MissPILOT(ミス・パイロット)あらすじ・レビュー(第8話)フジテレビ系列12月3日放送


【第8話】
ネタバレ注意

第8話 あらすじ 12月3日 午後9時~放送(フジテレビ系)

晴(堀北真希)たちは、アメリカでの訓練を終えて帰国した。千里(相武紗季)の行方はわからないままだった。久しぶりの日本に喜ぶ5人だが、千里のことが気になって落ち着かない。

晴が千里を探すと言い出すが国木田(斎藤工)に休暇中はしっかり休むようにと諭される。

父親の茂雄(石倉三郎)から晴に電話がかかってきて、実家に顔を見せに来るよう言われる。晴が実家へ戻ると、母のよし美(根岸季衣)がごちそうを作って迎えてくれた。

アメリカの話を楽しそうに聞く母とは対照的に茂雄は終始無口だった。
千里のことが気になっている晴は、すぐに寮に戻ってしまう。

千里を心配する国木田の前に突然千里が現れた。退職願を差し出すが、国木田は「オレは人事担当じゃない」と受取らない。すると千里は「わかりました。

今までありがとうございました。さようなら」とその場を立ち去ろうとした。「二度と会わないって言い方だな」そう言われた千里は「もう会わないと思います」とだけ言い残し去っていった。

晴が、千里が戻ってきたらビンタすると言っているところに、「もうあいつは戻ってこないよ」と国木田がやってきた。

退職願を持ってきたと聞かされた晴は探しに出ようとするが止められる。「父親のとこだ。篠崎さんのとこだよ」晴たちはこの時初めて、千里が篠崎の娘だったことを知った。

千里は篠崎に退職願を渡していた。期待を裏切ってごめんなさいと謝る千里に、「謝るのはオレのほうだ。甘えたい年頃だったのに…。お前が頑張りすぎていることを知って申し訳なく思っている」と篠崎は言った。

「お父さん。私、甘えたいなんて思ってなかったよ。ただ話が聞きたかった。空の話やパイロットの話、空を飛ぶってどんな気持ちなのか、それが知りたくてパイロットを受けたの」と話した。

飛んでみて、お父さんの気持ちが少しだけ分かった気がしたと千里は言った。篠崎から貰ったパイロットのバッチも返した。

篠崎はそのあと、千里をある部署に連れて行き、ディスパッチャーという仕事の説明した。ディスパッチャーとは、全ての便のフライトプランを作る仕事だ。陸のキャプテンと言われていると説明するが、パイロット以外は考えられないと千里は言う。

千里が寮に荷物を取りに来た。千里の部屋に入るや否や、晴がビンタし、会社を辞めるってどういうことだと言った。やりたいことを見つけたからと千里は言って、みんなを部屋から追い出した。

国木田は、千里が辞めるのは自分のせいだと自身を責めていた。

晴は、いろんな書類を持ち出し何やら記事をまとめていた。
山田(藤井流星)たちは、千里の考えが変わるかもしれないと、時間稼ぎをするために画策していた。

千里が食堂でご飯を食べている間に、千里の部屋に忍び込んだ山田たちは、千里が荷造りした荷物を一つだけ運び出し隠そうとする。

それに気づいた千里は、「それはどうせ捨てようと思っていたものだから構わない」と言う。慌てて箱を開けると、そこにはP訓の思い出の品が入っていた。それを見た山田たちは、もう引き止めるのは無理なんだと悟る。

晴が資料を集めで忙しくしている時に父親から電話が入るが、晴はそれに気づかない。

翌朝、ドアの閉まる音を聞いた晴は飛び起き、自分がまとめた資料を持って部屋を出た。晴はパイロット以外の空港内での仕事をまとめていたのだ。

千里のおかげでここまで来られたのだから、今度は自分が助ける番だと言い、自分が調べた仕事のことを伝えるが、空の仕事ならあんたより知ってると言い、それでもパイロットになりたかったと千里は言った。

