よろず占い処 陰陽屋へようこそ あらすじ・レビュー(第6話)フジテレビ系列11月12日放送


【第6話】
ネタバレ注意

第6話 あらすじ 11月12日 午後10時~放送(フジテレビ系)

ある日、祥明(錦戸亮)の店に門倉百合江(島かおり)という老女がやってきた。「うちの家に呪いをかけてほしい」と言われ、祥明は驚く。百合江の話によると、自宅の古民家が“猫カフェプランナー”の神林(ミスターちん)に狙われているという。

家を出て行きたくない百合江は、家が呪われていると知れば、神林も諦めるだろうと思ってのことだった。だが、話を聞いた祥明は、その依頼を断った。呪いをかけるというのは信念に反するという。

瞬太(知念侑李)が依頼を引き受けるよう言うと、祥明から瞬太が引き受ければいいと言われる。

瞬太が路子(倉科カナ)と一緒に百合江の家を訪ねると、息子たちは、二人の想像とは違い、百合江を気遣う、とても良い人たちで、2人は面食らう。

みんなで話をしていると、突然、隣家から大音量のカラオケが聞こえてくる。近所でも評判の悪い矢下純子(赤座美代子)が毎日騒音を立て、百合江も困惑している様子だった。だが、それでも百合江は立ち退きたくないと言い張る。

その夜、狐火でその話をしていると、百合江のことを知っている商店街の連中は驚く。昔からご近所付き合いがいいのだという。百合江に反して、純子の評判はやはり悪いようだった。

純子は若くして夫を亡くし、その夫が借金を残していたこともあり、水商売を始めたのだという。だが当時は、水商売に対する偏見が強く、ご近所からよく思われず、地元でお店を始めると、騒音問題でご近所ともめてしまったという。

極め付きは、純子がお饅頭を盗んだと噂になり、そこから孤立するようになったのだ。

百合江が、どうしても家を離れたくないというのには、何か深い理由があるのではないかという源次郎(杉良太郎)の言葉を受け、瞬太は百合江のために猫カフェプランナーを追い払おうと、商店街のメンバーたちと、百合江の家が呪われていると見せる大芝居をうつことになった。

後日、千鶴(ふせえり)が台本を書いてきた。みんなそれぞれの役を演じるために、千鶴による厳しいトレーニングや練習を重ねる。

祥明を実家に連れ戻したい槙原(駿河太郎)は、祥明がなぜ王子に来たのか、その理由を探ろうと、珠希(柏木由紀)とともに、祥明が働いていたホストクラブへ行った。ホストたちは、祥明に戻ってきて欲しいと思っており、探しているのだという。祥明が辞めた理由も知らなかった。

結局祥明も、陰陽師役として参加することになった。ネコの祟りだと祥明が言ってお祓いをすると、みんなが突然化け猫になるという筋書きだったのだが、化け猫がいる家で猫カフェが出来るなんてと意外にも神林は大喜びし、計画は失敗に終わった。

翌日、百合江の家の前には生ゴミがばら撒かれており、壁にも張り紙がされていた。それを見た瞬太は、純子がやったのだと思う。神林も、そんなお隣さんがいるようなところは引っ越したほうがいいと百合江に言った。

家から出てきた純子に瞬太が文句を言っていると、祥明はそれを否定し、百合江の前にばら撒かれた生ごみには卵の殻もあったが、純子は卵の殻を植物の肥料として再利用していると指摘した。祥明は、神林が化け猫に祟られていると言い出した。立ち退かせたくて、神林が生ゴミをばら撒いたのだと祥明は言った。

神林は否定していたが、祥明に追い詰められ、百合江の家を猫カフェにするのを諦めた。

神林が帰っていくと、祥明が、純子の家に何か憑いていないか見てみようと言い出し、家の中に入っていった。

そして、お饅頭を盗んだのは純子ではなく、百合江だったということを話し出した。当時、夫を亡くしたばかりだった百合江は、出来心でお饅頭を盗ってしまい、その後お店へ謝罪へ行ったという。純子は自分のせいにされても、そのことを話さなかった。

元々二人はとても仲が良かったが、純子の夫が亡くなり、水商売を始めたことで近所から孤立するようになって、わざと百合江とも距離を置くようになった。迷惑をかけないためだ。

純子は夫を愛していたため、一生一人でいると百合江に話しており、死に水は百合江にとってもらいたいとも言っていた。

そして、もし歳を取った時に、百合江が一人だったら自分が面倒見てあげるともいい、お互いに約束をしていたのだ。だから百合江は自宅を離れようとはしなかった。

毎日夕方の4時になると大騒音でカラオケをしていたのも、百合江の姿を確認するため。生存確認のようなものだった。だが祥明は、「あなたが一方的に守っているつもりだったのでしょうが、それは間違いです」と言い、今日の4時に歌を歌わなければおのずとわかるといい純子の自宅をあとにした。

その日の4時。純子は歌を歌わなかった。するとしばらくしてから、純子に何かあったのではないかと思った百合江がやってきて、ドアを叩き続けた。
純子は涙を流した。

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レビュー(感想)

今回、百合江さんと純子さんの関係にとっても感動しました。相手のことを考えて、あえてでしゃばらず、そっと影から見守っていたんですね。でもそれも、百合江さんが優しい人じゃないと成り立ってはいないでしょうね。

いくら約束をしていたとしても、あんな風に意地悪な言い方で接してこられたら、途中でイヤになっちゃうでしょう。百合江さんが優しい人でよかった。でも純子さんも、自分が泥棒って噂されても百合江さんのことは誰にも話さなかったんだし、やり方は間違っているけれど、ずっと心配してたんですね。でもとても損する人ですね。

祥明は、やっぱりすごいですね。一言一言がぐっと来てしまいます。なんか、ますます祥明に興味が出てきました。

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