化け狐だということをバラそうとしていると伝える。瞬太にもそれを伝えるが、祥明はそんなことしないよと取り合わない。そこに祥明が現れ、台本どおりの演技が始まった。

祥明の呪文が練習とは違うものであることに、みんな気づく。練習どおりそのあとすぐに槙原が瞬太に布をかぶせた。その布を取ると、そこにいたのは狐だった。

槙原は慌てて、人間の頃の思い出を何でもいいから早く語りかけるように、そうしないと元に戻れなくなると話した。

みどりや、瞬太の父の吾郎(見栄晴)や商店街のみんなで瞬太に必死に語りかけた。みんな、瞬太が狐であることを知っていたのだ。それでもみんなで守って大事に大事にたくさんの愛情をかけて育ててきた。見ていた春代にはそれが十分に伝わっていた。

結局瞬太は姿が戻らず、雑誌記者に連れて行かれてしまう。吾郎は自転車でそのあとを必死で追いかけた。

みんなから攻め立てられた祥明はそのまま何も言わずに帰って行った。
そこで槙原が「もういいよ、瞬太くん」と声をかけた。すると幕の後ろから瞬太が現れた。驚くみんなに「槙原さんが助けてくれたんだ。俺とキツネをすりかえて」と話した。

みどりは泣きながら瞬太に抱きついた。みんなの話しを全て聞いていた瞬太は、礼を言った。みどりは、瞬太の本当の母親から、自分に何かあったらこの子を育ててもらえませんか?と言われていたことを話した。

そこに春代が近づいてきた。「私の孫が本当にお世話になりました。」とみどりに頭を下げた。そこでみどりは、咲月が本当の母親であることを瞬太に告げた。

春代は、探していたものはここにはなかったようですとみどりに言った。

素晴らしい息子さんですねと瞬太のことを褒め、「それに引き換えうちの孫は…へそ曲がりなんだから。育て方間違えたのかしら?」と微笑みながら帰って行った。

その後、瞬太を助けたことで礼を言われた槙原が、本当は全て祥明の筋書き通りだと白状した。
キツネと瞬太を摩り替えるよう指示したのも祥明だった。商店街のみんなは瞬太が化け狐だということを知っているから疑わないと考えたのだ。

吾郎が必死で追いかけていた雑誌記者の車が止まった。降りてきた雑誌記者が、きつねの入っているボンネットをあけると、「ワン」という泣き声が聞こえた。キツネに似ている犬だったのだ。

春代は再び狐火を訪れた。安部家は代々油揚げ料理が大好きで、それを咲月にも教えていたと話した。源次郎に促され、部屋にあがり、位牌に手を合わせ涙した。そして源次郎に「長い間、お世話になりました。」と頭を下げた。

祥明がわざと憎まれ役を買って出たことを知った路子は、町を出て行こうとする祥明を見つけた。本当は安部家を継ぎたくないのではないかと路子が言うと、そんなことどうだっていいじゃないか。全てのことにはっきり白黒つけてどうするという祥明。瞬太のことを路子に頼み去っていった。

安部家へ戻った祥明は、当主を継ぐと申し出て、自分自身のやり方で歩んでいくと宣言した。

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レビュー(感想)

瞬太がキツネだってこと、みーんな知ってたんですね。すごく感動しました。みんな知っていて必死で守ってきたんですね。それにしても祥明は損する性格ですね。

でもそこがすごいところでもあるんですけど。自分がどう思われるなんて考えないで行動できるんだから。

路子先生とは何もなりませんでしたから、そこはちょっと物足りない感じもありましたが、街中でも占いをしていたら、きっといつかまた出会えるでしょう。

とにかく、瞬太を連れて行かれなくて良かった~。

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