リーガルハイ あらすじ・レビュー(第8話)フジテレビ系列11月27日放送


【第8話】
ネタバレ注意

第8話 あらすじ 11月27日 午後10時~放送(フジテレビ系)

古美門(堺雅人)を訪ねて、黛(新垣結衣)と羽生(岡田将生)がやってきた。黛と羽生は『NEXUS』で受けた案件の共同弁護を古美門に頼みに来たのだ。古美門は、すぐに断るがすでに服部(里見浩太朗)は黛たちについて行くことになっていた。

ひとり残されるのがイヤな古美門は、しぶしぶ同行することにした。

奥蟹頭にある「おざおざの森」を世界財産に推奨する地元住民と反対派の訴訟で、黛と羽生は、推奨派の赤松鈴子(角替和枝)たちから依頼を受けていた。

鈴子の案内で、反対派の代表、赤松麻里奈(遠野なぎこ)が経営するスナックを訪れた。羽生が説得しようと試みるが、弁護士が来るまで待つようにと、麻里奈に言われる。

日本一の弁護士がやってくると聞いた黛たちは、一斉に古美門を見た。そう。反対派の弁護士は古美門だった。

地方の小さな簡易裁判所で調停が始まった。そこに現れたのは別府敏子(広末涼子)だった。驚く古美門たち。別府は先月この地に移動してきたばかりだという。

「飛ばされた」んだと笑った古美門は、窓際に立たされることになった。羽生たちも、心の中で笑ったと言われ同じように立たされた。許可するまで発言を禁じるなど、別府の性格は相変わらずだった。

古美門たちには理解不能な奥蟹頭弁も、別府はしっかりマスターしていた。古美門たちにはどんな結論が出たのかもわからない。別府の希望で、「おざおざの森」に現場調査が行われることになった。

「おざおざの森」はこの村だけのものじゃない、多少生活が窮屈になっても守らなければならないと別府に訴える。

次は、麻里奈の経営するスナックに調査へ行くことになった。そこで鈴子も以前は常連だったということがわかった。

以前はコンビニのような店やハンバーガー屋もあった。麻里奈の経営するスナック「ROPPONGI NIGHT」も賑わっていた。

ある日、新聞に「おざおざの森」の特殊な生態系が取り上げられ、そこに目をつけた役人がやってきた。そして「おざおざの森」を世界財産にするという運動が始まった。

「おざおざの森」には希少種が生息しているが、決め手にかけていた。集落自体が文明から隔絶したマチュピチュであるかのように装い、世界財産を勝ち取った。それは詐欺に等しいと古美門は言う。

世界財産になったことで経済も活性化してきたと黛は反論。

便利で贅沢な暮らしがしたいんだという古美門に、そんなものより誇りが大事だと言う羽生。みんな誇りある暮らしがしたんだという。

世界財産保持か破棄か、住民にアンケートを取り、票を多く集めたほうを住民の総意とみなし、それを双方が受け入れると別府が言い出した。

署名を次々に集めていく推進派。一方反対派は、なかなか票が集まらず、麻里奈は焦りを隠せない。だが、またしても加賀(田口淳之介)の活躍で、都会にしかないものを餌に、反対派を増やしていく。

よそものが格付けしたもののために何で犠牲にならなければいけないんだという古美門の主張もまた推進派の心を動かした。

みんな仲良く暮らしていた頃の写真を見た服部が、麻里奈の隣に写っている男性をみかけていないと言い出す。調べてみるとそれは、鈴子の息子だった。麻里奈の婚約者だったその男性は、東京に逃げてしまったのだという。

調停で、署名の集計をする別府。推進派と反対派は、73:74で反対派が勝利した。すると黛が待ってくださいと言い残し退室した。
そこには鈴子の息子がいた。住民票が奥蟹頭にあるから署名をさせてくれと羽生が言う。もう一度集落に戻って森と共に生きる生活がしたいと息子は言う。

羽生は息子の店の経営について健全ではないといい「元検察だからどのようにも手を回せる」と脅して票を獲得したのだ。黛は心配していた。

そしてその息子は麻里奈にやり直そうといい、反対派から推進派に変えさせた。

75:73で、推進派が勝った。だが古美門はそれで終わらなかった。
そこに加賀が書類を持ってやってきたのだ。奥蟹頭の不自由な生活に嫌気がさし、奥蟹頭を出たかつての住民たちの29名の署名だった。住民票は奥蟹頭にうつされていた。

これで反対派が圧勝した。これで調停が成立したと思われたが、双方が合意しなければならないと別府が言い出した。

そして鈴子に、不服があれば提訴することが出来るというが、どんどん開発して都会のようにするのが家族を壊さない秘訣だと古美門は言った。そうしたいのかと息子に確認すると息子はうなづいた。提訴しないことになった。

「奥蟹頭の住人はあなたたちです。世界中の誰に笑われようと関係ありません」と別府は言った。

奥蟹頭から戻った羽生と黛は貴和のところを訪ねた。「あなたたちには本等のことを話しておいたほうがいいわね」貴和はそう言うと、自分が殺したことを認めた。

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レビュー(感想)

羽生は古美門にやられて落ち込んでましたね。なんだか羽生はどんどん危ない方向へ行ってません?!あんな大声出して取り乱したりして…。

あんな偉そうなことを言うんだったら、自分が住んでみればいいのに。自分は決して住まないくせに、多少の不便は我慢すべきって、ああいう考えイヤ過ぎる!

しかも今回、思い切り脅してましたしね。言ってることとやってることが矛盾しています。古美門のことひどい言い方する割には、自分の方がヤバイ。

いつも書いてますが、羽生は人として甘すぎる。何もわかってない。なので古美門を応援したくなるのです。少なくとも古美門は、いろんなことわかった上でやってるんですから、ただのキレイごと男とは違います。

貴和の裁判もいよいよです。どんな風な結果になるのか、楽しみ!

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