どうして自分が落ちなきゃいけないのか、5人がパイロットになるのを嫉妬しながら同じところで働けばいいのか。そんなことを考える自分がいやなのだと千里は話した。
「だったらやめればいい」そこに入ってきた国木田は千里に言った。

パイロットになれなくて悔しい気持ちはわかるが、それに固執していてはもっと大事なものを失うことになると忠告した。「お前がパイロットを目指したのは、自分を置いて出て行った父親を取り戻すためなんだろ」と言うと、篠崎から聞いた小さな頃の千里の話をしだした。

空港が大好きで、篠崎を見送りにきたはずなのに、千里は働く人たちを夢中で見ていた。「もうちょっとパイロットさんも見てくれる?」そういって篠崎はパイロットのバッチを千里に渡したのだ。

「パイロットにこだわって、子供の頃の夢を消し去るのか?」飛行機はパイロットだけで飛ばすものじゃないと国木田は言った。

その話を聞いた千里は、空港で働き続けることを決意し、篠崎に会いに行った。
「部署を変えてでもうちの仕事を続けてみないか」という篠崎に「よろしくお願いします」と頭を下げた。
「俺は千里のことを誇りに思う」そういうと、パイロットのバッチを再び千里に渡した。

国木田にも、引き止めてくれたお礼を言った。「これからは教え子じゃねえけど、よろしくな。戻ってくれて、ありがとう」そういったあと、国木田は突然噴出した。

「何ですか?!」と聞く千里に
「もう会わないと思います」千里のマネをし、「会ってんじゃん。会っちゃってんじゃん。」と笑った。そして「二度と言うな」と伝えた。

岸井(間宮祥太朗)は、すず(桜庭ななみ)と話をするために呼び出したが、好きな人が出来たと別れを告げられた。

千里は、改めてよろしくと挨拶をした。
そして、晴には好きな人がいるのかと尋ねた。「晴にはいるのかなと思って…。」という一言で、千里に好きな人がいることがバレてしまいからかわれる。

才色兼備っていう感じだからうまくいくんじゃないの?と晴は言う。
誰かを聞き出そうとするが教えてもらえなかった。

来週から乗るシミュレーターの前で、国木田から活を入れられる5人。

その頃千里は、篠崎から、オペレーションサービス部への移動を命じられていた。将来的にはディスパッチャーとしてパイロットと良いパートナーになってほしいといい、千里には適任だと伝える。

訓練しながら社内資格の勉強をし、将来的には国家試験を受けることになった千里は嬉しそうに晴に報告した。

そこに「なるべく早く実家に来て欲しい」と父親の茂雄から晴に電話が入る。
電話を切った茂雄は、病院のベンチに座り込んだ。

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レビュー(感想)

ようやく千里が元気を取り戻しましたね。あれだけ優秀な人が夢をあきらめなくてはいけないって、相当辛かったでしょうけど、父親や国木田のおかげでなんとか前を見られるようになりました。なんか感動したな。

何より心配なのは晴のお母さんです。お父さんが晴に伝えようとするけど伝えられない感じがなんだか切なくて、見ていて辛くなりました。

まだパイロットになれたわけではなく、訓練も残っているのに、この時期に伝えられたら晴はどうなるんでしょうか。心配ですね。

あ、そうだ。千里が好きな人って、国木田でしょ?国木田と晴が恋人同士になるのかと思っていましたが、そうなったらまた千里がかわいそうだな。千里と国木田がうまくいけばいいのにな。

パイロットにもなれずに、好きな人まで晴にいっちゃったら、またショック受けちゃうよ。

個人的には、恋の行方については書いてくれなくてもいいかなと思います。誰かが傷つくのとか見たくないしね。

終盤に近づいてきてるのに、お母さんのことや恋やら、なんだかまだまだ大変なことが起きそうですね。

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