MissPILOT(ミス・パイロット)あらすじ・レビュー(第7話)フジテレビ系列11月26日放送


【第7話】
ネタバレ注意

第7話 あらすじ 11月26日 午後9時~放送(フジテレビ系)

千里(相武紗季)が脱落したと国木田(斎藤工)から告げられ、晴(堀北真希)たちは呆然とする。

晴は国木田を追いかけ、一番優秀な千里が落ちるのは納得がいかない、もう一度だけチャンスをあげてほしいと訴える。

だが国木田から、パニックを起こす危険性のある人間をパイロットにするわけにはいかないと言われる。

着陸態勢に入った時、別の機体が前方からやってきた。その時、千里は頭が真っ白になり、操縦できなくなってしまったのだ。千里がやったと思っていた着陸もエリックがやったのだった。

以前にも同じようなことがあっただろうと聞かれた晴は思い出した。晴が操縦している時、前方から別の機体がやって来たことがあった。晴は右と左を間違え操縦し、機体は大きく揺れた。

晴はずっと前の話だと言うが、国木田は、ずっと前から誰にも言えずに一人で問題を抱えていて、それを克服できなかったんだと言った。

その夜、みんなは千里にどう声をかけていいかわからず戸惑う。千里は気を遣い、自分の部屋へ戻っていく。千里の部屋の前には帰国するための荷物が積み上げられていた。
晴は千里に声をかけることができない。

国木田は、篠崎(岩城滉一)に、千里が脱落したことを連絡した。篠崎は残念がるが、フォローしてやってほしいと頼んだ。

翌朝、千里のジョギングに同行した晴は、部屋で眠れない夜を過ごす。あくる朝、千里のジョギングに同行した晴は、どうして悩みを相談してくれなかったのかと聞く。

千里は謝った。晴は、アラートが鳴ってパニックを起こしたと国木田から聞いて、自分と一緒に乗っているとき急旋回したのが原因じゃないかと思い、自分を責めていた。だが千里はそれを否定した。

パイロット失格と思われるんじゃないかと怖くて誰にも相談できなかったと言った。夢を諦めずに、別の会社のパイロットを目指してと説得するが、「私が落ちたのはあんたのせいじゃないし、もうあきらめたんだからほっといてよ!」と言われてしまう。

母親から、家族より飛ぶことを選んだんだと聞かされていた千里は、父親が選んだ世界を見てみたいと思っていた。その目標はかなえることが出来たし満足だと語った。

今日は二人でがっつり飲みたい気分だと千里が言ったので、晴はみんなを呼んでパーティをしようと言い出す。
それを聞いた仲間も賛成する。

だが千里はみんなに内緒で日本へ帰国することにし、国木田まで空港に送ってもらう。自分を責める国木田は、ちゃんと胸を張って帰れよと言い、千里に謝った。

直接指摘するのではなく、訓練の中でどうにかしてあげたいと国木田は思っていたのだ。そんな国木田の気持ちは千里もちゃんとわかっていた。

もし欠点を指摘されていたらもっと早く脱落していたと千里は言い、それが女心ってもんでしょと笑いながら車を降りた。中まで送るという国木田を断り、一人で空港へ入って行った。

帰ったと聞かされた晴たちは、がっかりする。千里から頼まれたものを晴に渡した。それは千里の勉強ノートだった。晴は一人で部屋にこもってそれを見ていた。

食事にも下りてこない晴を心配した仲間たちが部屋へ呼びに行こうとした時、「千里からの手紙があった!」と言いながら下りてきた。

ノートの最後にメッセージが書いてあったという。それを晴は読み上げた。それには仲間がそれぞれ直すべきところを指摘したり、感謝の気持ちがつづられていた。それはとても的確な指摘だった。千里がみんなをきちんと見ていたことがよくわかった。

それを聞いた諸星(庄野崎謙)は、今なら千里をもっと支えてあげられるのにと言って涙した。

空港では、千里を出迎える人が並んでいた。総合職に職種転換されたら会社をやめるんじゃないかと心配する倫子(菜々緒)に、そういうことにならないように温かく迎えてくれたら嬉しいなと篠崎は言う。

乗客が次々と降りてくるが、そこに千里の姿はなかった。篠崎が確認すると、予定の飛行機に乗っていないと言われてしまう。

篠崎は、国木田にもそのことで連絡を入れる。もしかしたらまだアメリカにいるかもしれないからと言われた国木田は、晴たちと全員で探して回る。周辺のホテルや別の空港にも連絡を入れるが、千里は見つからない。

それぞれが寮に戻ってきてから、千里が別の便で日本へ帰ったことが判明する。だがまだ、日本に入国したということしか分からず、千里は見つかっていない。心配した晴は試験を受けずに千里を探すため帰国すると言い出す。

パーティしようと言い出したのも自分だし、プレッシャーをかけたのも自分だと晴は自分を責める。それを聞いた小鳥(小柳友)も晴に賛同した。便を変えて帰国するなんておかしいというのだ。

岸井(間宮祥太朗)と諸星は、3年も頑張ってきたのに無駄にしていいのかと晴に詰め寄る。「受けたい人は受ければいい、私はムリだから」と晴は出て行こうとするが、国木田がそれを止め、もう誰も脱落させない。お前ら全員パイロットにするという。

千里がいなくなったのは全部俺の責任だと、国木田も自分を責めていた。千里をこれ以上苦しめないためにも、全員きちんとパイロットになるようにと言うと、諦めないでくれと頭を下げた。千里は飛び出した。

バディとして信用していると言った千里の言葉を思い出していた。そこにやってきた国木田に、バディを信じてるなんてウソじゃない!信じてるならなんでホントのことを言わずに消えちゃうの!と泣きじゃくった。国木田はそんな晴を抱きしめた。

晴を送ってきた国木田は、どうしても気持ちが変わらないなら連絡してくれという。すると晴は、日本へは帰らないと言う。パイロットを諦めたら千里を苦しめることになると思うからと…。

篠崎は、千里の母親を寮に呼んでいた。篠崎は近寄ると「久しぶり」と挨拶をした。

最終試験の日、晴は千里から貰ったノートを開き、千里が晴に送った言葉を見ていた。「あんたと見た景色は、人生で最高の景色だったよ。 バディより」そう書かれていた。

無事に全員合格して帰国した。家族や恋人と帰国の喜びを分かち合う中、晴はすぐに千里に電話を入れた。だが千里は出ない。

その頃、公園にいた千里は、退職願を握っていた。

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レビュー(感想)

千里はもう本当にパイロットになれないんでしょうか?追試みたいなのはないの?!それ以前に、パニックを起こすから無理って国木田は言ってたもんね。

もしも千里がそれを克服できたとしてももうムリなのかな?全員合格っていうストーリーにして欲しかったな…。一度合格してから、その後にそういう問題が出てくるけど、克服するみたいなストーリーだったら全員パイロットになれたのに。

私が千里でも、あの会社では働きたくないって思うだろうな。だって悔しいもん。仲間を見ながら自分だけ違う仕事して…。耐えられないだろうな。

千里がかわいそうすぎる…。このあとどうなるんでしょうか?!

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